皆さん、はじめまして。

メキシコ在住15年目の岩崎 功(コウ)です。

プライベートでも旅行(貧乏旅行)が大好きで、メキシコの南半分(サカテカスがある緯度より南)の要所にはほぼ全て車で行きました。車で行くとその途中の景色が見られて、おいしそうなものがあれば止まって食べたり、気に入ったところで一泊したりと自由がきくので好きなんです。

あとメキシコ国内で地球9周分(36万キロ以上)運転するほどドライブが好きです。(生涯無事故を継続中)

趣味はサルサ(ダンス)です。下手な横好きでやり始めたのですが、とにかく好きで、嫌なことがあっても疲れていても悲しくても、テキーラとサルサで友達とバカ騒ぎすれば全て吹っ飛びます(笑) 僕は2018年に結婚しましたが、メキシコ人の嫁との出会いのきっかけもサルサでした。

あと、メキシコに来てから日本酒を好きになりました。利き酒師のライセンスも取り、テキーラとも絡めてメキシコ人に日本酒について説明するのが好きです。

100%メキシコ人社会で、100%メキシコ人の価値観の中で一日本人(外国人)として生活し、メキシコ国内36万キロを旅してきて、「これぞメキシコ!」と言える所以なるもの、言葉では説明できない飾らないメキシコの良さや日本や他の国では味わえないものを五感で触れて頂きたいと思いこの事業を立ち上げました。

僕が「旅」をし始めたきっかけというのは、悶悶とした大学生活を送っていた時に読んだ、冬のデナリ(旧名称マッキンリー)で消息を絶った冒険家の植村直己さんの「青春を山に賭けて」という文庫本でした。その時に「外国に行こう!」と思いました。でも何も明確な目的が無くです。ただ単にそれまでの惰性で来ていたような生き方を止めたかったのです。

どうせ行くなら仕事もしたいと思い、安く行ける英語圏を探しカナダに決めました。臍を固めた後は資金作りの為にバイトを3つ掛け持ち、学校かバイトかのどちらかしかしていなかったですね。

カナダでは3ヵ月だけ英語の学校に行き、その後農場で働きたかったのですが、時季外れで結局やることが何もなく退屈してしまう始末でした。当てが外れどうしようか色々考えた結果、「一度ぐらいクレイジーな事をしよう」と思い、カナダ中部のマニトバ州ブランドンから大西洋側のニューブランズウィック州モンクトンまで自転車の旅をすることにしました。有名な観光地などに立ち寄っていったので5000キロぐらい自転車で移動しました。街には宿もレストランも店もありますが、街と街の間は森、森、森です。もちろんホテルもレストランもありません。森の中や橋の下や道路際で野宿をしながら街で買い込んだパンとハムとマスタードでサンドイッチをつくり毎日毎食食べるという生活を2カ月半しました。毎日100数十キロ走っていたのですが、ある日膝を痛めてしまい、ある街で2週間ほど公園に野宿して休養していました。やることが無いので、毎日カフェに行って両親や友達に手紙を書いていました。あまりに可哀そうで貧乏に見えたらしく、店員がランチセットをタダで持って来てくれたんです。(喜!)カネもなくサンドイッチしか食べていなかった自分には本当に有り難く感じた瞬間でした。

文字通り「自力」で行ったことで、カナダの壮大な自然を肌で感じられたし、自転車の盗難や怪我、疲れなどトラブルを乗り越え、終えた後の満足は何ものにも代えられないものでした。

そんな20代、30代前半を過ごし、今に至っています。

<案内人プロフィール>

1982年 静岡県掛川市生まれ

1995年 2年間親元を離れ、長野県売木村へ「山村留学」する

1998年 静岡県立浜松商業高等学校に入学

2001年 日本大学商学部入学 2003年中退

2004年ー2005年 カナダに滞在

2006年 メキシコへ渡る

2007年 メキシコ産フルーツの対日輸出を行う小さな貿易会社に入るものの、2008年に倒産

2009年 同じ貿易業界で本格的に営業職を始め、主に未開拓であった地方市場と大型チェーン店の新規開拓に精を出す

2018年 メキシコ人の妻と結婚・ツアー事業立ち上げ

2019年 脱サラ⇒現職

 

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