自分が食べているものが分かると自分が分かる。その自分を追っかけていくと行きつく先は・・・(笑)・2 /2


 

世にある旅行について、

毎日行き当たりばったりにメキシコから好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】の時間です。

 

メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

複雑で広大なメキシコを【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、

いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供している、

メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウで御座います。

 

メキシコの数々の遺跡からグルメ、地方の見所、そしてメキシコの雄大な山まで、

尽きる事のないメキシコの魅力をお得にご案内しております。

 

自分が食べているものが分かると自分が分かる。その自分を追っかけていくと行きつく先は・・・(笑)・2 /2

 

前回の続きです~

前編はこちら~

食べ物・前編

 

コロンブスと言われているのですが、

コロンブスはメキシコ沿岸には到達していませんね。

その説が本当なら、

おそらく今のホンジュラスやグアテマラあたりで、

その種を手に入れたのかと。

 

メキシコのご先祖さん達が

紀元前5000年ぐらい前から

改良に改良を重ねて、

1500年前後には極めて一般的な作物としてして常食されていたトウモロコシは、

今の国境を超えて、

グアテマラやホンジュラスのマヤ圏でも、

一般的な作物になっていたのでした。

 

 

全てのトウモロコシのDNAは、

原産地のメキシコに通じる、

ということ。

現在世界で食べられているトウモロコシは、

品種はいくつあるのかは知りませんが、(苦笑)

トウモロコシである以上、

その何百、何千?て枝分けれした品種の根っこは、

今もメキシコで栽培または生息している60種の何れかに通じるのです。

そしてその根っこは、

Teotzintle(テオスィントゥレ)まさにこの方☟です。(笑)

 

で、

そんなトウモロコシの話は有名過ぎるので、

僕が言うまでもないんですが、

上記以外にもまだまだあるのですよ。

 

ちなみにカカオっていう、

チョコレートの原料があるんですが、

Cacahoquáhuatlが語源。

そこから、

Xocoatl(ショコアトゥル)がチョコレートになります。

XocoはXococ、ナワトル語で苦い。

Atlは水という意味。

苦い水。

カカオ100%を食べたことがある方ならお分かりだと思いますが、

顔が酸っぱい梅干しになるぐらい、

すっげぇ苦いんです。(苦笑)

 

バニラも同じくメキシコ原産で、

これはメキシコ湾側のベラクルスという州があるんですが、

その一帯で発展したトトナカ文化圏トトナカパンのお生まれです。

今日ではバニラとか、

スペイン語ではバイニィジャと呼びますが、

昔はアステカで知られるメシカ族はtlilxochitl(黒い花)と呼び、

原産地のトトナカ語ではcaxixanat(カシシャナッ)

またはxanath(シャナッ)、

マヤ語でzizbic(シスビック)、

などと呼ばれていました。

 

確か数年前だかに、

世界最大の生産目のマダガスカルのバニラが、

疫病で大ダメージを受け、

バニラの供給に影響がでました。

そこで、

近年はバニラの生産国としては下位に沈んでしまっていた、

原産国メキシコのバニラに注目が集まっているようです。

でも現在って何でもコストと効率で、

現代人て化学調味料も大好きですから、

世界に流通するバニラ系の香辛料の内2割しか、

ナチュラルのバニラじゃないようですよ・・・

 

あと勘違いが多いものですと・・・

 

パイナップルです。(驚)

これってハワイの原産と思っている人が70億人ぐらいいるらしいですが、

実はメキシコなんです。(苦笑)

現にナワトル語でtlapalxoctliと呼ばれていました。

たぶん、

トウモロコシ、カカオ、バニラ、カボチャと並んで、

世界で最も成功しているメキシコ代表の作物の一つですね。

ハワイの他に、

ブラジルやパラグアイのあたりが原産という資料もありますが、

ん~、僕はどう言ったらいいのでしょう。

メキシコの考古学の専門誌の情報なので、

デタラメは書かないと思いますが・・・

 

そんなわけで、

挙げればゾロゾロと出てきますが、

残りは追ってご紹介していきたいと思います~。

 

もう一度言います。(笑)

 

「自分が食べるものは自分になり、それ故自分であり、

その自分が普段何気なく食べているもののいくつかは、

メキシコの土に繋がります。」

 

メキシコの土で生まれた、

或いはメキシコの地で、

メキシコのご先祖様によって食用になるまでウン千年という年月をかけて、

「改良」された作物のDNAを、

今日あなたはあなたの身体に取り入れているのです。(笑)

 

そう考えると、

日本生まれの作物って少ないようで、

ここまで世界的に普及しているものって殆どないのです。

ウド、三つ葉、フキとその他数種だとか。

日本の主食だって、

元の元は輸入品ですからねぇ・・・

 

何気なくスーパーで手に取る野菜やフルーツ。

そのたびにメキシコのご先祖様をご想像して頂き、(笑)

そして、

一度はその原産地にですね、

ご自分で足を運ばれてみて下さい。

一ヶ所というワケではなく、

「最古」とされる場所だっていくつかある場合があります。

 

例えばトウモロコシはテワカンやオアハカ、そして隣国グアテマラにも、

カカオはオルメカ圏やチアパスのソコヌスコ地方、

トマトもカボチャもテワカンやオアハカの洞窟、

アボカドはいろいろ説があって、

今の主要生産地はミチョアカン州という中西部なんですが、

原産地はプエブラ近郊だとか。

 

こういう原産地を訪ねる旅って、

その土地でしかできない事ですから、

凄くいいことだと思うんです。

 

中には「へ~ふ~ん・・・」

という人もいるのでしょうが、(苦笑)

でも考えてみれば興味深い事だと思うんです?

 

僕だったら、

奈良の正暦寺、

行ってみたいですよ。(笑)

たとえお酒は無くても、

ここで清酒が生まれたんだなぁって、

思いにふけるっていうか、(苦笑)

そういうのが好きなんです。

今年西日本を一周した時は、

坂本龍馬の生家跡に行きました。

特に何かあるわけではないんですが、

「ここでお生まれになったんだねぇ・・・」と。

あとは鹿児島の西郷隆盛が倒れた場所も。

 

有名無名に関わらず歴史的な場所ですね、

二条城は有名過ぎますが、

偉人のお墓巡りもヨーロッパでしてみたいんです。

 

そんな「変な」旅行癖がある私岩﨑功で御座いますが、

「変」ですかね?(笑)

僕としては至極意味あり過ぎる旅行の仕方だと思うんです。

やっぱりその「現場」に行くとですね、

その当時の情景や、

その事件や人についてももっと知りたくなるんですよ。

それが旅の価値だと、

僕は勝手に定義づけております。(笑)

 

ではまた~

 

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