メキシコではロシアが宇宙に送り込んだ「日本人」と紹介されています。


 

 

メキシコ在住16年目、

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メキシコではロシアが宇宙に送り込んだ「日本人」と紹介されています。

👆16年前、チアパスの山奥ですれ違ったご家族

 

日本は前澤さんの宇宙旅行の話題で持ちきり?

メキシコでも前澤さんの宇宙旅行の記事が出ていました。

☟これ

https://www.jornada.com.mx/notas/2021/12/08/ciencia-y-tecnologia/envia-rusia-a-millonario-japones-al-espacio/

 

宇宙、想像出来そうでできないです。(苦笑)

想像できないって、

規模は小さくても初めて外国に行くとか住むという時と似ているような。

 

僕が初めて行った外国は高校の修学旅行でシンガポール。

一応名前だけ「国際経済科」という学科だったので、

修学旅行も外国=国際だったという話。(苦笑)

だからお金持ちの高校というわけではなく、

普通の県立の浜松商業という高校でした。

ちなみにこの学科で「国際経済」らしい勉強をした記憶はありません。(苦笑)

ひたすら簿記と英語のお勉強でした。あとなぜか古文も。(笑笑)

だからといって今の僕の英語力には1ミリも効果はありませんでした。(苦笑笑笑)

 

当時の僕は外国には全く興味はなく、

シンガポールに行くってなっても特に何も感じませんでした。(苦笑)

しかも修学旅行なので、

基本的なことって学校が決めるとか、

クラスメイトと決めるとかで、

根暗だった僕は付いてくだけ。(笑)

だからワクワク感というかドキドキ感というのはゼロ。(痛)

でもこれが自分で計画したものになると、

全く違う感覚になったのを覚えています。

 

さて、

今僕がもし自由に使える50億円持っていたら、

宇宙に行くか行かないか。

 

行きたいか行きたくないか、

というのと、

行くか行かないかって別じゃないですか。

 

「行ってみたい」っていう気持ちはありますよね。

たぶん皆さんも同じだと思いますが。(笑)

無重力体験とか。

そして果てしなく続く宇宙空間。

地球にいる分には、

止まらず歩くか泳ぎ続ければ必ずどこかに辿り着くわけですが、

宇宙空間だとそれがない?

それを自分の目で見てみたい。

確かにそういう興味はあります。

 

でも実際にその50億円を使って行くかと言ったら、

たぶん「行かない」でしょう。(苦笑)

たとえ100億でも1000億でも、

持っている金額の大小に関わらず、

大金には変わりないお金を使って宇宙旅行はしないでしょう。

 

先に僕の理由を書きますと、、、

 

「地球」にはまだやるべき事がありそうだから。

ビル・ゲイツさんのお言葉を借りたわけじゃなくて、(苦笑)

ホントにそう思うのですよ。

環境の問題だって、

貧困や各地の民族や伝統の尊厳の維持や継承。

そういったものって、

僕ら人間皆のご先祖さんが、

長いとウン万年とか掛けて作り上げてきたものです。

そんなに長くなくても、

とは言っても数百年とか、

その当時、何か理由があってそういった習慣や伝統、

そして言語一つとっても、

何か必要があって生まれ、

その一部は現在まで受け継がれているのです。

 

だから50億円あったら何ができるだろう、

って考えると、

けっこうなことが出来そうなんです?

メキシコ一つとっても、

公用語であるスペイン語以外に、

メソアメリカ時代から続く言語(もう消滅したものも含めて124言語)の教育、

というか「継承」に力を入れるとか、

メキシコの文化の発信に力を入れるとか、

皆さんが戦々恐々としてやまない安全を強化するとかですね。

「継承」というとお金になるかならないかっていう議論が出て来てウンザリしますが、(苦笑)

結局ですね、

僕ら人間て生まれて死ぬまでのたかだか100年以下の時間、

人によっては60年とか、

おカネのために生きているんですかい?と思わされるのです。

人間皆いずれは死ぬのに、

そんなにおカネおカネ言ったって虚しくないですかい?と思うのですよ。

 

チアパスや北部の山村の地域に暮らす人々の生活のライフラインや、

「平等」な教育の機会など、

解決すべき課題はメキシコだけとっても山のようにあるのです。

 

しかもメキシコってまだ物価安い方ですから、

50億円あったら結構なことが改善すると思うんですよね。

特に僕は今メキシコ政府公認のメキシコ観光ガイドとなった以上、

そういった人間としての根源の部分の保全や改善というのは、

最も関心がある部分で御座います。

 

今の僕にはそんな大金は無いですが、(苦笑)

どうにかしてそういう点と日本の皆さんにして頂くメキシコ観光をですね、

結び付けて行きたいんです。

オアハカでのタペテ(メキシカンラグ)や、

現地のご家庭とのお料理体験や、

共に過ごして自らが対話し、

現地の生活や伝統に耳を傾け、

そして日本のそれも自分の言葉で伝える。

そんなお客さんの体験の機会をどんどん増やしていきたいんです。

もちろんそればかりをしにわざわざ休暇をとって、

メキシコまで飛行機でいらっしゃるわけではないですから、

それ以外の有名観光地へのご旅行もしっかりして頂くわけですが、

その前後にですね、

一度でも1時間でもいいので、

地元の人達との交流の場に参加頂くと、

一生忘れることが出来ない貴重な経験になり、

延いてはそれが僕ら「人類の遺産」の保全に、

そして自分と異なる境遇に生きる人達への尊重にも繋がると思うんです。

 

だから、

僕はたとえ50億円を自由に使える立場にあってもですね、

宇宙旅行には使わないでしょ~と言えるのです。(笑)

もちろん、

宇宙開発によって、

それが人類の未来により良い効果をもたらし、

そして未知なる世界のワクワクするような探究については大賛成です。

たとえ、

僕が生きている内に今の日本行きの航空券ぐらいで宇宙旅行に行けるようにならなくても、(苦笑)

未知なる世界については興味が尽きないものですから。

 

結論。

 

「地球にはまだまだ宇宙旅行の前に解決しないといけない課題が山ほどある」

ということ。

 

僕は皆さんに宇宙ガイドはできませんが、(苦笑)

メキシコにいらして頂ければ、

「日本の外」、

つまり「皆さんの生活圏外」にある一つの「今」、

一つの「現実」をご案内させて頂くことはできます。

それは決して現代に生きる僕らにとって近いようで果てしなく遠い「宇宙」の話ではなく、

飛行機でたった12時間の場所、

距離にしてたかだか1万キロ強の場所にある

メキシコという国に存在する現実なのです。

 

それらを見て触れて、

何かを感じること、

それが本物の「メキシコ旅行」だと僕は定義づけています。

あ、もちろんリゾートも入ってますからね。ご心配なく(笑)

 

皆さんは宇宙旅行、

いかがお考えでしょうか~?

 

では今週も最終日、

仕事は早めに切り上げて、

家族団らんや趣味に充ててくださいね~(笑)

 

では~

 

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