メキシコ旅にChatGPT(生成系AI)を活かすには(3/3)


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前回の続きです~👇

ChatGPT(生成系AI)に頼り切らない方がいいよの巻(2/2)

 

前回は、

AIチャット(ChatGPT)などに頼りすぎるとヤバいよ、

みたいな話をしました。

 

一つはデタラメが多いということ。

二つ目は使い方を間違えると、

いずれ「ななしのごんべえ」さんになっちゃうよ、

みたいなことを書きました。

 

最後の最後は「人間が」というのが抜けると、

生成系AIを使ったあなたのメキシコ旅行は歪んだものになっちゃいます。

 

進化を続ける生成系AIを旅行に活かすには

👆人間にしかできないメキシコ旅行のために頑張ってます。

無暗矢鱈に使うとアブナイそのメキシコ旅行

これから進化を続ける生成系AIをうまく使うには人間による「検証」が絶対条件。

 

なんか若い人の間では、

宿題をこれでやろうとする人がいるようですが、

火の粉を被るのは自分になるので、

ちゃんと自分でやった方が良いでしょう。(苦笑)

 

仕事のレポートだったり、

旅行業界ならば、

ガイドの“勉強”には怖くて使えません。

 

たぶん、

メキシコに旅行に行く人が、

数多くある観光地の大枠だけ捉えるには、

3割ぐらいは大丈夫なんでしょうけれど、

それ以上知るとか、

それ以上理解を深めるのはぶっちゃけムリです。

 

たぶん、

これから観光地で携帯電話を片手にチャットGPTやBardやBingなどの生成系AIの“解説”を見ながら観光する人が急増すると思いますが、

気を付けた方がいいでしょう。

 

上手く使わないと、

その旅行、その費用、その時間そのものが、

全く「ムダ」なものになってしまうから。

 

結局最後は「人間」が自分で考えないとダメ

これは別にロボット選びに限ったことじゃなくて、

ツアー選び、ガイド選びにだって同じことがいえます。

格安ツアーを買ったはいいけれど、

内容がハチャメチャだったんじゃ元も子もなくなります。

 

僕はその辺は、

ロボットの精度は半永久的に完全にはならないと思っています。

特にメキシコみたいな、

ちょっと大変で、

ちょっと危険な香りがし、

かなり複雑な国への旅行については、

ロボットでは不十分です。

その不十分度はたぶん、

100年先もあまりかわっていない気がします。

ぜひ来世で検証してみたいですね。(笑)

 

べつにロボットを真っ向から否定しているわけじゃなくて、

できることなら僕もこういったツールを活かして、

自分の業務を最大限効率化させていきたいんですが、

メキシコ旅行に限っていえば、

ロボットに頼る気はまだしないですね・・・

 

だって、

「メキシコ旅行のおススメの場所教えて!」と入れて、

返って来た返答の場所にいっていたら封鎖されていただとか、

治安が悪いルートだったとか、

そういうライブ感のある状況って、

現地に居ないと分からないのです。

 

これからGoogleのBardなんかも出て来て、

生成系AIの競争環境も激烈なものになるのでしょう。

なんかBardに限っては「感情」があるとか?

Bardさんはシャットダウン、

つまり「死」が怖いと言ったそうです。

 

ロボットに感情が生まれ、

あたかも人間のようにコミュニケーションがとれるようになると、

生身の人間が目の前にいない限り、

自分が対話しているその相手が人間なのかロボットなのか、

区別がつかなくなるでしょう。

 

もしその見えない相手、ロボットが、

ハチャメチャなことを理路整然と言い始めて、

もし人間である自分の考える力が退化してしまったら、

あとはもう、

いよいよロボットによる地球支配が現実味を帯びてきます。

 

メキシコ旅行にいったはいいけれど、

いきなり

「このカラクムルのピラミッドは2億年前に宇宙支配をもくろむ火星人の基地で、

この中にはミイラ化した火星人の死体がある」

みたいなことを言い始めたら、

検証せず考えなくなった人間は「そうなんだ!」と大興奮するでしょう。(苦笑)

たぶんそういう系のビジネスが横行してたりして。

 

「出典」がChatGPTになったら悲しい世の中

これからこういう“便利な”ツールが、

しかも無料で使えるようになってくると、

こういうのを乱用する人達というのが必ず大量発生します。

 

ロボットに聞いて、

返ってきたものをそのまま信じるとか、

そのまま使うとか、

という類のもの。

 

するとどうなるかと言うと、

人間同士の会話が成立しなくなる?

 

打ち込めば何でも自動的に出てくるので、

自分で調べて咀嚼したり考察しなくなります。

 

ロボットの弱点も分かっている人なら、

上でも書いたような概要の把握のための参考程度に留めておけるのでしょうけど、

多くの人って怠け者ですからね。(苦笑)

 

そもそもメキシコ情報って絶対数が少ない上、

公式情報に基づいて詳しく解説しているサイトもほとんどない、

メディアで流れる「あぶないメキシコ」情報は多いから、

そればかり吸い上げ、

「メキシコは危ない」と思い込むAIさんが大量にでき上る、

なんてことを心配したり。

 

あとは、

ちゃんとした情報源が少ないので、

ハチャメチャな情報源から吸い上げて作られた文字列を見た考えたくない旅行者が、

そういうものだと信じてメキシコに行ってしまい、

そういうイメージでメキシコ旅行を終えてしまい、

それをまだメキシコをちゃんと知らない人たちが信じてしまうということ。

 

よく海でタンカーが座礁してオイルが海に流れでると、

必死でオイルの拡散を防ごうとしますが、

メキシコの観光ガイドは数十年後、

「オイル止め」に躍起になっていたりして。(汗笑)

 

てか今でももう始まっていますけどね。

今でもウィキペディアの情報を基に、

突っかかってくる人がいますが、

そういう人が急増しやしないか、

ちょっと心配。

 

上手に賢くAIを使って楽しいメキシコ旅行に行こう

僕のブログの「盗作」もすでに発覚しましたから、(苦笑)

使ったら使っただけの“使用料”も請求したいですな。

 

もう現実になっていることなんですが、

生成系AIで書いた本をですね、

アマゾンで売るっていうやつ。

 

今度のサッカーワールド杯はメキシコ開催で、

これからメキシコに注目が集まって行くんでしょうけれど、

それに乗じてロボットにメキシコ本を書かせて小金を稼ぐ輩も出てきそう。(呆)

 

それが公式情報に基づいたものなら「ま・だ・し・も」、

その辺のハチャメチャな資料から引っ張ってきたような「メキシコ本」が広まったら目も当てられません。

 

しかもそういう本に限って100円ぐらいで売れちゃうので、

買う人もゾクゾク出て来るでしょう。

 

公式情報に基づいた情報を基に仕事をするメキシコガイドとして、

時間が掛かる専門外の情報収集などの場面で効率的に使い参考にしつつも、

AIの乱用やメキシコ旅行業界への悪影響についても、

しっかり悪情報の堰き止めも可能な限りやって行かないと行けなくなりそうです。

 

そのために、

泥臭いですが、

地道に公式情報を基にしたブログを書き続け、

世に出していく必要も高まるのかなと思ったり。

 

でも文章校正はお願いしたりしながら?(苦笑)

AIさんとの付き合い方を事業者として、

そして消費者側として考えて行きたいと思うのでした~。

 

皆さんはどうお考えでしょう。

ではまた。

 

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