「信仰」は生きるために必要なこと。現代人も「自分」を信じましょう（笑）
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております～。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
もし今日、科学がなかったらどう生きます？
👆この場面が意味すること。キリスト教が今日のメキシコの土台の一部になっています。
つづきです～
前回はこちら👇
前編はこちら～
コトバンクによると、
宗教とは、
「神仏などの超自然的存在に対する信仰、教義、儀礼、組織などをもって宗教と定義」
とあります。
でも日本で「宗教」ってきくと、
なんか一線引いてしまう気になるのは僕だけか？（苦笑）
でも、
それって特定の「宗教団体」と「宗教」をごっちゃにしているからで、
「宗教」自体は、
いつの時代も、
どこの場所にも、
人々の生活の一部、
いや、
「生活そのもの」として存在していたものなんですよね。
日本の神道、仏教然り。
宗教って「信仰」とも言い換えられると思っていて、
とにかく自分が信じるものが、
それがお隣さんも、
そのまたお隣さんも同じものを信じるという集団が生まれると、
やがて一般的に「宗教」と呼ばれる、
仏教、
キリスト教、
イスラム教、
ユダヤ教、
のようなものができてきます。
メキシコで考古学を勉強すると、
必ず出て来る単語があります。
ｃｕｌｔｏ（宗教）
ｒｅｌｉｇｉｏｎ（宗教）
それに付随して、
ｄｅｉｄａｄ（神）
ｒｉｔｏやｒｉｔｕａｌ（儀式）
という単語も出てきます。
ようするに、
超自然的に「信じる対象」、
つまり「宗教」「信仰」が存在していたということ。
その目的は言うまでもなく
「食べるため」
そして
「生きるため」
に他なりません。
メキシコを知らない人が戦々恐々とする「生贄」。
これだって「宗教的儀式」だったんですね。
殺したくて殺していたわけではありません。
しかもなんでワザワザ、
胸を開いて心臓を取り出したり、
斬首までしていたのでしょう。
「フロリダ戦争」という名のもと、
現代風に言えば八百長的な戦争で、
生贄にする捕虜の交換すら行われていました。
これ、
全部「信仰」「宗教」によるものなんです。
旅行者が必ず行きたがるテオティワカン遺跡や、
メシカ帝国の首都テノチティトランのテンプロマヨール、
マヤはチチェンイッツァのピラミッド。
各遺跡にほぼ必ずある「球技の儀式場」、
そういったものって、
ちゃんと「方角」が決めれて配置されているんです。
これも宗教。
「メキシコ式サウナに入りたい！」
と無料相談サービスを期待されてお問い合わせ頂くことがありますが、（苦笑）
「サウナ」と一緒にするな！と言いたい。（苦笑）
入ればいいってもんじゃないんですよね・・・
これ、
テマスカルというものなんですが、
多くのテマスカルは「球技の儀式場」の西側にありました。
これも「信仰」「宗教」からきています。
テオティワカン遺跡のピラミッドの下には、
わざわざ空洞があってお供え物や人骨が発見されているんですが、
これ、
エジプトのそれのように、
「お墓」じゃないんですよね・・・
これも「宗教」です。
メキシコ料理大好きな人、
大嫌いな人、
必ず食べるべきという料理がいくつかあるんですが、
例えばタマルやポソレというものがあります。
ポソレは分かり易い宗教食だったということは有名でしょう。
現在はショーとなってしまっていますが、
ボラドーレスだって宗教的儀式。
なんかゲームにも登場しているようですが、（苦笑）
ケッツァルコアトル神。
そのモデルのヘビ。
ヘビへの信仰自体は古くはオルメカに端を発します。
そんな風にですね、
こういうもの全てをひっくるめて、
メキシコで考古学を勉強すると、
「宗教」と訳せる単語を使います。
つづきは後編で～👇
後編はこちら～メキシコ発【キオテ通信】バックナンバーはこちら！
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