テオティワカン衰退後の動乱期に繁栄したソチカルコとは・その1
メキシコ在住18年目、
「メキシコの素顔を世界に!」をモットーに、 メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。ソチカルコの深い話

👆ソチカルコのメインの広場前にある建造物
ソチカルコという名称
なんか最近ソチが付く名称が多い思いません?(笑) ソチミルコ、 先日のセンパスチルの語源はソチトゥル、 今日のソチカルコ。 はい、 これには共通のナワトルが使われているからです。 Xochitl(ソチトゥル)=花という意味です。 ソチカルコは、 Xochicalco と書くんですが、 これも3つのナワトル語からできた造語です。 Xochitl=花、 Calli=家 Co=の場所 素直に直訳すると、 「花の家の場所で」 なんとなく、 わかるような分からないような。(苦笑) 「花の家」というぐらいですから、 花が沢山有って、 その時代の象徴的な要素だったのでしょう。 この名前自体は、 1000年以降、 放棄されていたソチカルコの“遺跡”を見つけた ナワ族(ナワトル語を話す民族)が、 石碑などに彫られた植物の彫刻から名付けたと言われています。 あとは、 考古学的遺物に基づく異論として、 ソチカルコと命名される以前は、 Totolhuacalco(トトルワカルコ) として知られていたという見解もあります。 その意味は 「鳥を捕まえる場所」。 その証拠に籠に入った鳥の彫刻が見つかっています。ソチカルコの所在地
で、この都市跡(遺跡)、 どこにあるのかというと、 ココです👇



アルティプラノ圏の特徴
僕がいるメキシコシティの周辺一帯は、 考古学では Altiplano Central (アルティプラノ・セントラル) と呼ばれます。 メキシコシティの人類博物館に行かれると、 入口のすぐ後に人類の起源の部屋があって、 その隣がアルティプラノ・セントラルの展示室になります。 それで、 アルティプラノ圏の特徴なんですが、 一言で言えば、 「いろんな文化、または都市が存在した地域」 と言えると思います。 どういうことかというと、、、 例えばマヤでしたら、 マヤ圏の中に他の文化の都市の跡というのは、 少なくても今日まで見つかっていないですよね。 ユカタンやチアパスに、 メシカ(アステカ)やテオティワカンのような別の文化の都市は見つかっていません。 メキシコ湾側のベラクルス一帯に栄えたトトナカ文化。 この一帯にも、 他の文化の都市の痕跡は見つかっていません。 でもアルティプラノ・セントラル圏はちょいと違うんですねぇ。 その違いとは・・・ 続きはまた次回👇に~(笑) https://mexicoct.com/blog/xochicalco-3/ [su_button url="https://mexicoct.com/category/blog/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc="バックナンバーはこちら!"]メキシコ発【キオテ通信】[/su_button] 一番下に関連記事が表示されるようになりました~ 画面を一番下👇👇👇までスクロール~ 【お一人のお客様同士のライドシェア】 [su_button url="https://mexicoct.com/rideshare/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc=""]お得なキオテのライドシェア詳細はこちら[/su_button]SNSにてメキシコの写真と動画を多数アップしています!
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