8M ・3月8日は世界女性デー。メキシコの「女性」は何を求む?
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今日はオアハカ州出身のリラ・ダウンズさんの「La Cumbia del Mole」と一緒にどうぞ~
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お産のシーンと思われる土偶があります👇
さらには、
メキシコで農業改革が始まる前、
つまり狩猟採集民族として、
非定住型の生活をしていた時代ですね、
その頃は「男」も「女」も関係なく、
野を駆け回り、
マンモスなどの大型哺乳類を捕っていたのでした。
「男女」の役割が分かれ始めたのは、
作物の栽培が始まってから。
「女性」がより人間に適した作物を選び、
より大量に収穫できるように、
作物の選別を担うようになったと考えられています。
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メキシコ在住16年目のメキシコガイド兼ドライバーが、
「メキシコの素顔を世界に!」をモットーに、
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正直、僕はこの日が憂鬱です。(苦笑)
今年もこの日が来ました。 世界 #女性デー 。 日本ではあまり馴染みがない?ようですが、 メキシコではある意味“盛大に”祝われます。(苦笑) ぶっちゃけると、 僕はこの日をメキシコで迎えるのが「嫌」なんです。 僕は「女性デー」があることも、 それを記念してデモをするなども良いと思うんですね。 女性の権利向上に必要であるならば、 「女性」はもっともっと声を上げていいと思います。 でもですね、 “一部の”勘違いしている女性たちが、 至る所で破壊行為をするのが毎年の「恒例行事」となっているのです。 (他の国の状況は知りませんが・・・) 👆いやいや、権利の向上を求めるのと、 破壊行為・暴力行為を行うのは別物でしょってことです。 あと、 「女性の権利向上を求める動き」に乗じて、 男性を無暗矢鱈に卑しめる女性というのも意味が分からない。(苦笑) 「あれ?あんた昨日まで僕の友達・同僚じゃなかったっけ?男の僕はゴミでしかなかったのね・・・涙」 なんて思うこともしばしば。(苦笑) 「男なんてこの世から消えちまえ~」という勢いなんですよ。 ホントに。(汗) 👆いやいや、それちょっと違わない?って思うんです。(呆) なんか正論をツラツラ書いていますが、(苦笑) 毎年そういう暴力・暴言行為が起こるのを見ていると、 正直ウンザリするんですよ。 👆これが、「女性の権利」は大事だけれど、 毎年この日が憂鬱になる僕の理由。(苦笑)そもそも女性デーってなに?
で、 この国際女性デーという日、 なんで3月8日で、 いつどうやって始まったのかというと・・・ 1910年の国際会議からとするものが多いんですが、 元の元はというと、 実は日本は開国直後の江戸時代、 1857年の3月8日に遡ります。 時代は産業革命後。 産業革命によって、 社会に大変革が起こったことはご周知の通りですね。 「時間」や「個人」という概念が生まれたのもこの時代。 ちなみに、 ここメキシコでも、 奇しくも同じ1857年に、 メキシコ #社会 に大変革をもたらすことになる動きが出かけていました。 当時のコモンフォート大統領が、 それまでのカトリック教会の権利をはく奪する、 という趣旨を盛り込んだ憲法を発効しようとしたんです。 👆これ、すごい事だったんです。 「女性」どころか、 この時代のメキシコはカトリック教会によって牛耳られており、 「大きな格差」が生まれていたのでした。 それを「やめます~」と大統領が言ったところ、 保守派が激怒。 大統領を脅し、 大統領は逃亡してしまい、 結局この憲法の発効は「キャンセル」に。 この事件を「プラン・デ・タクバヤ」というんですが、 メキシコでこのような大きな変革が起ころうとしていた時、 お隣のアメリカはニューヨーク、 布工場の女性労働者たちが、 賃上げと女性労働者への待遇の工場を訴えて ストライキを行ったんです。 これが1857年3月8日。 その2年後には労働組合を結成します。 更にその56年後の1908年3月8日、 15000人もの女性が再びデモ行進を行います。 この際のスローガンは「Bread and Rose」。 パンは賃金の向上、バラは生活の質の向上を象徴しています。いつから女性は不当に扱われる対象に?の謎。
そもそも、 いつから「女性」は「不当に」扱われるとうになったのでしょう? ちなみに・・・ 昔のメキシコ、 メソアメリカ時代には、 女性は「生命を育む存在」として、 神聖な存在でもありました。 現にですね、 この前の「メキシコシティの最初の住人」の稿でも少し触れましたが、 男性ではなくて「女性」の土偶(中央)が数多く発見されているのです👇 時は紀元前3000年頃のトラティルコ。

なんでメキシコでは「暴動」になるのか?
