おカネの価値を高める方法。

あなたは1万円は1万円と思っていませんか?

この世に生きている人間であれば、

おカネって生きる上で最も重要な要素の一つですね。

 

今のメキシコがあるメソアメリカでは、

当時はカカオや唐辛子がおカネの代わりとして使われていました。

 

余計なお世話かもしれませんが、(苦笑)

僕がメキシコで実践しているおカネとの関わり方を書きたいと思います。

 

(一応お金について参考までに書きますが、

不要な方は下のおカネの話は※まですっ飛ばしてください。)

 

おカネって不思議なもので、

例えば1万円札。

あれって職人さんが一枚一枚手作りで造っている芸術品でもなければ、

骨董価値があるわけでもない。

言わば、紙きれですよね。(苦笑)

あの紙に日銀の記番号や印などがなければ、

タダの紙きれです。

 

じゃあ何でその紙切れに、

日銀のプリントが載ると1万円としての価値が出るのか。

金本位制の時代は、

1万円を銀行に持って行けば、

それと同等の金と交換できるという保証がありました。

これを兌換(だかん)券といって、

一種の約束手形ですね。

おカネを受け取った人はその保証の元、

自分の商品やサービスを顧客に提供していました。

今は金本位制ではありません。

今は強制通用力といって、

金の代わりに法律によって、

支払手段としての通用力を付与されているのです。

 

あと、

日本でみんなが1万円札にそれだけの価値がある、

と思い込んでいるから日本で紙切れでなく1万円として通用します。

でも外国で日本の1万札を出しても、

外国の人はそれがどれだけの価値があるのか分からないから、

日本の1万円は使えません。

1万円を彼らに分かる紙幣に両替して初めておカネとして価値が出るのです。

メキシコならペソ、一部の店では米ドルです。

 

当たり前すぎますよね、、、(謝)

すみません、独り言です。

 

1万円は1万円。

僕の手元に1万円札があっても、

それを僕のマジックで物理的に1万5000円にする事はできません。

なぜならば、

みんなこの1万円札は1万円の価値しかないと思っているからです。

 

でも一つだけ可能な方法があります。

例えば僕が高級メキシコマンゴ2個を1万円で売っているとしましょう。

マンゴ2個=1万円。

でも僕は気前よくお客さんに3つあげます。

するとお客さんが僕に払うおカネの価値は、

1万円から1万5000円になります。

僕は得はしませんが、(苦笑)

お客さんは5000円分得をします。

要するに、

僕は僕の気前の良さで、

お客さんの1万円を1万5000円にしてあげたのです。

 

ではその逆だとどうなるでしょう。

お客さんが1万円だしてもマンゴ1個しかもらえません。

という事は1万円が5000円の価値しかなくなってしまったという事です。

 

この世の中、

このようなおカネの実質的価値って、

いとも簡単に変動しているんです。

ありとあらゆる商取引で。

 

僕が毎週火曜日に行くティアンギス(青空市場)では、

必ずおまけをくれます。

グレープフルーツ5個買ったら一個おまけとか、

ジャガイモ6個かってアボカド一個おまけでくれたりとか。(笑)

スーパーでは有りえませんが、

ティアンギスではよくある事です。

お店側は物理的に損していますが、

お客である僕は同じ金額にも関わらず、

それ以上の商品を得ることができます。

更には、

こういう親切心により、

僕は「またあのおばちゃんの所で買おう」

となるのです。

前回のアボカド一個分のマイナスなど、

直ぐに回収できてしまいます。

 

値引きは絶対してくれませんが、(笑)

毎週火曜日に、

僕のおカネの価値を高めてくれているのです。

 

僕がホームページ(https://mexicoct.com)で伝えようとしている事は、

なかなか伝わりにくいかと思いますが、

僕にお任せ頂ければ、

「メキシコ旅行においては、

お客様のおカネの実質的な価値を増やすことができますよ~」

と提案させて頂いているんですね。

 

同じ1万円でも、

「僕でしたら1万5千円、2万円に増やすことができますよ~」と。(笑)

 

市場のおばちゃんと同じように

僕もディスカントは出来ませんが、(笑)

メキシコ旅行に限っては、

お客様のおカネの価値は高められます。

 

そして、おカネの価値だけではなく、

お客様の人生の一時にも価値を付加できます

 

すみません、

完全にセールストークになってしまいましたが、

実は一度ある方からこんな事を言われたからなのです。

 

ある人:「1日だけ1万円で12時間日本語プライベートツアーお願いします」

僕:「!?(閉口)ムリです」

ある人:「ごめんなさい、ちょっと値切り過ぎました

僕:「なんすかそれ?」(苦笑)

 

明らかにぼったくっているのであれば別ですが、

値切れる人を探すのではなく、

おカネや時間の価値を増やせる人を探す、

という方向に考えた方が、

総合的に物事いい方向に行きます。

 

日本は、

もちろん人によりますが、

値切ることに満足感を得るという変な風潮すらあると

聞いたことがあります。

☝これメキシコではボッタクリ時以外は絶対にしないでくださいねぇ

 

みんなで貨幣価値以上のものを提供し、

お客さんの満足度を上げ、

どんどん幸せ度を上げて行こうではないですか!

 

そうすることが、

経済的にそして精神的に健全な社会に繋がるのだと、

僕は信じています。