カーニバルとは?キリスト様の復活祭に関係します。(1/2)
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メキシコではある行事の準備期間です。
👆ベラクルス州最古と言われるカーニバルが行われるコジョリジョ
メキシコは「復活祭」の時期です
さてさて、
2023年ももう3月。
春です。
桜です。
進学年です。
新生活です。
(笑)
メキシコはあんまり辺の季節かが薄めでして、
春だからといって、
何か特別な想いというのはないようです。
いや、「復活祭」を除き。
強いて言えば「ジャカランダ」という淡い紫色の花が咲き誇ると、
「あ~春だな」と、
日本の桜を思い出す僕は故郷の日本を思う季節であります。
じゃあ、
メキシコで「この季節」を感じるとすると何か。
それが「復活祭」関連の行事。
「復活」ってあのキリスト様の奇跡です。
それを祝うから「復活祭」。
英語圏ではイースター、
スペイン語ではセマナサンタなどと呼ばれるお祭り期間です。
復活祭の時期は毎年変わるので、
日本の天皇誕生日みたいに毎年同じ日に固定されていません。
ユダヤ暦のニサン月という春最初の月があって、
その15日目が満月でその日を復活祭と定めているので、
毎年3月から4月とかなりズレがでてきます。
2023年は4月9日が「復活」の日。
「パスクアの日曜日=Domingo de Pascua」ともいいます。
一方で、
このお祭りには「ストーリー」があるので、
「この日を祝って終わり」というものではありません。
「カーニバル」とは
なかなか、
宗教観の薄い僕を含めた日本人には、
この辺の宗教関連の話は瞼が重くなることが多い。(沈笑)
でもご心配なく~。(笑)
今日の話題は・・・
「カーニバル」。
カーニバルと聞いてピンとくるのは「リオのカーニバル」。
ブラジルですね。
ド派手な衣装とリズミカルなサンバのリズムに乗って踊りまくっているイメージがある「カーニバル」。
実はですね、
僕が住んでいるメキシコでも「カーニバル」と呼ばれるお祭りはたくさんあります。
ベラクルス、
アカプルコ、
メリダ、
マサトラン、、、
コアな場所だとウェホツィンゴとかトラスカラ、
僕が最近SNSに写真を投稿しているベラクルス最古のカーニバルとされるコジョリジョなど。
日本でもありますよね、
カーニバル。
実は僕はあんまりカーニバルって好きじゃなかったんですが、
その理由は「意味が分からない」から。(苦笑)
今でもカーニバル自体は「好き」なわけではありませんが、(苦笑)
やる意味がわかると納得できます。
「カーニバル」の起源
なんでメキシコでそんなにカーニバルがたくさん行われるのかと言うと、
それは・・・
「カトリック教国だから」
はい、
カーニバルって元々はカトリック教の宗教的行事なんですよね。
カトリック教国のフランス、スペイン、ポルトガルでもカーニバルが多いのは、
カトリック教国だから。
あ、
というのは「間違い」でして、(苦笑)
元の元の元は、
ローマ帝国時代に遡ります。
それはヨーロッパの話で、
アメリカ大陸にはローマ帝国は影響を及ぼしていませんでしたので、
僕が常々書いているメソアメリカ時代に端を発します。
もちろん、
ローマ帝国時代もメソアメリカ時代も、
現代のようなカーニバルではなかったわけで、
今日に見るような形は、
カトリックの習慣と融合したもの。
さらには、
宗教的な意味合いを持たない、
「ただの」と言ったら怒られるのかもしれませんが、(苦笑)
娯楽としてのカーニバルも増えて来ています。
「融合」というキーワードはスゴク大事で、
例えば今日に見るメキシコ習慣を一つとっても、
それがいきなり何年か前に始まったとか、
それがあたかもずぅーっと昔からあるものだとか、
と考えると話がややこしくなるのでご注意を。
長い年月を変えて周囲に存在した文化的要素を吸収し、
変容を重ねてきた結晶が今日僕らが目にする習慣です。
日本のような「ほぼ単一」の民族ならまだしも、
メキシコのような超がウン兆個付くような文化的要素が混ざり合った国の場合、
その背景はとっても複雑なものになります。
カーニバルもその一つというワケ。
もちろん、
そんな“面倒な背景”を無視してただ騒いで楽しめばいいというのも、
この時代の一つの生き方なのかもしれませんが、
ワンランク上の旅をしたいという人は、
たぶんこの点は重要になってくると思います、よ?(笑)
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