マリアッチ:そのメキシコの音楽の起源は?
成田から直行便でたったの12時間、2025年の夏休み、年末年始の海外旅行、メキシコ観光は弊社におまかせください。
このギャップ、
実際にスゴイと思います。(苦笑)
もろ「ザ・メキシコ」から、
朝起きて夜寝るまでと同じ時間で、
日本という全く違う文化圏に着くわけです。
寝る前の布団で、
「今朝のマリアチよかったなぁ」と思い返すのと同じ時間的感覚、
でもその場所はメキシコから日本へ移っているという、
実はとっても不思議なものなんです。
ただ空港に行って、
予定通りの飛行機に乗って、
「あ~、着いた~」というのとは違うメキシコの余韻。(笑)
この他にも二つぐらい説があるんですが、
僕は個人的にこれ👆が最も信ぴょう性が高いと感じています。
1895年には正式に「辞書」に、
Mariachiを「現地の人々の踊り、ファンダンゴ」とする、
と正式に記載されました。
よって、
「マリアチの起源」と聞かれれば、
1800年代後半のこの辺り、
でもそのルーツは元々メキシコ中西部の根付いていた伝統、
スペインで出来上がったファンダンゴ、
そしてそのアフリカの要素と、
大陸と時代を跨ぐ要素が融合したもの、
ということを忘れてはいけません。
は、アフリカ!?(苦笑)
はい、
スペインがあるイベリア半島というのは、
711年~1592年までアラブ人に占領されていたために、
スペインにはアラブの要素を残す建造物や食べ物、
名称が多く残り、
それが #大航海時代 にメキシコに伝わった、
という背景があるのです。
そういう長い期間に渡って複雑に各文化要素が融合を重ねて出来上がったマリアチ。
だからですね、
日本の人気歌手が格好だけを真似たところで、
なんの意味も価値も有さないということ、
僕ら視聴者もそういうものに騙されて時間を無駄にしないように、
気を付けたいものですね~。(苦笑)
では~
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メキシコの #音楽 、マリアチの起源とその魅力に迫る
まず最初に。 SEO上の理由でタイトルを「 #マリアッチ 」としていますが、 「 #マリアチ 」の方が正しいです。 #メキシコ に行ったことがある人もない人も、 見たこと、聞いたことがある人、ない人も、 マリアチという単語は知らなくても、 なんとなく、 「あのでっかい帽子被った人達ね」とか、 「カッコいい衣を着ている音楽隊」など、 想像がつく方もいらっしゃると思います。 ちなみに、 マリアチはユネスコの #世界無形文化遺産 です。 数年前に、 某有名演歌歌手がマリアチの衣装を着て登場してましたが、 メキシコの人達からドン引きされてました。(苦笑) 安易に、 他人の文化財を「盗用」するのはやめた方がいいですね~。 僕がご案内するお客様の多くは、 日本行きの飛行機に乗られる直前まで、 メキシコ市内の由緒あるバーで、 マリアチの生演奏をお楽しみ頂き、 その僅か15時間後にはもう日本にいるという、 不思議な余韻に浸りながらご帰宅頂いています。(笑)

マリアチ:メキシコ文化の象徴としての歴史と進化
メキシコに何度もいらしている人なら何度も聞いたことをあると思います、 このマリアチという音楽隊。 でもその起源については知らない人も多いと思います? なんでもその起源を知ろうとすると、 それやその周りのモノゴトに関わる歴史というのが繋がって、 結果としてその辺の歴史が分かってくるという楽しさもあるんです。 だから僕は「ただ行って見るだけじゃなくて背景を知ろう」と、 口酸っぱく書いているわけでございます。 例えば、 日本人に生まれ育ち、 日本に居ながら、 毎日日本食を食べつつも、 お寿司やお醤油やお味噌、お酒などの起源について知っている人、 どれぐらいいますかね? もしガイジンさんに聞かれたらどう説明します? 👆こういう歴史の上に僕ら今日生きている日本人が存在していること、 僕はもっと小、中、高で触れさせるべきだと思うんです。 テスト勉強ばかりせずにですね。(苦笑) 僕は学校が苦手だったので、 自分の子供に学校の勉強は教えられませんが、 こういった日常的に五感に触れるものについては、 ドンドン触れさせたいと考えているんです。 (一方的に教えるのではなく) で、 教育の話からマリアチに戻しますと、(苦笑) ある時代に突然音楽家たちが集まって「マリアチ」を作ったわけじゃないんですよね、 当たり前ですが。(苦笑) 今日、いわゆる「メキシコ人」と呼ばれる人たちは、 アメリカ大陸の原住民と呼ばれる人と、 イベリア半島のスペイン人との混血なんです。 100%原住民の人って、、、 いないと思います。 「思います」と濁すのは、 ひょっとしたら、 アマゾンのように、 密林で文明から知られることなく生活している人がいるのかも知れませんが、 僕は聞いたことがありません。 メキシコ料理だって、 今日では鶏肉や豚肉が多く使われますが、 それらはスペインからの輸入品。 第一言語のスペイン語だって輸入品。 民族衣装の一部だって輸入品。 ユーロパ風の建造物も輸入品。 でもトウモロコシや唐辛子、 スペイン語以外のナワトル語、サポテカ語など言語、 昔の石材を使って造られたヨーロッパ風の建造物と、 メソアメリカとヨーロッパ文化の「融合」によって出来上がったのが、 今日のメキシコなんです。 この融合をシンクリティズムと歴史学では呼んでいます。 この「融合」という点が最も重要で、 これって一つの特定の要素だけではできないものです。 もう一つないしは多数の別の要素と繋がり、 組み合わさり、 「化学反応」が起こってこれらの要素が一体となり、 今日僕らが日常的に五感に触れるメキシコ料理や、 スペイン語、 音楽、 歴史的建造物が出来上がっているのです。 なんかこう考えると、 星の誕生に似てません?(笑) 今日、 今日日本人です、地球人ですと言ったって、 僕らがいる地球ってもしかしたらウン兆年前は、 宇宙のチリだった?んですよね~ チリとチリが融合して地球になって、 日本人というのが生まれて・・・ なんかすごいロマンチックです~。(笑) で、話を地球に戻すと、(苦笑) その内の一つ音楽もそうで、 マリアチも多分に漏れず、 様々な音楽要素の融合が成した遺産なんですね~。 👆ここ歴史的価値があるのです。 そのマリアチとはなんぞやってことですが、 おみせした方が早いですね。 👇こういうものです。 [su_youtube url="https://youtu.be/CR_cK_EO-FI"]マリアチ音楽の魅力:メキシコから世界へ
今では外国でも演奏されることが多いようですが、 はい、漏れなくメキシコ産です。(笑) メキシコはメキシコでも、 中西部が発祥と言われています。 だからカンクンがあるユカタン半島の方にいっても、 あまり聞こえてきません。 北部に行けば、 マリアチではなくてバンダ(Banda)という音楽がポピュラーです。 メキシコ湾側のベラクルスへ行けば、 ハロチョという音楽があります。 こんな風に、 マリアチというのはメキシコにある伝統邸な音楽の中の一つとうことになります。 何年何月何日に「マリアチ」と呼ばれ始めたのか、 定かではありませんが、 最も古い資料によると、 ナヤリット州のもので1852年の書物に、 「Mariachi」という名称が出ているようです。 スペイン発祥の伝統的なダンスというか音楽にFandango( #ファンダンゴ )というのがある上述しましたが、 この頃、 このスペイン色が強いFandangoがメキシコ中西部の言葉で「Mariachi」と呼ばれていたようです。 その現地の言語というのがまたややこしく手ですね、(苦笑) 現在メキシコ中央部で話されている #ナワトル 語 という言語があるんですが、 それと根っこが同じ言語に #コラ (Cora)語というのがあります。 更にこれが変化したものにピヌトゥル(Pinutl)語というのがあって、 どうもそこにMariachiという単語あるようなんです。 その意味は・・・ 「パレット」とか「可動式の床」。 #ベラクルス のファンダンゴでも使われています。
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20年近くメキシコの社会にどっぷり浸かり生活している私から見た「メキシコの素顔」を、文章、写真、動画でご紹介しております。 ぜひフォローをお願いします!View this post on Instagram