これであなたもメキシコ通!メキシコから歴史を面白くする方法。
世にある旅行や海外生活について、
ほぼ毎日行き当たりばったりに、
メキシコ現地から好き勝手に書いている、
ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。
成田から直行便でたったの12時間、
2022年の年末年始の海外旅行、2023年の春休み旅行、
メキシコ観光は弊社におまかせを。
メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
独立は新たな時代の幕開けとなるか。
👆201年前の今日のメキシコシティ中心部、通称青タイルの家の前。賑やかだったみたいですよ~(笑)
外国の歴史がつまらない理由と面白くする方法。
前回の続きです~👇
前編
他国に海外旅行いっても、
旅行先でガイドさんを雇っても、
ましてや聞いたこともないメキシコのような国ことを、(苦笑)
学校の教科書や学者さんの本か何かで“勉強”したって、
ぶっちゃけ良く分からないし、
その時が過ぎればすぐに忘れ去られちゃいますよね。
僕は元々勉強が苦手で、
勉強に面白みを1ミリも感じない苦痛でしかなかった学生生活から“ようやく”解放されて、
二十歳過ぎにようやく赤ちゃんのようにヨタヨタ歩きを始め、(遅)
23の時にメキシコという国に辿りつきました。
(たまたまね)
「人類の遺産の宝庫メキシコ」という国に来て、
当然みなさんが感じられるような賑やかな雰囲気やキレイな景観を見るたびに、
アマチュアトラベラーとしての心がウキウキしたのを思い出します。
が・・・(苦笑)
そんな上辺だけの旅行に飽き始めてきたのでした。
そんな退屈な状態でやる旅行に限界を感じたんです。
だって、
「きれいな景観」とか「きれいなリゾート」とか、
べつにメキシコじゃなくたってあるし~、(苦笑)
メキシコより「整った景観」なんていくらでもあると思います。
そんな自分がそれまでにしてきた不毛な旅のスタイルに疑問を感じていた僕。
その疑問は的中し、
メキシコの観光ガイドになるための養成所でおもい知らされることになったのでした。
「何を言っているのが全く分からない・・・」
その時点で僕はメキシコに15年ぐらい住んでいたんですが、
ほ・ん・と、
このメキシコという国を何も知らなかったと痛感したんです。
ガイド学校で1万回ぐらいノックダウンした後、(汗)
ようやく少しわかるようになってきたんですね。
「おー、今の昨日のあれと繋がったよね」って。
そうすると、
以前から抱いていた疑問がだんだん解けていく感じ、
そうしたらもう後は勉強するのみ。
「そういうことだったのね~」の連続で、
「だから独立って大事なんだね~」とか、
「だからテオティワカン遺跡て凄いのね~」とか、
「だからピラミッドがたくさんあるのね~」とか、
「だから生贄なのね~」とか、
メキシコで耳目に触れるものに理由付けができるようになってきました。
もちろん僕はまだまだ経験不足。
でもたぶん、
その理由付けって死ぬまでやると思います。(笑)
だって、分かってくると面白いから。
仕事というか趣味ですね。(笑)
そんな風に、
ガイド学校でノックダウンを1万回経験した僕が考える、
歴史を面白くする方法。
「もし~だったら」って考えるといいよって話を昨日しました。
皆さんにとって、
メキシコという国は「よそさんの国」であって、
なかなか身近に感じることは難しいですが、
そういう時は断片でもいいので、
知っている世界史と繋げてみるといいかもしれませんね。
仮にメキシコなら、
メキシコのピラミッドやアステカやマヤ、
各地の遺跡やキリスト教の大聖堂だけじゃなくて、
例えばヨーロッパを舞台にした大航海時代とくっつけて見て行くと分かり易くなり、
更に日本史となら、
ポルトガルによる鉄砲の伝来や、
フランシスコ・ザビエルとも繋げることが出来ます。
歴史的観光地は世界の潮流の中の一点と考えると・・・
そうなんです。
信長さんのちょっと前の時代から、
秀吉さん、
家康さんの時代の初期というのは、
実はスペインを通じて今のメキシコとも繋がっていたんですね~。
日本の戦国時代、
海の向こうのメキシコ(当時はスペインの植民地ヌエバ・エスパーニャ)では、
いやアメリカ大陸では、
アステカで知られているメシカ帝国が終焉を迎え、
習慣、宗教、言語、そして文字通り人間の血までが、
ヨーロッパのそれらと急激に混ざり合いを始め、
大大大変動が起こっていた時代。
👆このインパクトのでかさ、わかります?
