一生懸命やるのとカルト化は別物よ。（苦笑）メタ視点で一つの旅行をより豊かに。
世にある旅行や海外生活について、
ほぼ毎日行き当たりばったりに、
メキシコ現地から好き勝手に書いている、
ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。
成田から直行便でたったの12時間、
2022年の夏休み、年末年始の海外旅行、メキシコ観光は弊社におまかせを。
メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております～。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
👇この道は本当に今の自宅前の道に繋がっていました。（笑）
👆カナダ横断1号線上で。今思えば将来旅行が生業になる運命はこの時から始まっていたのか。（苦笑）
若い時（20代前半）にできる範囲内でいろんなものに触れた経験が今の僕になっています。
前回に続きです～
スペイン語を勉強した方が良いよ・前回
前回は「もしタイムマシンがあったら・・・」という話でした。
僕だったら何するかというと、
- スペイン語を勉強
- 英語を勉強
- 日本や世界の歴史、日本の文化を勉強・体験しまくる
（笑）
特に僕の高校3年間の部活の時間、
今思えばホント勿体ないことした、
と感じちゃいます。
（後悔というか客観的な考察として）
もちろん、
若い時はそんな先の事なんて考えられないです。
全部が手探り。
だからこそ、
イロンナ経験をすること、
いろんなものを見て触れて考察することってとても大事だと思うんですよ。
そうした特に学生スポーツのカルト化は、
そういう子供の時に必要な多様性の側面を奪っちゃうんですよね。
「野球だけ」
「甲子園だけ」
「スポーツだけ」
あともう一つ甲子園で思うこと。（苦笑）
結局大人のビジネスなんですよね・・・
その証拠に球場は広告だらけ、
プロスポーツビジネスのスカウトも目を光らせています。
運よく活躍できて、
スカウトの目にとまったのはいいけれど、
プロ入り後思うように力を発揮できず、
「クビ」って泣いても泣けません。（沈）
べつに野球でもサッカーでもテニスでも、
一生懸命やるのは良いことで、
大事なこと。
でも、
カルト化はどうなの？って思っちゃう僕。
熊本の高校のサッカー部の暴力事件がありました。
あれって氷山の一角だと思っていて、
たぶん穿り返せばお祭り状態になるでしょう。
あれもカルト化した高校の部活が原因だと思っていて、
あの高校に全国から崇拝する監督っていう「教祖」に吸い寄せられるように選手が挙って集まるようですね。
しかもですよ、
教室も「サッカー部員」で固められ、
衣食住も寮生活で同じ人間で固められる。
てことは24時間ほぼ365日ｘ3年間、
同じ類の人間としか触れ合わないわけです。
これ、動物園の動物と何が違うんでしょう？
「高校サッカーの聖地」と語り継がれる学校。
暴力はダメだと思っていても、
教団内の自分の立ち位置が危うくなれば試合にでられないから、
と我慢するって常軌を逸しています。
そこまでしてその「ゲーム」する意味、
あります？
たぶん、
ニュースに出るたびに、
「あーまた暴力事件ね」
と思う人が大半だと思いますが、
そろそろそれが「異常」ってことに皆が気付くべき。
いかにガラパゴス化した狭い世界か、
いかにカルト化した学校スポーツ界か、
ってことに。
かく言う僕だって、
「静岡県の軟式テニスの強豪校」
というブランド目当てに進学したんですが、
今考えれば「～高校卒？だからなんだよ」って思うんです。（苦笑）
第一そんな僕の出身校なんて一歩外国に出れば誰も知らないし。（苦笑）
大学も同じ。
そこで活躍しようがしまいが、
それがその後の長い人生に大きく反映されるって、
冒頭でも書きましたが、
一部の天賦の才能に恵まれた天才たちを除けば限りなく限定的。
スカウトされて巨額の契約金がガボッとはいれば、
そりゃ少しは変わるんでしょうが・・・
「文武両道」ってスゴイ大事な教育要素だと思っていて、
その場の勝敗ではなくて、
「人間としてどう生きるのか」ってことを、
学校は「子供」に考えさせるべき。
学生は大人の名誉獲得やビジネスのお手伝いさんじゃなければ広告塔でもないし、
プロ選手養成所でもありません！！
2022年の酷暑の夏に甲子園球場でぶっ倒れた選手や、
熊本の高校でぶっ蹴られてお目当ての活躍が出来なかった選手、
それ以外の無限にいる「しごき」でぶん殴られたりぶっ蹴られたり走り（パシリ）にされているカルト化した学生スポーツ選手たち。
一人の人間の可能性は無限ですから、
これに腐らずにですね、
できるのであればそんな閉ざされた環境から一刻も早く出てですね、（苦笑）
これまでカルトに費やしたそのパワーを、
世間の評価みたいなものにではなくて、
もっと広い視野で、
「自分のために」使ってみてはいかが？
なんて思った次第。
あ、ちなみにスペイン語を勉強して中南米を旅すると、
人間としてとっても成長できると思います。（笑）
「高校野球で甲子園行きました！でももう30年野球してません！」
より、
「スペイン語ができる！」のほうが遥かに使える技術のような気がします。（苦笑）
日本はついに、
首都圏でも人口減少に転じました。
沖縄を除く46都道府県全て人口減少。
これっておカネの問題だけじゃない気がするんですって、
「おカネがない」メキシコの人達といるとそんな気がしてきます。（苦笑）
お金と仕事と将来への不安に追われるばかりじゃなく、
幸せな「家庭」を築いて、
楽しく暮らしたいですねぇ。
旅行も何かに取りつかれたような「カルト化」は危険。
インフルエンサーと呼ばれる人たちがSNSで発信しまくっていますが、
彼らの旅行を参考にするのと、
彼らのカルト信者になるのは別物よ、という話。
スプーン一杯でもいいので、
「自分の調味料」を加えて自分の旅行にしたいですね。
それにもやはり「俯瞰」が必要になります。
自分が今やろうとしている旅行が何なのか。
例えば「有名」という一つの要素に狂信的にならず、
敢えて俯瞰してその周りにある要素も考慮に入れるというもの。
そうすると、
一味も二味も、
ご自身の旅行にコクが出てきます。
ともあれ、
それには若くエネルギーが漲り、
時間がたんまりある高校や大学の時に視野を広げた方がいいんじゃね？
って毎年繰り広げられる夏の暑い甲子園カルトの選手たちや、
今年熊本で監督という教祖にぶっ蹴られた選手たちの話を聞いて思ったのでした～
甲子園ファン、高校スポーツファンの方、
悪しからず～
ではでは～
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