まだまだある、メキシコの新年を迎える儀式。(笑)
メキシコ在住15年目、
「メキシコの素顔を世界に!」
をモットーに、
メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。
まだまだある、メキシコの新年を迎える儀式。(笑)
この写真はネットから拝借。マネしないで下さい(苦笑)
一昨日、
昨日と、
メキシコの大晦日の儀式をご紹介しました。
パンツとブドウです。
こちら~☟
【パンツ】新年を迎える儀式 【ブドウ】新年を迎える儀式
実はまだあるんです。(苦笑)
えっ、もういいですか?
まあまあ、
大変だった年の年末に、
遺跡や歴史みたいな難しい話なんか聞きたくない方も多いと思いますので、
このような話題を話のネタにでもして頂ければと思います。(笑)
今日ご紹介する“儀式”も、
全部輸入品なんですけどね。
メキシコだけではなく、
他のラテンアメリカ諸国でも行われているようです。
ブドウに次ぐもの、
それは「スーツケースを持って道にでる」です。(笑)
意味わからないと思いますが、
その通り、
0時を迎え、
ちゃんとブドウを12個食べた後、
旅道具を一杯につめたスーツケースを持って、
一目散に表に出ます。
どうもその“速さ”も肝心なようでして、
スーツケースをガラガラ、ゴロゴロ、中にはギリギリ引きずりながら、
家周辺の一区画、
ないしは適当にその辺を一回りします。
はい、ただそれだけ。(苦笑)
それで何の願いが中うのかと言うと、
旅行です。
「今年はメキシコに行きたい!」
という願望が叶います!(👈何事もまずは気持ちです!)
特に今回は、
今年旅行関係は散々な年でしたので、
深夜0時に家の外でガラガラと
スーツケースを引きずる人が多くなると思います。(笑)
旅行好きな人にとって、
自由に外に出られず、
只々それを待つ時間というのは、
きっと死ぬほどストレスフルな時間だったでしょう。
(☝痛いほどわかりますよぉ・・・)
二つ目は、
「家の中を掃く」です。(!?)
掃除をするという意味ではなくて、
おはらいのようなものですね。
家の中の悪いものを掃き出すという意味ですので、
勢いが大事だそうです。(笑)
あとは「ひらまめ(れんずまめ)を食べる」
話によるとこの習慣はイタリアから伝わったとか。
これを食べる事により金運が高まるようです。
☝黄色いパンツとの相乗効果の保証はありませんのでご注意を、(笑)
3つ目は、
「夕食を食べたお皿を玄関で割る」
これは聞いた事ありませんね~。
それほど知られていないと思いますが、
お皿を割る事により、
幸運が家に引き込まれるようです。
割れたお皿は友情の証でもあるとか。
ちなみにこれはデンマークの習慣のようです。
4つ目は、
「羊の飾りをプレゼントする」
これはされたことあります。(笑)
これを貰った人は豊かさが上がるそうです。
もらったら玄関に飾っておくとよいそうです。
たぶん、
探せばもっとあるのでしょうが、、、
海岸線に住む人たちはビーチで夜を明かすとか、
新しい服を着る、
ロウソクを12個用意して火をつけ、
0時をまわったら11個をけし、
毎月一日に一つに火をつける、
なんてものもあります。
たくさんあると大変ですので、
今年はこんなところにしておきますネ。(笑)
大晦日、元旦にまつわる多くの“儀式”が、
今もメキシコでは受け継がれています、
ってことをお伝えしました。
明日はいよいろ2020年最後の日。
特に元旦までの3日間、
全国的に寒く雪になるようですので、
風邪、お車での事故、凍結による顛倒などには、
十十十分に気を付けられて下さいネ。
ではまた明日、大晦日に~(笑)
#MexicoCentralTours
【キオテ通信】バックナンバーもどうぞ