桜がきれいな2022年春、今年もこの日が来ました。

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メキシコはこの円安下において比較的「安く行ける海外旅行先」です。

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メキシコ在住16年目のメキシコガイド兼ドライバーが、

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メキシコの数々の遺跡からグルメ、地方の見所、そしてメキシコの雄大な山まで、

尽きる事のないメキシコの魅力をお得にご案内しております!

「明日」なんてないかもね。(苦笑)

👆2018年の静岡の桜

 

フアン・ガブリエルさんの「Abrazame muy fuerte」。

「強く抱きしめて」という歌。

先日も紹介しましたが、

今日という特別な日もこれを聴いております。

YouTube player

 

被害、大丈夫でしょうか?

まず、

日本時間の昨日深夜に発生した東北の地震、

皆様被害は大丈夫でしょうか?

余震や他の地域の地震が誘発される可能性もありますので、

しばらくはお気をつけてお過ごしください。

 

やるなら自分でやった方が楽しい。(笑)

僕はメキシコの観光ガイド兼ドライバーとして、

メキシコを知らない日本の方々向けに、

「メキシコの素顔」をテーマにこのメキシコ通信を発信しています。

 

でもこれが個人でやっていて得することなんですが、(苦笑)

時には僕の個人的なことも書いたりして、

皆さんに僕のことを知って頂けるようにもしております。

 

👆雇われガイドだと好きなこと書けませんからね。(苦笑)

特に個人的なことなど大概はご法度じゃないですか。

でも僕は👆の理由で、

敢えてメキシコ旅行とは関係ない個人的なことも書くことが御座います。

メキシコ以外にご興味ない方は、

また明日以降に覗いて頂ければとおもいます~

 

人は何を望んでいる?

2022年ももうすぐ第1クオーターが終わります。

早いですね~。

でもあんまりいいニュース、ないですね・・・

その第一の要因はウクライナとロシアの戦争で、

今日も避難所が空爆されたり、

子供を失った女性が参戦に向けて訓練するなど、

一体どうなってんだ、と感じずにはいられません。

 

なんでこんなことで人の命が失われなければならないのか。

 

占領した・されたの歴史は消えないものの、

だからと言ってこの2022年にもなって、

殺し合いなんてしている時点で、

人って頭良いと思ったけれど、

実は頭悪いよねってなっちゃいます。

 

どれだけ科学技術が発達し、

いろんな研究が進んだって、

強制的に命を奪って・奪われてでは、

地球各地にひょこひょこと現れ、

人類が「信仰する」数々の~主義の目的である「人類の理想」は叶うことはないでしょう。

 

てこはですよ、

人類は一体何を望んでる?

 

望んでいる対象が、

なんかどれも結局個人的な小さなもので、

平和、平和と安易に願うこと自体笑止千万です。

 

「一つの命」は大事なのに、「一つの死」は略される矛盾。

戦争に限らず、

飢餓やテロなどの事件、

いろんな状況で人の「死」が扱われますが、

その深刻さがメディアを通じて「死の数」によって測られる場合がほとんどという状況、

僕は「どうなのよ?」て思うんです。

 

終いには「約100人」などなって、

101人の中の1人は「死」とカウントされない。

太平洋戦争の日本人の死者の総数は310万人「以上」とされており、

3,100,001人から上のウン百、ウン千、ウン万という「死」がカウントされません。

 

まぁ、

そんなことを言ったらキリがありませんが、

でもそういうことですよね。

対象が「死」ですからデリケートです。

戦争やテロによって「一つの命」が奪われることが大変なことで、

規模も大事な指標になるのでしょうが、

まずはその「一つの命」が無くなるに至った状況を、

重く受け止める必要があると思うんです。

 

必ず訪れる2種類のお別れ。

そんな「命」について、

これは「最愛の人」を亡くしたことがある方なら、

痛いほど感じるものでしょう。

 

家族や親友、恩人、

いくら健康で強靭な心身をもっていたとしても、

動物である以上、

いつかは必ず訪れる「死」というお別れの時。

 

そして、

その「死」というのが、

逆側、

つまり「自分」に起こり、

周りの人たちと「お別れ」する時も必ず訪れます。

 

そんな自分に必ず起こる2種類の「お別れの時」。

僕は“幸い”まだこうしてブログを書けていますので、(苦笑)

自分がお別れするという状況は味わっていませんが、

大事な人との「お別れ」は経験しました。

 

もう「存在しない」という確証。

ちょうど4年前の今日、

僕の実家がある静岡県掛川市は桜が満開でした。

そんな日に突然訪れた「お別れの時」。

 

