そもそも「アメリカ」って何?見方を変えると「アメリカ」が分かってくる。


 

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メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

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メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

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今日も呑気にメキシコから書いています~(笑)

 

そもそも「アメリカ」って何?見方を変えると「アメリカ」が分かってくる。

メキシコーアメリカ国境の西端。

 

「アメリカ」って皆さんもご存知のアメリゴ・ヴェスプッチさんから命名されています。

まぁ、これって誰が「上陸」したのかってことで、

1502年のコロンブスか、

1500年のカブラルか、

このアメリゴの1497年か、

という論争は絶えませんが、

僕(ら)にとったらその辺の占領者の順位争いはどうでもいい事ですね。(苦笑)

 

当時今でいう北米にはアステカで知られるメシカ帝国や、

皆さんもよくご存じのマヤ文化、

南米にもあの有名なマチュピチュやクスコで知られるインカ帝国がありました。

 

つまり、

「信憑性」で論争している1500年前後より遥かに前から、

今アメリカ大陸と呼ばれている場所には多くの人々が生活し、

様々な文化圏を既に形成したんです。

 

ちなみに「遥かに前」っていうのは、

ベーリング海峡を渡って“アメリカ大陸”に人が流れてきたと考えられる時期、

紀元前4万年~1万年(資料によって差がある)、

ヨーロッパ人がやってきた“たかだか”500年前よりもウン千、ウン万年前から、

僕らと同じ人間によって「発見」されていたんですね~。

 

この今アメリカ大陸と呼ばれている地域で、

最も古い人類の痕跡の一つとされているのが、

この岩絵👇いったい何を意味しているんでしょうね。

バハカリフォルニア半島っていう、

メキシコの北西にある、

LAから南、

サンディエゴの下に突き出た世界最長の半島があるんですが、

そこの真ん中あたりにあるサンフランシスコ・デ・ラ・シエラっていう、

渓谷地帯があります。

そこにこんな岩絵が残されているんですね~。

しかもかなり保存状態もよく。

推定1万800年前のものとされていますが、

「最低でも」その頃には人間による「社会」ができていたのではないか、

と考えられるでしょう。

 

そんな風に始まった「アメリカ大陸」における人間の歴史。

だから日本人が憧れて仕方がない「アメリカ合衆国」っていう国、

英語だとUnited States of Americaで、

「Of America」とか、

なんかいかにも「アメリカ大陸代表」みたいな印象すら持ってしまいムカつきますが、(苦笑)、

(はい、スミマセン、僕が感情的になっているだけで御座います)

アメリカ大陸の人類の歴史から見て行くと、

世界一の大国って呼ばれているアメリカって、

メキシコに比べたら赤ん坊もいいところの国なんですよね、実際。

 

とういうのも、

今でいう北米、

もっと具体的にいうと、

考古学でメソアメリカって呼ばれる地域がメキシコの南半分ぐらいなんですが、

それ以北っていう場所には、

メソアメリカ圏ほど発達した大都市というのが少ないんです。

 

メキシコの北部で一番大きな都市跡(遺跡)というのは、

コアウィラ州のパキメ(Paquime)、

その意味はカサス・グランデス(大きな家)なんですが、

更に北、

アメリカやカナダに行くと、

今でもインディアンと呼ばれていますが、

その人達の祖先が形成していた集落というか街はあっても、

大都市と呼べるような規模を持つメシカ(アステカ)やマヤという文化というのは無かったんです。

(発掘されていないだけかも知れませんが)

 

スペイン人が1519年にアメリカ大陸、

とりわけ今のメキシコの地に上陸し、

当時最も強大な勢力を誇っていたアステカで知られるメシカ帝国の征服作戦を始めていましたが、

北の方はそのメシカ帝国の勢力も及んでいませんでした。

だからメシカを乗っ取ったスペイン人も、

アメリカやカナダの方まで「征服」できなかった(しなかった)んです。

☟ヌエバ・エスパーニャ時代はこんな感じ。

 

だから今のアメリカという国がある場所は、

「新参者」によってはやりたい放題しやすかったんです。

だって誰も大きな力を持っていなかったから。

「お、こんな所にこんな大きな空き地が。じゃあ使っちゃえ~」みたいに。(苦笑)

アメリカって“一応”「自由と平等」を謳っていますが、

そういったインディアンと呼ばれる人達の伝統や文化って、

今どうなっているのでしょう?

まぁ、

この資本主義社会の現代で、

その人達の伝統や文化なんて考えたって一銭にもなんないし~、

興味ないですよね。(沈)

みんなおカネ儲けに忙しいですから。

 

そんな事情もあってですね、

メキシコの人に、

「以前はアメリカに住んでて・・・」とか、

「アメリカ好きなんですよ・・・」、

「アメリカに行きたい・・・」

などいうと、

「はぁ?」っていう顔されますのでご注意を。(苦笑)

「きみ、もうアメリカにいるじゃん」って。

メキシコはもちろん、

中南米の人達はみんな「アメリカン」なんです。

 

その辺、太平洋の反対側の日本人にとったら、

べつにどう考えようと関係ないという人が多いと思いますが、

アメリカに好き勝手させないためにも、(苦笑)

その辺の意識というのは「独立」させて考えた方が、

メキシコやアメリカに対する考えも変わってくると思います。

 

今日は金曜日、

日本の残暑はいかがですか?

まだセミの鳴き声が聞こえていそうですが、

旧暦ではもうすぐ中秋。

今年の名月は何日?

 

日頃の慌ただしい喧騒から離れ、

コロナ禍でご自宅にいることが多いでしょうから、

お月様を見ながら月見酒なんていかが?(笑)

 

メキシコでもコンセプトは同じで、

「秋と言えば収穫」です。

メキシコでは「トウモロコシの月」、

ルナ・デ・マイス(Luna de maiz)と呼ばれ、

夏の終わりと収穫の秋への変遷を意味します。

また今度書きますが、

このトウモロコシの収穫の時期が、

近年変なブームになってしまっている「死者の日」の原型に繋がります。

「変な」っていうのは仮装パレード。(苦笑)

べつにハロウィンしたければ、

メキシコじゃなくてアメリカでやればいいじゃん、

って思うのですが、(苦笑)

まぁ007の影響なんでしょう。

 

コロナ禍で外出も減った今、

そんな1200年ぐらい前から始まった日本の伝統に触れてみるのはいかがでしょ~。

 

ではでは~

 

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