ある年を境に、
日本がいきなりスペイン語になり、
キリスト教になり、
神社やお寺が壊されて上にかぶせるように大聖堂が立ち、
白人の血が混ざって金髪や青め高身長の人間が増え・・・
という風になったら、
皆さんはどう感じられますでしょう?
それが日本の戦国時代に同時進行で実際に起こっていたのです。
ここメキシコで。
👆これも岩﨑功流What if思考法です。(笑)
1565年からは、
対アジア、スペインの貿易船ガレオン船による貿易が始まり、
日本とも交易がありました。
1614年には、
江戸幕府から派遣された支倉常長氏一行が、
当時はスペインの植民地であったアカプルコに上陸し、
メキシコシティ経由でベラクルスに渡っています。
👇支倉常長さん
👇支倉常長さん一行の足跡
ちょうどその後に日本(江戸幕府)は鎖国に入り、
それがメキシコの独立戦争(1810-1821)終結の32年後ぐらいまで続くわけです。
ちなみに・・・
1542年頃に「ポルトガルから鉄砲が伝来」したと考えられていますが、
あと38年遅かったら、
「スペインから鉄砲伝来」と歴史の教科書が変わっていたのです。
👆ほら、またWhat if(笑)
というのも、
1560年~1640年までの80年間に渡って、
スペイン王がポルトガルも統治していた時代があったんです。
つまり、
その間ポルトガルはスペインだった。
大航海時代に「太陽が沈まない国」として知られたスペインの下、
こういう👆世界の歴史の潮流のど真ん中にあったのが「メキシコ」。
日本を含むアジアとヨーロッパのスペインのちょうど間、
それが「メキシコ」です。
👇大航海時代のスペインとポルトガルの交易ルート
👇スペインのメキシコ-アジア間の太平洋ルート
そんな歴史の変化の一端を担ったのがこのイトゥルビデさんであり、
昨日ペタペタと貼り付けた画像が彼の最期にまつわる歴史的現場なんです。
そこに実際に足を運んでみるとですね、
その世界史の潮流を感じることができます。
人類の遺産の宝庫メキシコを楽しむには・・・(笑)
これ👆が人類の遺産の宝庫メキシコへの旅行の醍醐味の一つなんですね。(笑)
僕のメキシコシティや地方のツアーでは、
ただ機械的に建造物や場所の歴史を説明せず、
こういう歴史的な文脈を可能な限り活かしながら歴史的な場所を周るのでより分かり易くなりますよ~。(笑)
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時間にもよりますが、
ヨーロッパ建築を中心にしたルート、
あとはメソアメリカ時代(メシカ時代)から、
ヨーロッパ化への流れを感じるルートも可能です。
そんな背景を知って周られると、
VRギアカメラ無しでも
過去の情景が頭に浮かんでくるものです。
その現場で一瞬タイムスリップできます。(笑)
まあ、
綺麗な町並みを見て歩くも立派なメキシコ観光なんですけどね、
ちょっと自分だけの味付けをしてみません?
というのが僕からのご提案。
👇自分だけのチョコレートを作ってます。(笑)
せっかくはるばるメキシコまでいらっしゃるんですから、
「ただ行くだけ」
「ただ安くいく」
というのはちょいと勿体ない。
下手すると、
てかたぶん大半の人は、
逆に高くついてしまっていることにあんまり気付いてないと思います?(沈)
ツアーやガイドが苦手、嫌いという人もいますが、(苦笑)
(👆昔の僕)
まあまあ、
少し落ち着いて頂いてですね、
皆さんが「主役」、
僕は主役が映えるように尽くす「黒子」だと思って頂き、
メキシコ各地の観光地で、
「自分だけの味付け卵」を作ってみてください。(笑)
きっと一生忘れることが出来ないメキシコ旅行になるでしょ~。
独立の話からイトゥルビデさんのマニアックな話、
歴史を面白くする方法から、
岩﨑功ツアーの宣伝までしちゃいました。(苦笑)
長々と失礼しました。(謝)
ではまた。
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