牛骨髄(Tuétano)の贅沢エスキテ(Esquite)

もう9月に入りましたねぇ。今年も残すところあと4ヵ月。

つい最近「今年も頑張るぞぉ!」と気合を入れたばかりだと思ったのですが、もう4ヵ月しかありません!(焦)

最近忙し過ぎ(言い訳)、ブログをサボっていました。(謝)

日本では未だに30度を超える厳しい暑さが続いているとニュースでチラッと見ました。皆さん如何お過ごしでしょうか?

こちらメキシコシティは午前10時現在で17度、日中も25度前後で涼しいぐらいです。

こういう暑い時に日本で汗だくになりながら食べるものと言えばラーメン。美味しいですよねぇ~。3月に一時帰国して以来ラーメンにありつけていないので恋しいです。(涙涙涙)

そのラーメンの代表格はやはりトンコツ(豚骨)。豚骨を十数時間も煮込んで作るスープは病みつきになる美味しさですよね。

メキシコはと言いますと牛コツなんです。スペイン語でトゥエタノ(Tuétano)と言います。

私は正直、あのゼラチン質の見た目が好きになれず、食わず嫌いなのです。。。

行きつけの大衆タコス屋で牛バラのタコス(Costilla コスティジャ)を頼むとスライスされた骨が乗ってくるのですが、その骨に大抵この牛骨髄がちょこっとついて来るんですね。私の嫁の好物で、残さずキレイィに食べるんです。蓼食う虫も好き好き。

そんな嫁に、今度はたっぷりの牛骨髄を入れてくれるエスキテ(Esquite)屋に連れて行きました。

エスキテとは、そぎ落としたトウモロコシを玉ねぎ、唐辛子、チキンの出汁などで煮込んで、マヨネーズやライムの汁、チーズを掛けて食べる、メキシコの代表的なオヤツです。地域よってその呼び名は異なりますが、ここメキシコシティでエスキテ(Esquite)と呼ばれています。

拙宅の近くにコンビニがあるのですが、毎晩毎晩行列が出来ているんです。30メールぐらい。何かなぁと思って入ってみると、エスキテ屋だったんです。

「エスキテごときでこんなに行列ができる訳がない」と思い覗いてみると、客の前で牛骨から牛骨髄を取り出し、そのエスキテにかけているんです!

まさにこれがその現場。

嫁に伝えると「直ぐに行くぞ」と手を引っ張られ、行列の最後尾に。待つこと45分。ようやく【牛骨エスキテ(Esquite de Tuétano)】にたどり着きました。

価格は、ちょっとサイズが大きいのもあるのですが、通常のエスキテの約1.5倍。

牛骨髄大ファンの嫁に言わせると「マジヤバい」らしいです。私も恐る恐る食べましたが、「確かに味が濃厚でウマイ!」

これは私が知る限りココでしか食べられないものです。

16時のオープン直後に行けば人は少ないです。

メキシコに来て頂いた際にもしお時間がありましたら是非お試しアレ~。