メキシコでこのような「過剰」ともいえるような反応が起こる背景として、 日本の男女雇用機会均等のようなものもそうなんですが、 メキシコでは多くの女性が「男性による」暴力の被害に遭う件数が多いことが挙げられます。 年間に3000人の女性、 さらにもう3000人の少女(14-17歳)が「行方不明」になっているのです。 そしてこの10年間に約25000人の女性が殺害されています。そもそも男と女が「不自然」なんです。
そういう背景があることは許しがたいです。 男尊女卑という考え方は、 日本にも根強いものだと思います? 「女性役員の積極登用!」なんて言えば、 男性役員からは「女性に下駄を履かせるんかい」と言われるようで、(呆) いえいえ、 てか男性が下駄を脱げばいいっていう話だと思うんです。 「性別」っていう自然の摂理の中に生まれるものを、 人工的に形成された人間社会が、 無理やり「性別」二分して「男」と「女」というジェンダーを造り出しているところに、 もう限界がきていると思うんです? 僕が小学生の頃は、 女の子のランドセルは赤、 男の子は黒って決まっていました。 女=赤、 男=黒と真っ二つに分けること自体不自然であって、 ザックリといえばですが、 黒に近い赤があってもいいし、 赤に近い黒があるのが普通なんですよね。 もっと言えば、 一般的に「赤」って言われているものを、 自分には「黒」というのものオッケー。 だって赤も暗闇では「黒」、 赤を限りなく濃くして行けば、 「黒っぽく」なります。 今では「ゲイ、レズビアン、バイセクシャル」などなど、 いろんな言葉が生み出されていますが、 そもそも「男」か「女」で分けようとするから、 その「どちらにも属さない」という人に、 また別の呼称を付けたがるのが人間。 ハッキリさせないと生きられないのが現代人?(苦笑) 僕はいっそのこと、 性別表記というのを無くせばいいと思うんです。(苦笑) だって、 「性別」が重要視されてるのって、 役所関係の書類とスポーツ大会だけ?じゃないですか。 役所関係なら今なんかマイナンバーやパスポート番号という、 個人の識別番号というのもあるわけで、 もう「性別」なんてどうでもよくね?って思うんです。 スポーツ大会も、 競技者は性別を二分するのが不自然というのを理解した上で、 それでも競いたいなら競えばいいし、 それに「納得できない」なら、 アマチュアで楽しめばいいと思うんです。 そもそもこの世からスポーツイベントが消えても、 人間は生き延びられるし、 必要不可欠なものではないですから。 なんでも地位や名声、おカネに結び付けるから、 「自然」を受け入れられなくなるのでは? なんて僕は思っちゃいます。 ちょっとですね、 そもそも僕ら人間て何よ?っていうことを、 一度考える時期に来ているのでは? そんな風に、 3月8日の憂鬱を感じながらふと思ったわけでございます。(苦笑) 性別とジェンダー、 一言ではなかなか「決着」がつきませんが、 つかなくて当然で、 それが自然なんです。 なんで花にいろんな色があるのか、 というのと同じ議論だと思います。 ランドセルの「赤」と「黒」だけじゃないよねって。 皆さんは昨今の「性別」と「ジェンダー」問題について、 どう思います? では~ [su_button url="https://mexicoct.com/category/blog/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc="バックナンバーはこちら!"]メキシコ発【キオテ通信】[/su_button] 一番下に関連記事が表示されるようになりました~ 画面を一番下👇👇👇までスクロール~ 【お一人のお客様同士のライドシェア】 [su_button url="https://mexicoct.com/rideshare/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc=""]お得なキオテのライドシェア詳細はこちら[/su_button]SNSにてメキシコの写真と動画を多数アップしています!
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