もう2度と会うことができなくなってしまった「お別れ」。

 

それ以降、

それまで時折掛かってきていた電話は、

あれからもう掛かってこないし、

もちろんメールも届きません。

自分が電話やメールしても何も返ってこなくなりました。

 

僕は大学で状況して一人暮らしを始めて、

その後は外国に出てしまったので、

近くにいないことで「寂しい」と感じたことはないんですが、

ふとしたときに、

電話もメールもないと、

「あ~もういないんだなぁ」と改めて感じるんです。

 

なんでもう30分早く帰らなかったのか。

いまでも謎なんですが、

いくら悔やんでもそれはもう変わりません。

 

そんな出来事が、

このちょうど桜が満開になるこの時期なると僕の脳裏を過り、

あの日のことが昨日のことのように鮮明に蘇ってきます。

 

今死んでも悔い無し。

あの日を境に、

僕の中にも変化が起こり、

それ以降は1日1日を、

今死ぬ覚悟で生きるようになりました。

今死んでも悔い無し、

と自分に嘘偽りなく言えるよう、

大切な人達、

自分の #人生 というのを見るようになりました。

 

今の仕事にしても、

「今」できることを最大限やる、

ということに尽くすようになりました。

「まだコロナだからお客さん来ないし、

今は別のことでもしよ~」とは考えられないんです。

 

👆こういうのを「要領がわるい」というんですが、

結局あれもこれもってやると、

僕の場合、

やり始めたことを完結できないんですよね。

それは絶対後悔するというのが分かっているので、

こういうコロナ禍で状況は良いとは言えませんが、

他のことに手を出さないようにしています。

逆に、

新しい「メキシコの素顔」探しの旅に全部投資し、

いつかは来るであろう、

コロナ禍の夜明けの日の為に、

「今」持っているものを集中投下しています。

 

あれもこれもってやり始めて、

もし「今夜」死んだら、

まぁひどくあっちの世界で後悔するでしょう。(苦笑)

 

4年前の今日、

僕の死生観がガラリと変わりました。

 

「今死んでも悔いなし」。

 

そう考えて生きると、

フッと心が軽くなって、

妬み恨みなんかもすぅーっと、

僕は弱い人間で涅槃はできませんので消えることはありませんが、(苦笑)

99.9%ぐらいは考えずに済んでいる、

ということに振り返ると気付くことが多くなりました。

 

虚しいです。

人間のエゴにより、

ウクライナの戦場でこの瞬間にも消え去さる「一つ一つの命」。

「一つの命」x100って、

単純に100個の命とは言えないと思うんです。

失われた一つの命がした「お別れの数」。

 

これだけ書いておいてなんですが、

なんか、

「虚しい」

の一言です。

 

先のことを「心配する」人が多い現代人。

中世は封建制度に見られるように「個」という概念はなく、

領主につかえていれば、

その人の将来を「心配」する必要がなかったんです。

封建制度を良い・悪いとするのはまた別問題で、

ココでは書きません。

 

元々人間は「個」では生きられませんから、

そうすると年金やら保険やら介護施設やら、

いろんなセーフティーネットに頼らなければ、

ある程度の“自分の尊厳”を保って「お別れする」ことが出来なくなってしまったようです?

現代人の多くは、

元気でなんでもできる「今」に目を向けず、

老後の年金、保険、介護のことが頭の99%を占めている?

 

はい、現実考えてないですね~・・・

 

でも、

「今」を生きることを忘れてしまった現代社会。

 

「虚しい」ですね・・・

 

同じ問に戻りますが、

「人は何を望むのか」。

 

「夜と霧」の筆者、

ヴィクトール・フランクルさんが書き残した問ですが、

この儚い人生、

僕は「生き延びる」という言葉が好きではないんです。

だって、

明日も、

来週も、

来月も、

来年も、

5年後も

10年後も、

来る日も来る日も「戦争」があるって嫌じゃないですか。(苦笑)

 

僕、思うんですが、

それを言うなら、

後から振り返って

「10年生き延びた~」

っていうのがちょうどいいと思うんです。(苦笑)

 

それまでは、

「今」のn乗がなければ、

これから1週間、1ヵ月、1年、10年なんてないんですから。

 

ウクライナの戦争、

そして桜がきれいな2022年3月17日に、

こんなことを想っている僕です。

 

はい、すみません、

メキシコとは何も関係ないことを書いてしまって。

そんなメキシコガイド兼ドライバーの岩﨑功でございます。

 

というわけで、

今日もありがとうございました。

 

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