メキシコの音:マリンバ
メキシコの音:マリンバ
木琴の一種です。
普通の木琴との違いは木の鍵盤の裏の削りが違うんです。
マリンバの方が柔らかい音がします。
1800年代中頃に、ドイツ人の楽器店オーナーによって伝わった
オルガニジョ(Organillo・手回しオルガン)とともに、
マリンバはメキシコを、
特に地方都市を連想させる音なのです。
その起源についてはハッキリしない部分もあります。
ヤマハによると、
その起源はアフリカで、
地面に深い穴を掘り、
木の板を渡し、
その板を叩いて音を出し、
掘った穴が音を共鳴させていたとの事です。
それがアメリカ大陸に伝わった後、
“穴”がヒョウタンになり、
ヒョウタンが鉄パイプになった、
というものです。
一方で、
メキシコの音楽家であり音楽研究家である
ホルヘ・ルイス・アキノ・ゴメス(Jorge Luis Aquino Gómez)さんによりますと、
その起源はアジアです。
現にカンボジアにはRoneat ek、



