コロナ:4月25日現在/結局のところ贅沢病
コロナウイルスの現状:4月25日現在
上の曲線が感染者数
下の棒グラフが死者数
感染者:13,842(前日比+970)
感染疑い:4,798(過去14日以内/+296)
死者:1,305(前日比+84)
実際の感染者数はこの約8.2倍とみられています。
よって実際は80,000人以上が感染している可能性が高いとのことです。
メキシコでは、
感染者のピークが今週になると予想されていています。
全国で11,634あるCOVID19用の病床の内、
現在約22%の3,350が使用中。
今週の感染にピークに備え、
臨時病床854をCentro Banamexというイベントホールに用意しています。
国営企業のぺメックス(PEMEX)では、
主に役職を持つ125,000人に対し、
年内いっぱい25%の給与カットを決定しました。
そんな中、
表にはあまり出て来ない問題として、
医療施設の整備が乏しい遠隔の地に住む人々の生活がありす。
先日のブログでも書きましたが、
チアパスのソケの村での感染事例は壮絶なものでした。
メキシコシティから北西にある、
ベラクルス、サンルイス、イダルゴ、プエブラ北部を含む一帯は、
ナワ、オトミ(ニャニュ)、ウァステカ(テネック)文化が根付いている地域ですが、
医療設備が整った都市部からは数時間の距離です。
ベラクルス州とイダルゴ州の境にある、
ウアジャココトゥラ(Huayacocotla)地区の例を挙げますと、
1981以降、
新たな医療施設の建設はなく、
当局からの支援なども無いそうです。
このコロナ禍、
彼らは自主的に村を完全閉鎖しました。
彼らには自分達で自分達を守るほが術がないのです。
遠隔の地であるため、
元々収入源乏しく贅沢な暮らしは出来ていません。
その上での村の閉鎖は、
もちろん経済的な負担も強いられます。
結果として、
感染が日に日に広がるメキシコで、
この地区では未だに感染者がゼロです。
日本では営業を続けるパチンコ店のケースが話題になっていますが、
結局は、
自分達がいる恵まれた環境に安んじているだけではないのでしょうか。
マスクしているって事は、
一応感染のリスクがあると考えている。
それでも行くという事は、
感染しても近くに病院あるから大丈夫、
なんて思っているからでしょう。
有識者の中には、
「要請であって禁止されていない以上、
営業の継続は問題ない」と、
優等生的な真っ当なコメントをしている人もいますが、、、
あの、ココでは合法否かではなくてですね、、、(苦笑)
いかに未感染者に感染を広めないようにするかですね。
それにはある程度の経済的負担はどうしても出てくるのです。
店をしめているのは、
レストランなども同じです。
パチンコは現状無くても良い“娯楽”。
僕も外でランニングしたいのですが、
敢えてしていません。
友達との交流もオンラインだけです。
我慢しているのは自分達だけじゃないのです。
少しだけ外出を我慢して、
自分への感染リスクも少しでも防げて、
さらなる感染のリスクが少しでも下がるのであれば、
喜んでSTAY HOMEします。
外出しないって言ったって
たかだか1、2カ月じゃないですか。
普段は家には殆ど寝るだけで、
あまり家に居ない僕と嫁ですが、
ここ2ヶ月、
家でかなり忙しくしています。
パチンコするほど時間がある人が羨ましいですよ、、、
家に居てもやることなど山ほどあるんです。
休業したら経済保障!?
ヨーロッパみたいに20%近い消費税を払っていればですが、、、
10%じゃ欧州並みの補償は出来ないのは理に適っています。
「保険料は半分にまけて。でも何かあったら他社並に手厚く助けてね」
と言うのと同じですね。
そんなにいい話はないと思います。
10万出るだけでもいいじゃないですか。
メキシコは消費税16%でも、
返済不要の給付金はでていないのです。
“不要”であれば、
おとなしく貰って地域に寄付とか還元するとか、
貰わずに第2、第3給付金として、
国から困っている人を支援するとか。
でも後者の場合は、
日本政府の決定と実行のスピードが遅いことを考慮すると、
その即効性と有効性は疑われますけどね、、、
羹に懲りて膾を吹く必要はありませんが、
いつもおんぶにだっこでは、
必然と得られるものは限られると思います。
出典:
https://www.eluniversal.com.mx/
Se han ocupado 22% de camas disponibles para pacientes con Covid-19, reporta Salud