【静けさ】という美しさ

雨季に入ったはずですが、今日は雨が降らず暑いメキシコシティーです。

先週末に久々に「おぉー」という体験をしたのでご紹介したいと思います。

とその前に、僕は自然とか飾らない人の生活感とかそういうものが好きなので、自然とそういうのが題材となってしまいます。。。興味ない人には申し訳ないです。中にはバリバリの有名観光地情報とかをお探しの方もいらっしゃると思いますので。

今回も自然がテーマなのですが、先週末にあるお客さんとメキシコ第4峰のネバド・デ・トルーカ山(Nevado de Toluca)に登ってきました。っというかハイキングしてきました。ちょっと事情があり下から上る時間がなかったのです。

メキシコにはTrans-Mexican Volcanic Beltという、メキシコ中央部を東西に貫く火山帯があります。この火山帯は、日本列島も含む環太平洋火山帯に属しています。この火山帯にメキシコを代表する山の数々があるのです。東からメキシコ第一で5747mの高峰ピコ・デ・オリサバ(Pico de Orizaba)、別名シトラルテペトゥルCitlaltépetl)、メキシコ第6峰で4420mのラ・マリンチェ(La Malinche)またはLa Malintzi(ラ・マリンツィ)、現在最も火山活動が活発なメキシコ第2峰5426mのポポカテペトゥル(Popocatepetl通称ポポ)、その隣に第3峰のイスタシワトゥル(Iztaccihuatl)、そして今回のネバド・デ・トルーカ、1943年に平地から突如として生まれ一つの街を飲み込んだ火山パリクティン火山(Paricutín)、ネバド・デ・コリマ(Nevado de Colima)などなどです。

このネバド・デ・トルーカ山は活火山に分類されていますが、最後の噴火が推定1万年前と、現在はポポのような火山活動はありません。

4680mの高峰ですが、車で4200m地点まで行くことが出来ます。週末は混みあう為、3800m地点からシャトルピックアップで30分ほど掛けて上まで行きます。

前置きが長くなりましたが、4300mの尾根を越えるとそこは雄大なカルデラが現れます。中には太陽の湖(Lago del Sol)と月の湖(Lago de la Luna)という二つの湖があります。テオティワカンのピラミッドと同じ名前ですね。

中に降りて湖の周りを一周できるのですが、先週末は幸運にも人が適度に少なかったのです。

お客さんと歩きながらふと一瞬動きを止めた時、静寂が訪れたのです。ホントにホントに何も聞こえないんです!これほど広大なカルデラの中にいて物音一つ聞こえない静けさ。たぶん生まれて初めての経験でした。

だからと言って何があるわけではないのですが、「音」が普通に存在する日常ではまずこういう経験はしないでしょう。静まり返った真夜中だって、ご近所さんの物音だったり、小鳥や虫の鳴き声だったり、風の音だったり、色々な音が絶えず存在していると思います。

山に興味ない人にもおススメの場所です。

  

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