明後日に独立記念日を控えるメキシコ。街でたなびく国旗とその意味を知るとメキシコがちょっとわかるよ、の巻。(1/2)
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メキシコ在住16年目、
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メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。
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今日も呑気にメキシコから書いています~(笑)
明後日に独立記念日を控えるメキシコ。街でたなびく国旗とその意味を知るとメキシコがちょっとわかるよ、の巻。(1/2)
👆今日のティアングィス(市場)の様子。緑・白・赤の飾りが目立ちます。
さてさて、
コロナ禍で2回目の独立記念日を迎えようとしているメキシコ。
普通ならメキシコ時間の明日15日の夜にですね、
ソカロという広場にみんなが集まって、
El Gritoと呼ばれる「VIVA MEXICO!」と大統領が連呼する恒例行事があるんですが、
各州政府は続々と「中止」または「リモート」への切り替えを発表しています。
メキシコシィも、
ソカロのイベントは去年同様中止になりそうですが、
各地区での開催はその区長の判断に任せるとしています。
コロナの感染者数も下落が続いているので、
潔く「中止!」にして逃げ切りたいところですが・・・
なんかもう、
政府もヤケクソ気味です。(苦笑)
コロナ、昨日時点☟
(出典:EL ECONOMISTA)
本来この時期にはいろんな独立記念グッズが
街頭などいろんな場所で売られ始めます。
今も売られていないわけじゃないですが、
自分が外に出歩く機会も減ったせいもあってか?(苦笑)
あまり目にしないんですね・・・
そんな独立記念グッズの中で、
これだけは絶対外せないもの。
はい、
国旗で御座います~(笑)
去年にも書いていると思いますが、
メキシコの国旗、
ご存じの方もご存じでない方もいらっしゃると思います。
赤・白・緑と言えばなんとなくご想像つきます?
イタリアのそれと似てますね~。
大きな違いは、
旗の真ん中に丸いエンブレムがあるかないか。
ないやつがイタリア、
あるのがメキシコです。
てか、
書くよりお見せした方が早いですね。(苦笑)
☟こちらで御座います~
いつでしたっけ、
2008年だけに世界国旗コンテストなるものがあったようで、
そこで「最優秀賞」を貰った国旗らしいです。(笑)
国旗に優劣をつけられるものでもないですが、
でも確かに、
僕も良い国旗だと思っています。
このエンブレムの意味がわかると、
メキシコの大事な歴史が少し分かってくるんですね~。
国によって国旗のデザインの意図もいろいろあると思います。
日本の国旗は何を意味しているのしょう?
旗って特別な意味を含みますね。
オリンピック選手が国旗を掲げたり、
学校には校旗というものがあったり、
甲子園には優勝旗というものがあります。
一枚の「布」に込められた意味、
それぞれ大きなものがあるのですね~。
このサイトはメキシコのコーナーですので、
メキシコの国旗について書いてます。(笑)
メキシコの国旗の真ん中になるエンブレム、
コレって皆さんも来たことがある「アステカ」
の伝説を描いているんですね。
メキシコと言えばアステカ、
アステカといえばメキシコ、
まぁ、
実際はそんな簡単なものではないんですが、(苦笑)
スペイン人が今のメキシコ、
当時はメキシコという国はありませんでしたが、
その時代1521年以前は、
アステカで知られる「メシカ」という帝国が一番勢いがあったんです。
ヨーロッパからカトリック教の布教という大義名分のもと、
教皇からアエテルニ・レヒス教皇線(日本語訳わかりません・・・)という、
カナリア諸島を境に、
世界を南北に分断する線が制定されたんです。
なんのために分断?
スペインとポルトガルの航路です。
ポルトガルは当時既にアフリカは喜望峰周りでインドに到達し、
香辛料貿易が軌道に乗っていました。
片やスペイン、
この線のお陰で南下ができなくなり、
「仕方なく」西周りでアジアに向うしか選択肢がなかったんですね。
だからポルトガルじゃなくて、
スペインが西方面に航海を進めて後に
「アメリカ大陸」と呼ばれることになる陸に到達するのです。
さからアメリカ大陸はポルトガルではなくて、
「スペイン語」ってことは、
これまでにも何度か書いてきました。
え、ブラジルはポルトガル語・・・
また今度書きますネ。(笑)
または最近新しく設置した検索ボックスで、
「ブラジル」とか「ポルトガル語」って入れてもらえると、
たぶん出てきます。
すみません、検索ボックスの精度が低いみたいです。(苦笑)
国旗のエンブレムになる程「有名な」メシカなんですが、
メシカって言うのは、
当時たく~さんあった文化、
例えば有名なマヤとか、
オアハカだとサポテカとかいろいろあるんですが、
その中の一つに過ぎないんです。
「一番勢力がある場所」を乗っ取れば、
彼らの思惑である布教もカネ儲けもしやすくなる。
だからスペイン人は「メシカ」の首都であった
今日のメキシコシティ、
当時はテノチティトランに乗り込んできたわけで御座いますよ。
幸か不幸か、(苦笑)
そこ(メキシコシティ)を「首都」として植民地が勧められ、
その約300年後に独立した後も、
その首都としての昨日は引き継がれ、
それ故メキシコの国旗にメシカ(アステカ)の伝説が描かれているのです。
僕個人的には、
メキシコに現存していた各文化の象徴などを、
アメリカの国旗のように、
メキシコの国旗にも入れて欲しかった、
なんてクレームを出したい気分ですが。(笑)
そんな屁理屈をいう人は僕以外いないと思います。
だって、
メシカ(アステカ)と敵対していた部族、
例えばベラクルスのトトナカとか、
トラスカラ族とかいたわけですから。
そこは時間が解決しなのか、
今の時代に500年以上前に持っていた「恨み」になど、
声をあげるひとはいないでしょうね。(苦笑)
そんなメキシコの国旗のエンブレム一つに対して、
僕の屁理屈を書いている間に色んな地名が出てきましたね。(苦笑)
そういう地名や固有名詞が、
日本の皆さんが旅行会社に”連れられて行く”遺跡の背景としてあるんです。
じゃあ、
その肝心なメキシコの国旗、
そして中央部のエンブレムにはどういう意味が込められているのか。
重要度はさほど高くはないとしても、
なぜ「世界一美しい国旗」に選ばれたのか、
そんなことを次回👇に書きます~
後編
ではまた~
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