メキシコは来週独立記念日。そしてスーパーではもうこのパンを見ました。死者のパン、パン・デ・ムエルトス。


メキシコ,観光,旅行,ガイド

 

あなたの1日、ココから始まります。(笑)

役に立つお得なメキシコ情報をほぼ毎朝発信!

 

メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

複雑で広大なメキシコを【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、

いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供している、

メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

メキシコの数々の遺跡からグルメ、地方の見所、そしてメキシコの雄大な山まで、

尽きる事のないメキシコの魅力をお得にご案内しています。

 

今日も呑気にメキシコから書いています~(笑)

 

メキシコは来週独立記念日。そしてスーパーではもうこのパンを見ました。死者のパン、パン・デ・ムエルトス。

 

自然の季節感があんまり感じられないメキシコ。

 

日本のように春夏秋冬がハッキリしていて、

春は桜、

夏は緑、

秋は赤や黄色、

冬は白みたいな、

全くない事はないですが、

気温も寒暖の差が少なく、

心電図みたいに、(例えが変ですが・苦笑)

ピッ、ピッ、ピッと所々年中行事があって季節を感じます。

 

8月もフュンッと過ぎ去りもう9月。

9月は9月で半ばにメキシコで最も重要な日の一つ、

独立記念日があります。

メキシコの独立については毎年書いていますが、

これについてはまた後日詳細をアップしますネ。

 

日本は外国に占領された期間が短く、

メキシコのような旧植民地国のように、

宗教から言語、アイデンティティまで、

ズタズタにされた上、

外国文化への随順を強要されたという経験は、

それらの国よりははるかに浅いのではないでしょうか。

 

だからペーパー上アメリカの占領が終わったとはいえ、

それを祝うってことってないですよねぇ。

 

メキシコは今から502年前の1519年11月8日に、

エルナン・コルテス(Hernan Cortes)率いるスペイン人達が、

アステカで知られるメシカ帝国と敵対する部族トラスカルテカ族などを引き連れて、

今日メキシコシティがあるメキシコ盆地に乗り込み、

2年後の1521年8月13日に、

メシカ族との交戦を終え、

スペインによる植民地時代が幕を開けました。

 

それから約300年に渡り、

スペインの植民地ヌエバエスパーニャ時代が続き、

「太陽が沈まない国」と呼ばれるスペインの主要な海外拠点となりました。

しかしそんな大国の支配も次第に綻びが出始め、

とうとう1810年には同じスペイン人の血を引く神父、

ミゲル・イダルゴさんが、

グアナファト州ドローレス・イダルゴの教会で、

地元の群衆と共に植民地政府に宣戦布告、

それから血生臭い独立戦争が11年に渡って続くのです。

 

今からちょうど500年前の8月24日に、

コルドバ条約の締結をもって正式にスペインからの独立を果たしたのでした。

ちょうど300年という節目。

その後、

第一次メキシコ帝国(El Primer Imperio Mexicano)

と呼ばれる立憲君主国が、

皇帝アグスティン・デ・イトゥルビデの下に発足、

しかしイトゥルビデの横暴が禍し追放・処刑されてしまうんです。

 

ここから国名にMEXICOが登場してきますが、

実は国として正式にMEXICOとなったのは、

1824年10月4日の最初の憲法の発効から。

 

一口に「独立」といっても、

10年に渡る戦争、

その終決、

そして第一次メキシコ帝国、

その後の

「Estados Unidos Mexicanos」

という独立した(民主)国家の誕生と、

いろんな節目があるんですね。

 

(民主)としたのは、

表向きは選挙によって君主を選ぶ国です(でした)が、

まぁいろいろゴタゴタするわけですよ。(苦笑)

一応選挙はするものの、

票の操作合戦や無期限再選を可能にしたりと、

30年以上に渡って大統領の座に居座った人もいたり、

その独裁体制を終わらせたメキシコ革命1910年の後も、

3人の大統領が暗殺されるなど、

混沌とした時代が続きます。

この辺、

登場人物が多すぎてややこし過ぎるので、

また機会があれば書こうと思います。(苦笑)

 

メキシコの独立記念日というのは、

独立戦争の終戦でなければ、

第一次メキシコ帝国やメキシコ合衆国の誕生でもなくて、

ミゲル・イダルゴさんと同志による宣戦布告の日、

つまり1810年9月16日が、

その記念日とされています。

 

なんか、

ややこしいですね。(苦笑)

 

独立といっても、

完全に独立国家として安定するには、

まだまだ険しい道が続きます。

それも無理もありません。

だって300年(江戸時代よりも長い)にも渡って、

世界最強のスペインという国の傘に守られていたわけです。

その傘が突然外されて、

というか自ら外して、

自力で国家運営をしなければならないという、

急旋回もいいところなんですね。

 

権力争いを繰り広げた大統領やその他リーダー格の人物は、

メキシコ史上に名を残していますが、

それに振り回された庶民はどんな想いで過ごしていたのでしょう。

 

独立関連も毎年書いていますが、

またの機会に、

もう少し咀嚼して書ければと思います~

今日はざ~っ大雑把に書きましたので。

 

そう言えば、

今日って「死者のパン」の話を書こうと思っていたような?(苦笑)

冒頭の季節感の話から脱線して、

メキシコ独立記念について書いていました。(沈)

 

パンの話はまた今週にでも書きます~

では~

 

メキシコ発【キオテ通信】バックナンバーはこちら!

 

【お一人のお客様同士のライドシェア】

お得なキオテのライドシェア詳細はこちら

 

SNSでもどうぞ!

#MexicoCentralTours

facebook instagram

 

メキシコ旅行無料何でも相談窓口はこちら☟
どしどしお問合せ下さい!

または、
メール ko@mexicoct.com
ライン koiwasaki-mx
友達追加はこちら☟
Add friend
必ず24時間以内に返信を差し上げております。
もし返信がない場合には、技術的な問題で届いていない可能性が考えられます。
大変お手数ではございますが、フェイスブックメッセンジャーまたはお電話下さい。
050-5539-7594(国内通話料金が掛かります)

呼び出しや応答までに若干時間が掛かります。
また、時差(日本−15時間)や通信状況によってお電話を受けられない場合が御座います。
その場合は後ほど着信番号にお電話させて頂きます。何卒ご了承ください。

【人生のリバイバルコーチング事業】
私岩﨑はICF(インターナショナル・コーチング・フェデレーション)認定、
ライフコーチング業も営んでいます。
皆さんが一度限りの人生、
限りある人生を有意義に生きられるようお手伝いさせて頂きます。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。

ラテン人生のリバイバルコーチング事業はこちら
author avatar
IwasakiKo