史実に基づかない観光地は観光地になり得るか。「城泊」について思うこと~(1/2)
世にある旅行や海外生活について、
ほぼ毎日行き当たりばったりに、
メキシコ現地から好き勝手に書いている、
ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。
成田から直行便でたったの12時間、
2022年の年末年始の海外旅行、2023年の春休み旅行、
メキシコ観光は弊社におまかせを。
👇彦根城
👇姫路城
あとは下から見ただけですが高知城(写真なし)、
天守閣はありませんが、
安土城跡も行きました。
👇安土城天守閣跡
熊本城の天守閣はコンクリートですが、
宇都櫓は唯一本物ですよねぇ。
👇熊本城で唯一当時の建築物が現存する宇都櫓
僕の中で一つ基準にしているものがあってですね、
「今の感動」がホンモノなのかを知るための基準を自分の中に設けてるんです。(苦笑)
なにかというと・・・
人間にはいろんな感情があって、
それが他の動物と一線を画す部分とも言われます。
喜怒哀楽の他にも、
細分化すればいろんな感情に包まれて僕らは日々生活しているわけです。
その中に「感動」というものがあります。
おもわず「うぁ~!」とか「うぉ~!」と叫びたくなるあれ。(笑)
あとは同じ感動でも「シクシク」来ちゃうものもあるでしょう。(涙)
テオティワカンに行ったことがある方、
ピラミッドの頂上にたどり着いたときどう感じました?
チチェンイッツァのエル・カスティジョを目にしたときは?
はい、「感動」しましたね~。
「ついに来たぞ~!」って。
偏屈な僕は(苦笑)
そういう時に、
一体自分は何に「感動」しているのかって、
いちいち疑ってしまうようです。
であるとき気付いたんですが、
自分が「ガチで感動」しているときって、
なんかこう、
「周りのモノやヒトが目に入らない、静寂に包まれた空間に一人で突っ立っているような感覚」
になるようです。
「この坂道をあの信長さんも歩いたのかな~」とか考えると、
暫し石垣を見ながら立ち止まってしまいます。
とは言ってもですね。
自分の感動の基準なんて、
他人にはあんまり意味ないですけど。(苦笑)
皆さんはホントに感動するとき、
どういう反応をされるでしょ~(笑)
続きは次回に~👇
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メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、
複雑で広大なメキシコを、 【お得】で【楽】で【濃厚】な完全プライベート日本語ツアーで、 数々の遺跡からグルメ、各地の見所、そして雄大なメキシコの山まで、 尽きる事のないメキシコの魅力をお得にご案内しております! 育児期間中につき、 投稿が断続的になっております~。 落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。「それってホントに楽しい?」という自問。(苦笑)

👆天守閣が国宝の彦根城の石垣。登り石垣で有名です。江戸時代初期1603年に築城着手。
太平洋の反対側のメキシコでは、スペイン人が持ち込んだ疫病や現地住民への虐待なので、人口が急減していた時代です。
地に足がついてない観光問題
知っている人も多いと思いますが、 俄かに「城泊」なるものが、 日本各地で売り出され、 高額ながらも完売になることが多いようです。 僕もまだ詳しくは知らないんですが、 先に正直に率直な感想を言ってしまうと、 「それ、楽しい?」 と思っちゃうんですよ。(苦笑) もし、 それを体験されて「楽しかった!」という人の、 楽しい記憶に水を差す気はないんですが、 ん~、 もしそういうのが圧倒的支持を受けているのであれば、 ちょっとフワフワしすぎじゃね? と思うのです。 なんかこう、 フワフワしている人を「地に足がついてない」と言いますが、 吹けば流される浅はかなものに時間とお金を掛けるって、 僕自身には興味が湧かない、 というところでしょうか。(苦笑) これを書こうと思ったときに、 瞬時にメキシコ観光、 特にメキシコの遺跡や歴史的な場所への観光の仕方が繋がったのです。 「地に足がついてない観光」 たぶん「城泊」って調べればいろいろ出て来ると思いますが、 100万円するところもあるんですねぇ。 べつに100万円が高いか安いかという話をしているんじゃなくて、 100万円の価値がある宿泊であればいいと思うし、 付加価値もつけてドンドン値上げすれば良いと思うんです。 お殿様気分を味わえるVIP待遇が売りだとか? 中には白馬に乗って「お殿様、ご入場~」とやれる城もあるらしい? 日本全国には今60ぐらいの「城」と呼ばれる建物があるようですが、 その内いくつが「本物」かご存じです? 再建されてないお城。 12です。 明治政府が封建制度の遺物として廃城令をだし、 それらの多くは取り壊されてしまった。 太平洋戦争末期にも20ぐらい残っていたようですが、 焼夷弾による火災や、 広島は原爆で、 終戦前の数カ月の間に7つが焼けて13になりました。 終戦の4年後に、 北海道の松前城が失火で焼失、 これで現存する12城となりました。 僕はもともと日本のお城、 というか歴史全般が「苦手」で、 当然「興味」が無かったんですが、 不思議なめぐりあわせと言うんでしょうか?(笑) メキシコの遺跡や歴史を少し知ることになって、 日本の歴史にも少しずつ興味が出るようになりました。 「お城」ってそんな「日本の歴史」の中の象徴的な要素の一つであり、 当時の建築技術の結晶であり、 権力を誇示する建造物です。 歴史と言えば年表です。 年表を縄文時代から一個ずつやるのもいいんですが、 メキシコの遺跡と同じように、 ある特定の遺跡を軸にして、 その周辺を見て行くというやり方も良いかもしれません。 すると必ずとこかで、 別の遺跡、またはお城と繋がるポイントが出てきます。 👆これって本の飛ばし読みのようなもの。 5000年弱に及ぶメソアメリカ史を、 一旅行者が隅から隅まで目を通すのは、 まあ「無理」ですから。(苦笑) 僕は後者の歴史の見方をおススメします~。 例えばテオティワカン遺跡とその周辺のアルティプラノ圏の遺跡とか、 チチェンイッツァとユカタン半島にあるその他の遺跡とか、 という具合ですね。 テオティワカン遺跡に行くならぜひ、 そこだけで満足せず(笑) 関連する前後の遺跡にも足を運んでみてください。現地に行くと本物は違うってわかります。
で、日本のお城に話を戻しますと、 僕の場合はメキシコの勉強を少ししたことによって 日本の史跡にも少し興味が出てきたと書きました。 2021年のコロナ真っただ中に西日本を車で一周したんですが、 実際に何ヵ所か行ってみたんです。 いずれも現存する本物の天守閣で国宝の 松江城と彦根城、姫路城、 👇松江城




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