アカップル湖

アカプルコってどんなとこ?

メキシコでは言わずと知れたメキシコのリゾート地。カンクン、ロスカボス、バジャルタと近年外国資本が押し寄せるリゾート地とは一線を画すようにも見え、いい意味で田舎の「メキシコ色」を残すリゾート地。メキシコシティーから最も近いリゾートであり、渋滞がなければ4時間ほどで行くことができます。

アカプルコはコステラという内海と、ディアマンテという外海と2つエリアがあります。コステラの方がいわゆるアカプルコ。崖から飛び降りるラ・ケブラダ、バーやダンスホールもあり、ナイトライフも満喫したい!という方でしたらコステラがおススメです。私はコステラ派です(笑)

ディアマンテはオールインクルーシブ型のホテルが主で、ホテル内でゆっくりしたいという方はこちらです。

あと、日本人として忘れてはいけないのが、ここアカプルコは日本人が初めて今のメキシコに上陸した場所でもあります。支倉常長さんという江戸時代初期の武将です。1614年、時はまだ鎖国の前。ヨーロッパに向かう途中アカプルコのマルケス港で下船。内陸部、メキシコシティを通りベラクルスへ抜け、ヨーロッパ行きの船に乗りました。

支倉常長像

またアカプルコは、1565年から300年にも渡って続いた対アジア貿易において、西太平洋側最大の拠点でした。スペインに流れたアジア産品はすべてここアカプルコで陸揚げされ、ベラクルスで船積みされスペインはカディス(Cadiz)港に運ばれたのでした。

なんで今頃アカプルコ?

旅先で大切にしたいのは、その土地ならではの“雰囲気”。

私の場合、有名な観光地や洗練されたサービスよりも、どこかローカル色が残る場所に心惹かれます。
もちろん、これは人それぞれの好みによるものですが、正直なところ、カンクンやプラヤ・デル・カルメン、ロス・カボスといったメキシコの人気リゾート地に対して、「別にメキシコでなくてもよくない?」と感じてしまう瞬間があります。(苦笑)

日本からたったの3時間ちょっとで行けるグアムやハワイと、片道20時間かけて訪れるメキシコ。せっかく長旅をしてまで来るのなら、もっと“メキシコらしさ”を感じたい。

そんな思いから、私はアカプルコのような場所に魅力を感じています。

たしかに、ホテルやサービス面では少し“あか抜けない”と感じることもあるかもしれません。でも、そのちょっとゆるくてテキトーな雰囲気にどっぷり浸かることができるのも、アカプルコならではの魅力です。

若いカップルからご年配のご夫婦、家族連れまで、誰もが気軽に楽しめるリゾート。それがアカプルコ。
そして、カンクンやロスカボスと比べて圧倒的にリーズナブルなのも、見逃せないポイントです。

アカプルコの他に観光地は?

銀の町タスコ

途中、「銀細工の町」として有名なタスコに立ち寄ることも可能です。タスコで一泊してゆっくりお過ごしいただくこともできますし、数時間の滞在後にアカプルコへ向かうことも可能です。ご希望にあわせて柔軟に調整いたします。

アカプルコのホテルは、通常12時または13時にチェックアウトとなります。午前中はビーチでのんびりお過ごしいただき、遅めのお昼を取ってから出発されますと、あまり遅くならずにメキシコシティへ戻ることができます。

また、アカプルコの空港も近いため、ご希望であれば飛行機での移動も手配可能です。

ウミガメの放流体験

アカプルコでは、ウミガメの保護を目的とした放流体験が可能です。いくつかの場所で体験できますが、正式な資格を持ち、真に保護活動を目的とした施設は一箇所のみとなっております。ご希望の方はぜひ事前にお知らせください。

訪問時期について

アカプルコは連休やハイシーズンには非常に混雑し、高速道路の渋滞も深刻となるため、せっかくのご旅行を十分にお楽しみいただけない可能性がございます。訪問時期については事前にご相談ください

また、アカプルコのナイトライフを楽しむ場合は、木曜・金曜・土曜が特におすすめです。華やかな「コステラ通り」の夜景やバー、クラブの賑わいを体験いただけます。

写真ギャラリー

メキシコ,観光,ツアー,ガイド,アカプルコ,ビーチ
メキシコのアカプルコのマルケス港
アカプルコで食べた海鮮スープ

こんな方々におススメです!

  • 「メキシコの素顔」を感じたい方
  • 一般的なツアーでは物足りなくなった方
  • 女子旅
  • 性的少数者(LGBTQ+)で羽を伸ばしたい方
  • 文化・歴史が好きな方
  • ご高齢の方や御身体に不自由がある方でメキシコを存分に楽しみたい方
  • 少人数での記念旅行(卒業旅行、お誕生日、結婚記念、還暦祝い、親孝行など)

もちろん、上記の方々以外の方でも大歓迎です!

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