グアナファト(Guanajuato)村

行くべき理由:

・かつての世界屈指の銀の採掘地であり【世界遺産】

・現代のメキシコへとつながる独立運動初期に歴史的な戦闘が行われた場所

・美しい街の雰囲気を楽しめる

現在は世界遺産でもあり綺麗に整備された街並みは美しく、外国からの観光客も多いメキシコを代表する観光地ですが、1810年に独立運動が動き始めた後は血生臭い激戦の地になりました。北東に55キロほど離れたドローレス・イダルゴ(Dolores Hidalgo)村でスペイン統治に対して反旗を翻したミゲール・イダルゴ(Miguel Hidalgo)神父が、スペイン植民地時代に占領されていたグアナファトを取り戻すべく戦った場所であります。その後アメリカへ武器を調達しに行く途中に北部のチワワ(Chihuahua)市で、仲間のフアン・アルダマ(Juan Aldama)、 ホセ・マリアノ・ヒメネス(José Mariano Jiménez)、イグナシオ・アジェンデ (Ignacio Allende)と共に捕らえられて殺され、首を10年にも渡って晒された場所でもあります。その場所というのが当時食糧倉庫であり、スペイン人の家族らが立てこもり、「英雄ピピラ(Pipila)が銃弾の雨を顧みず扉を破って入ったことで陥落させた」とよくガイドブックにあるのが、アルオンディガ・デ・グラナディタス(Alhóndiga de Granaditas)です。
この建物は現在は博物館になっていますが、実際に鉄の檻に入れられた4人の首が晒されていた建物の四隅の上部に4人の名前が記されたプレートが埋め込まれています。グアナファト市街を一望できるのがピピラ(Pipila)の像で高台となっています。
俗説によると「ピピラは地元の工夫でありイダルゴ神父と共に戦った独立運動の英雄」とされています。しかしこの逸話は作り話です。残念ながら実際に起ったストーリーではありませんのでご注意下さい。
年代は独立運動前の時代(ビレイナトVirreinatoまたはヌエボ・エスパーニャNuevo España)に戻りますが、その時代の銀の採掘量は世界の屈指であり、銀の道(Ruta de la plata)の中で最も重要な銀の採掘地でした。グアナファト市は迷路のように入り組んだトンネル街道が名物で、これらは当時坑道として使われていました。

所在地:

メキシコシティの北西360キロ、車で4時間半程、グアナファト空港から東に30キロ、車で30分、ケレタロ空港から北西に180キロ、車で2時間程

地図:

https://drive.google.com/open?id=1U4EhRCsJNflOvnBMdZ2ePJW5tXBbcj9t&usp=sharing