キリストの復活祭、セマナ・サンタってなに?・前編
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キリストの復活祭、セマナ・サンタってなに?・前編
今年のセマナサンタ
メキシコは今日から4連休。
公式の祝日ではありませんが、
大概の企業はお休みになります。
以前公式の祝日だと思い込んでいて、
家の前に車を止めておいたら駐車違反でタイヤにコレ☟つけられたことがあります。(苦笑)
そんな僕の個人的な失敗談はいいとしまして、
この連休はセマナ・サンタ(Semana santa)
と呼ばれています。
普通であればこの連休というのは、
リゾート地に人々が大挙して押し寄せるのですが、
今年はどうなんでしょう。
先週末のニュースでは、
込みあう空港の様子の写真がSNSに出回っていましたが、
また人々の恐怖本能をくすぐるメディアの画策だったのか。
なんてことを想いライブカメラを除いてみた所、
アカプルコは人はいるものの、
普通の週末以下の日と出ですね。
地元の人でしょうか。
カンクンはというと、、、
こちらも賑わっていないようです。
セマナサンタ(イースター)ってなに
セマナサンタは、
日本では復活祭とかイースターとして知られていますが、
それを祝う習慣ってあるのでしょうか。
キリストの誕生を祝うクリスマスは大々的に楽しみますが、
キリストの死に関わる復活祭は特になにもしない、
というのが一般的ではないでしょうか。
ちなみに一部の人が連想する卵は、
メキシコではありません。(苦笑)
スペイン語でセマナ(semana)は週、
サンタ(santa)は聖人とか聖なるという意味。
聖なる週。
なんで「聖なる週」?
なんで聖なる週なのかというと、
キリストが起こした「復活」という奇跡、
そして今日のキリスト教のベースとなるキリストの「教え」が広められたから。
連休は今日からですが、
この習慣じたいは先週の日曜日、
3月28日から始まっているのです。
この日曜日は、
キリストが地方で自身の考えを広める旅から、
エルサレムに戻った日とされています。
当時はキリスト教という宗教はありませんでしたから、
キリスト教の布教ではなく、
キリスト自身の「考え」を広めていたわけですね。
エルサレムの街に入ると、
ロバに乗ったキリストは大勢の人から出迎えられます。
その時に人々が手に持っていたのがオリーブの葉、というか枝。
それを再現したのが今日のコレ(左の緑がかったもの)☟
これはヤシの葉で作られています。
だから人々はこれを持ってミサに行きます。
使徒の裏切りを知るキリストさん
一方で、
キリストは自身の身に何かが起こる事を知るのです。
しかもその「何か」をする人間が、
12使徒の一人だということも。
その人物の名をフゥダス・イスカリオテと言います。
もう一人フゥダスがいますが、
そちらはフゥダス・タデオ。
別人です。
「最後の晩餐」は言うまでもなく超有名な絵画ですが、
もう一つ印象的な絵があります。
「フゥダスの口づけ」という絵ですが、
コレ☟です。
この絵が意味することとは・・・
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