レジェス・マゴス(東方の三博士)の日は子供たちの最大の関心事(2/2)
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
クリスマス、まだ終わりません。(笑)
👆近所のパン屋さんは大忙し
子供たちが待ちわびるレジェス・マゴスの日
前回👇の続きです~
前回は、
ベツレヘムにいる生まれたばかりのキリストさんにプレゼントをあげるべく訪ねた、
「東方の3賢者」のお話でした。
で今回は、
その「プレゼント」がメキシコの子供たちにも届くという話。(笑)
え、じゃあ、12月25日には何もプレゼントはない?
サンタさんは来ない?
答えは、
25日にもプレゼントはありますが、
基本的にはサンタの影は薄いです。(苦笑)
これまでに何度か、
「メキシコにサンタは来ない」って書いたことがありますが、
ちょっと乱暴すぎましたね。(苦笑)
「サンタが来ないことはないけれど、影が薄い」
と言った方が良いでしょうか。
少なくても、
お手紙に書いたプレゼントは届かない。(苦笑)
“サンタさん”が選んだプレゼントが届くようです。
パンツとか。(苦笑)
昨日5日の夜にスーパーに行ったんですが、
夜12時過ぎ、
眠い目をこすりながら、
スーパーのレジ待ちをする大人たちの列。(苦笑)
はい、
もちろん子供を持つ親たちなんですが、
プレゼント(おもちゃ)を抱え、
深夜のスーパーでレジ待ちするというのが恒例です。(笑)
我が家では・・・
やりましたよ。
初レジェス・マゴス!(笑)
我が家はカトリック教とは無縁なんですが、
メキシコ人でもある子供に、
自分のルーツがつながる場所(メキシコと日本)の習慣を体験させてあげるのは大事だと思ってます。
そこは自分の信仰がなんだとかは関係なく、
そういう土地で生まれ、
そこで育ったという自分のルーツ。
これはやっぱりあった方がいいと思うんですよね。
さすがに「洗礼」はしませんが、
例えばキリスト教や教会について知るとか、
まさに今僕がやっていることなんですが、
「宗教」としてではなく、
すでに一文化と化しているそういう宗教的習慣は、
どんどん子供とも晩強していきたいと思ってます。
1月6日にすること
ちなみに、
普通は今日6日でクリスマスツリーを撤去。
ウチはまだ煌々と輝いていますが、(苦笑)
たぶんこの週末にはお片付けすることでしょう。
そうそう、
あとプレゼント以外に大事なこと。
ロスカ・デ・レジェスをみんなで食べる~、
というもの。(笑)
楕円形のパンです。
店には大、中、小、
場所によっては特大があるんですが、(笑)
二人暮らしのウチでも毎年中サイズを買っちゃいます。(苦笑)
👇これがロスカ・デ・レジェスというパン(暗くてごめんなさい)
後ろは我が家の1月6日時点のクリスマスツリー。
これをこの時期に家族や職場で食べるっていう習慣があるんです。
ロスカ・デ・レジェスの習慣
で、これなんなのかというと、
まず楕円という形。
これは神様の無限の愛を象徴。
そして、
赤とか緑色をしたキャンディー、
じゃなくてアテ(Ate)というフルーツのお菓子なんですが、
これはレジェス・マゴス(東方の3博士)の王冠の宝石を意味します。
もともとは、
1311年頃のフランスで既にあったとか。
それがスペイン植民地時代にメキシコに伝わったようです。
でもこれ、
ただ食べるわけじゃないんです。
「みんなで」というのがポイントで、
言い換えれば「黒ひげゲーム」のようなもの?(笑)
楕円のパンに、
順番にナイフを入れて切っていきます。
その時に、
中からこんな👇人形が出る場合があります。
これが“あたり”で、(笑)
これが出た人は、
2月2日のタマルの日に、
みなにタマルをゴチらないといけないというルールがあります。
👇タマルとアトレ(右)
“あたり”が出ると・・・
で、このお人形なんなのかというと、
キリストさんです。
キリストさんが隠れているパンにナイフを入れるというヘロデ王の行為を模しています。
このキリストさんのお人形、
昔はジャムとかソラマメで、
やがてそれが磁器製のキリストさん人形になります。
昔がそれが“あたる”と、
2月2日の「キリストさんのお披露目」の日(カンデラリア祭)に、
盛大なパーティーをしなきゃいけないという習慣がありました。
今はタマルで済みますが、(苦笑)
昔はパーティーです。(貧)
自腹です。(>_<)!
だからみんな“あたり”は出てほしくなかった。
だから当たっても正直に言わず飲み込んじゃう人が続出。
そこで、
食べられない「人形」に代わっていったというのが歴史のようです。
さすがに磁器製だとお腹が大変ですからね。(苦笑)
そんなわけでして、
2023年1月、
まだまだ続いています、
メキシコのNativitas(キリストさんの誕生)の習慣。(笑)
ではまた~
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