スペインの有名博物館に、メキシコの古代の調理器具として展示されているモルカヘテ。


 

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メキシコ在住16年目、

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いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供している、

メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

メキシコの数々の遺跡からグルメ、地方の見所、そしてメキシコの雄大な山まで、

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今日も呑気にメキシコから書いています~(笑)

 

スペインの有名博物館に、メキシコの古代の調理器具として展示されているモルカヘテ。

 

外に出て始めて気付くことって結構ありません?(笑)

 

「何か今日ちょっと冷えるな~」と感じても、

外にでて日が当たるとポカポカしてくるのもそうですが、(苦笑)

「アブナイ」って言われているメキシコに来てみて、

「ん?言われているような雰囲気はねぇじゃん?」と気付いたり、

「メキシコ料理って実はそんなに辛いものばかりじゃない」

ってことも分かったり、

一つの要素だけで「寒い!」って決めつけて

あたかも気温全体が低いかのように思い込んでしまったり、

「アブナイ!」も「辛い!」もそうです。

 

僕はまだ行ったことがないのですが、

スペインのある有名博物館に、

「モルカヘテ」というメキシコの調理器具が、

縄文土器みたいに展示されているらしいんです。

それはあり得るとして、

そこにいたガイドさんか誰かが

「これは大昔のメキシコで使われていた調理器具なんです」

とお客さんらしき人達に説明していらしんです。

僕の妻の妹がスペインに住んでおりまして、

笑ってしまったと聞いたことがあります。

 

だって、

一般家庭で今でも使われていますから。(笑)

 

「え、私のお母さん今でも使っているけど?」って。(苦笑)

 

そんな一般家庭にあるモルカヘテが、

スペインの有名博物館で厳重に管理されているという話。

まぁ

それが発掘物ならわかります。

メキシコの博物館でも、

むかぁ~しのモルカヘテは

厳重に管理されているガラスの内側に展示されていますね。

☟ベラクルスのヒコ(Xico)。900年頃のモルカヘテとされています。

 

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

その「継続性」に価値があるんです。

それがメキシコ料理のスゴイところ。

 

だって、

何千年前からある調理器具を、

今でも使って作る料理なんです。

一見ありそうであまりない例だと思うんです?

 

日本では弥生土器とか土偶が発掘されますが、

それ由来の道具を現代に日常生活ベースで使ったりしませんねぇ?(苦笑)

 

もちろん、

何千年前に作られて現代に発掘された石器を使うんじゃなくて、

それと同じような形状のものを作って使用するという意味。

 

それがメキシコでは、

メタテやモルカヘテ、あとはコマルだったりと、

日常生活で普通に使われています。

 

コマルって今では丸い鉄板で、

各家庭やメキシコ料理屋なら必ずある調理器具。

なぜかって、

これでトルティーヤ(トルティジャ)を焼くから。(笑)

フライパンじゃなく。

 

今は鉄板ですが、

その前は土製でした。

☟こんな感じ。

 

最も古いコマルは600年以降のもので、

起源前のメタテとは比べ物になりませんね。

つまり、

コマルがないってことは、

皆さんがメキシコ料理の第一人者と思われている

タコスのトルティジャ(トルティーヤ)は作れない。

てことは、

タコスってのは早くても600年以降に原型ができたメキシコ料理ということになります。

 

だからタコスって比較的「新しい」メキシコ料理なんです。

さらに、

タコスと言えばケバブみたいに

肉をそぎ落とすタイプを想像される方もいらっしゃると思いますが、

あれは1930年代にやっとこプエブラでその原型が産声を上げたのでした。

これが僕がメキシコ料理=タコス論者に「ちゃうちゃう」っていう所以。

 

じゃあその前は何を食べていたのかってことになりますが、

まずタマルっていう料理が出てきます。

☟これね。

 

タマルを作るには

トウモロコシをギーコギーコと挽かねばなりません。

そこでメタテの登場です。

☟これ。

 

平らだとこぼれるから?

くぼんだ形をしたモルカヘテが生まれた?

その理由は定かじゃないですが・・・

 

そんなわけで、

メキシコのキッチンには、

何百何千年という前から使われている調理道具が、

普通に家庭ベースで使われているわけですよ。

 

たかがタマル一個、

たかがトルティーヤ(トルティジャ)一枚、

たかがモレ、

それらをつくるのに欠かせない調理器具なんです。

 

その内の一つ、

モルカヘテというもの。

これが使われ始めた年代というのはハッキリしていないようなんですが、

公式資料には約6000年前(紀元前4000年ぐらい)から使われていたと書かれいるものもあります。

紀元前4000年て、

まだ狩猟採集型の生活から、

農耕民族への変遷期。

狩猟採集民族は一つの場所に留まらず、

移動を繰り返す生活をしていました。

女性は女性で植物を採集するのに忙しく、

人々は道具などの発明に時間を割けなかったんですね。

 

農耕型定住生活が始まったとたん、

人々の時間に余裕がができました。

その時間を使って様々な文化的要素が「発明」され始めました。

 

それまでは動物を射止めるだけの鏃を造るのに精いっぱいだったのが、

更に手が込んだ道具、

つまりモルカヘテやメタテなどの調理器具が発明されました。

しかもこれらって石製なので重いんです。

重いと移動しないといけない狩猟採集民のライフスタイルには適合しませんね。

 

モルカヘテって、

Molcajet

と書くんですが、

もちろんナワトル語出身です。

諸説あるようです。

mulcazitl、

mollicaxtli

temolcaxit

という具合ですが、

公式の情報源によると、

mollicaxtliか、

temolcaxit

から来ていて、

サルサやモレようの「器」とか、

「くぼんだもの」っていう意味のようです。

☟今はこんな風に料理の器としても使われています。

その名も「モルカヘテ」という料理。

 

そんなわけで、

メキシコ料理教室では、

ぜひぜひモルカヘテやメタテでゴリゴリして料理してみて下さい~。(笑)

 

ではまた~

 

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