コロナ:5月12日現在/ラテンアメリカ諸国の航空会社の現状

コロナウイルスの現状:5月12日現在

上の曲線が合計感染者数

下の棒グラフが新規感染者数

感染者:38,324人

感染疑い:8,817人

死者:3,926人

 

メキシコのGDPの8%以上を占める観光関連産業。

2018年は8.7%でした。

メキシコでコロナのへの対策が講じられ始めた2020年3月の外国人旅行者は、

前年同月比48.4%ダウンでした。

 

日本では馴染みが無いかもしれませんが、

コロンビアの航空大手で同国で2番目に長い歴史を持つAvianca航空が破産手続きを開始しました。

3月に入り急激に資金繰りが悪化し、、

3月末時点にあった現金3億400万ドルは従業員の給料とその他の支払いに充てられ、

5月には半減しているそうです。

同社は約2万人の従業員を抱えています。

ペルーでは既に1000人を解雇しています。

一方で、Avianca航空のライバルでもあるチリの航空王手LATAMはそこまでのダメージはないようです。

両社の明暗を分けたのは、規制でした。

Aviancaは医療システムの脆弱さを理由に、

コロンビアと、エル・サルバドル、エクアドル、ペルーへ運航を全て禁止され、

完全に収入源を断たれました。

一方のチリのLATAMは、

チリ国内とブラジル線で収入源を確保できているようですが、

チリ政府は同社への救済支援はしないとしているようです、、、

 

パナマの航空会社COPA Holdingsは、

Aviancaの3分の1の大きさですが、

同様に就航可能な路線がなく、

月に8500万ドルが消えていっているようです。

 

出典:

https://www.eluniversal.com.mx/

Para evitar la quiebra, como la de Avianca, aerolíneas claman por un rescate

El turismo necesita trato prioritario para reducir impacto en economía: Cicotur