慣れるとシンプルな生活がよくなる。
メキシコでもいよいよ政府が重い腰を上げ、
数少ない規制案を出し始めて来ました。
学校にもよりますが、
学校によっては昨日から来月20日まで休みになるようです。
23日からは食品店や薬局など生活必需品を扱う店舗を除いて全てクローズするとか。
まだ具体的にどの業態の店舗が閉まるのかは分かりません。
ちなみに2009年の豚インフルエンザの時はたしか3-4日間レストランも閉まり、
大打撃でした。
コロナウイルス関係はこれぐらいにして、
そんな中、我が家の毎週恒例の買い出しにティアンギス(即席市場)へ。
午前は少し立てこんでいたため昼時に行ったのですが、
いつもと変わらない光景。
嫁の仕事場は外資系の保険会社なのですが、
昨日より受付担当者を除き完全テレワーク。
家で電話会議していました。(苦笑)
一方で、
拙宅付近にある政府機関の職員や某大手カード会社の従業員は普段通りに出勤し、
昼めしに出ていました。
もちろんマスクはゼロ。
僕らは一週間分の野菜の買い出しと、昼ご飯を食べに。
野菜は安く一週間分・二人分で200ペソ(1200円ぐらい)
今週は肉じゃがと豚の角煮でもやります。(喜)
こんな時、
日本食の味覚を持って生まれたことをうれしく思うんです。
日本食って“簡単”で“種類が豊富”なんですね。
食材も限らたもので意外と簡単にイロイロできる。
しかも飽きない。
味噌、
出汁の素、
わかめ、
昆布、
酒、
みりん、
しょうゆ、
生姜、
があれば大体食べたいものはできてしまうんですね。
片やメキシコ料理はと言いますと、
意外と大変(苦笑)
サルサ(ソース)を作るにしても、
トマト、
チリ、
ニンニク、
玉ねぎを柔らかくなるまで焼いて、
ミキサーまたはモルカヘテという石臼でゴリゴリしないといけない。
コンソメスープを作るにも野菜や鶏がらを入れてグツグツしないといけない。
トルティージャはお米のように買いだめ出来ないから必要な分を食べる前に買いに行く、
またはコマルという鉄板で一枚ずつ焼かなければならない。
モレ?最低3時間は下らないですよ。
その点、
お米は炊飯器で40分、
その間に肉じゃがも豚の角煮も圧力釜で20分、
豆腐があれば鰹節をふって醤油をかけるだけ、
味噌汁は数分、
マーボーも30分以内。
しかも健康的。
もう最高ですね!
メキシコ人の嫁も朝ごはんは100%ご飯と味噌汁とおかず。
その他の日本食も大好きなのです。
そんな事で、
基本食材は数ヶ月分あるので、
スーパーに買いだめに行く必要もない。
野菜や肉だけ必要な分を一週間分買うというスタイルで、
何の不自由も切迫感もありません。
質素な生活も、ような慣れですね。
あるもので良くなってしまい、
贅沢する気も失せてきます。
寿司やステーキ、ラーメンは大好きなのですが、
たまーに食べる時の楽しみにとっておいてあります。
モノが溢れる世の中ですが、
僕らはやっぱり自然があるシンプルな生活がいいですね。(笑)
いやーでも久々のカルニタとトラコジョもうまかった。
しかも安い・・・(喜笑)