アカプルコってこんなところ・前編
メキシコ在住15年目、
「メキシコの素顔を世界に!」
をモットーに、
メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。
アカプルコってこんなところ・前編
☝☝☝今日夕方5時現在のアカプルコ。気温29度、湿度74%だそうです。
アカプルコ!と言っても、
日本の方にはあんまりウケが良くないですよね・・・
☟ココです
それもそのはず。
メキシコには、
世界的に有名な
カンクンがあり、
ロスカボスもあるからです。
現代のメキシコの国際的なリゾート地としては、
上記の2ヶ所に後塵を拝する形となっていますが、
僕はアカプルコ、
ゆっくりするなら
イイと思うんですけどねぇ・・・(笑)
まぁ確かに、
透き通った海、
白い砂浜、
有名なホテルやレストラン、
壮観なマヤ遺跡群、
そういうのを望むのは難しいかもしれませんが、
逆に考えれば、
変に欧米化していない、
メキシコの田舎のリゾート感を残しています。
ホテルも悪くないですし、
景色もイイですし、
サンセットはロマンチックですし(笑)、
メキシコに来た感があるし、
メキシコシティからも近いし、
一泊二日でも、
ワーケーションでも、
ゆっくりするなら絶対イイ場所です。(笑)
今日で僕らのお試しワーケーションは折り返し地点ですが、
嫁と「一週間延長しようぜ」
と話しているところです。(笑)
それぐらい快適です。
そんな事で、
折角なのでアカプルコってどんなところなのか、
その歴史を少し紐解いてみると、
多きく分けて二つの重要な役割を担ってきました。
観光という観点からみると、
外国人が来るようになったのは1960年代。
というのも、
その始まりは、
米兵の保養地として使われたのでした。
この保養地というのは、
元々はキューバだったんですが、
キューバ革命でアメリカと仲が悪くなると、
次の保養地としてアカプルコが選ばれます。
当時はまだ、
カンクンもロスカボスも、
今のようなリゾート地ではなかったからですねぇ。
キューバ革命が1958年です。
でもその頃って頭が狂ったアメリカは、
第二次大戦後、
ベトナムで戦争をしていました。
戦争で憔悴した米兵の保養地として、
アカプルコの国際的なリゾートとしての幕が開けたのでした。
日本のパッケージ旅行や
旅行会社で、
アカプルコを売っているところ、
ないです。(苦笑)
まぁ、
確かに透き通る海と白い砂浜とか、
周辺の遺跡群など、
他と比べると、
目に見える有形の観光資源に乏しいのは否めないですからね・・・
そんな理由で、
日本人でアカプルコをゴリ押ししているの、
僕ぐらいなもんです。(苦笑)
その証拠に、
日本人でアカプルコへの渡航回数(滞在日数ではなく)は1位である自信もあります。(笑)
10年ぐらい前は、
僕の親愛なる友人が仕事で数年に渡って住んでいました。
他にもアカプルコに住んでいる日本人もいたと、
現地の人から聞いた事はありますが、
今はどうなんでしょうね。
そんな僕がヒョロッと行きたくなるアカプルコ。
日本ともふかぁ~い繋がりがあるんです。
続きはまた明日~
アカプルコ・後編メキシコ発【キオテ通信】バックナンバーはこちら!
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