結局外国の旅行者が見て体験したそれが「ザ・メキシコ」になるような。(3/6)


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前回の続きです~

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メキシコ旅行業界への提言:決まった形のキャンバスからボチボチ出たくない?(2/6)

決まった形のキャンバスから出たくない?

駅に入る列車

👆チワワ鉄道

それが続くと「よどみ切った池の水」になっちゃうよ

僕が「もっと大事な所たくさんあるのに・・・」

というと「そこは有名じゃないから・・・」と却下されることもしばしば。

 

そうしていると、

結局メキシコの旅行はこの先100年、

ずっと進化せず、

毎回同じゴールデンルート、

ずっとグアナファト、サンミゲル、テオティワカン、メキシコシティ、チチェンイッツァ、カンクン、トゥルム、

への往復という流れから発展しないし、

外国の旅行者からしたらそれが「ザ・メキシコ」となります。

 

もちろん、

そういったゴールデンな芸人とかゴールデンな観光地というのはずっと必要で、

それらが「知らない人」の興味を呼び引き止めます。

今のお笑いのドンの方がいるからこそ、

多くの人の関心を引き留めるのでしょう。

 

ちょっと僕はこの辺、

1800年代後半のメキシコ社会とも似たような現象だと思っていて、

「よどみきった池の水」のような状態。

「そろそろ出ようぜ」というのがディエゴ・リベラとかオロスコ、シケイロスのような画家の才能を爆発させるきっかけとなった「壁画運動」に繋がったわけです。

 

だから個人的はダウンタウンが未だに大好きでこれからも見続けると思うんですが、(笑)

続く芸人さんは日本マーケットだけに留まるのではなく、

もっと外に向いて欲しい、

なんて思っちゃったのでした。(汗笑)

 

難しいけど外国でウケて欲しい

たぶん、そのまま外に持っていくとほぼ必ず「笑われない」でしょう。

言葉も大変です。

でもいつしか必ず慣れる時がくる?なんて思っています。

 

漫才とかコントで、

即興も大事だと思いますが、

ある程度練習で何とかなる部分もあると思うんです?

 

日本の芸能界のグローバル化。

歌舞伎だって外国人の興味・関心を呼べるのですから、

日本の「お笑い」だってできるんじゃね?と思うのです、素人ながら。

 

一連の“騒動”をみて一種の閉鎖性を感じてしまったのでした。

 

それを「壊す」という点で、

僕は中田さんのご意見には共感できます。

 

そんな事いうと、

「大変なんだから、一度やってみん」

なんて突っ込まれたりして。(苦笑)

 

いやいや、だからそこじゃないでしょ。(苦笑)

 

そう考えると、

これって今の日本の元気のなさの根本にあるものだと思ったりもして、

 

「今まだオモロイからいい」みたいな。

「今まだこの製品売れてるからいい」もそう。

「今まだこのアイドル売れてるからいい」とかも。

 

日本て少子化とはいえ、

いまでもそこそこ人口が多いから、

国内で何とかなっちゃいます、まだ。

だからガラパゴス化と言われるサービスや商品がまだ多い?

 

僕だっていずれ淀んできます

かく言う僕だってまだ日本のお客様の比重が高い。

僕の課題はこれからどう外国人のお客さんの比率を高めていくか。

どうしたら日本以外のお旅行者にも、

メキシコの魅力をより感じて貰えるか。

 

大変ちゃ大変だけど、

どんな時もやるべき課題があるというのはモチベションになりますね。(汗笑)

 

あとは、そうですね~、

僕自身が伸ばしたい場所。

メキシコという国は皆さんが想像するほど広く深い国。

 

そんな広く深いメキシコに散らばる飾らない「日常」を集め、

「メキシコで楽しみたい!」というお客様が、

気軽に、楽に、お得に楽しめるよう商品化すること。

 

いくら素材があっても「商品」でないと売れない。

でもだからといって過剰包装だと中身が小さくなっちゃうから、

ホンモノの良さが伝わりにくい。

 

なるべく裸に近い形で商品を出し、

見かけで買ってもらうより、

ちゃんと中を見てもらった上で買っていただきたい、

というのが僕の中では大事ですかね。

 

旅行業って「時間」を売る商売ですから、

一度満足できないとその時間というのは消えてなくなっちゃいます。

包装紙を開けて、次に箱を開けて、出てきたものが「あれ・・・」だったら、

お客さんのその時間というのはどこかえ消えてなくなっちゃいます。

 

だから観光ガイドって思われている以上に責任重大。(汗汗汗)

 

最近のお問い合わせで考えさせられたこと

で、ココ最近、

とある件でお問い合わせをいただいたんですが、

少し考えさせられました。

 

海外旅行の、メキシコ旅行の目的は各々違って当然でそれはそれでいいんですが、

ちょっと度が過ぎてくるとですね、

それはそれで双方(メキシコ観光業界とメキシコへの旅行者)にとって、

あんまりよろしくない事態になるよねって思ったのです。

 

これも「メキシコ観光業界への提言」の一部として、

メキシコへの旅行者の「注意喚起」という視点から書いてみようと思います~。

 

続きは次回👇に~。

https://mexicoct.com/blog/comentariosobreturismo-4/

 

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