「国立人類学博物館が良く分かるツアー」を入れようと思っています。(笑)


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世にある旅行や海外生活について、

ほぼ毎日行き当たりばったりに、

メキシコ現地から好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。

 

成田から直行便でたったの12時間、

2022年の夏休み、年末年始の海外旅行、メキシコ観光は弊社におまかせを。

メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、

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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

博物館に行くなら現地に行こう、現地で見よう。

 

国立人類学博物館はよくわからない

その名の通り、

「メキシコ国立人類学博物館が良く分かるツアー」

というのを、

ルート例でご提案しようかと考えています。

 

てか、

そんな事いちいち事前通告せずに、

事後報告でいいんですよね。

「~ツアー例つくったのでいかが?」

みたいに。

 

でもそこは、

映画の予告編と同じようなもので、

「だしますよ~」

とやっておいた方が、

みんなが「え、なになに?」

っとそわそわするらしい、

というのがあります。(苦笑)

 

僕の規模でやっても大して効果ないんでしょうけれど、(苦笑)

一応形だけでもと思いまして。

 

で、これ、

なんでこれをご提案しようと思ったのかといいますと、

根底には、

とにかく「人類学博物館は分かりにくい」というのがあるためで、

せっかく「考古学」にご興味ある方が、

文脈もへったくれもないピースを見て、

「分からない」というのは勿体ないよね、

と思ったから。

 

せっかくメキシコまでいらっしゃるんですから、

少しでも本質的なものを知ってお帰りになって頂きたい、

という僕の勝手な思いです。(笑)

 

「メキシコの人類学博物館は分かりにくい」というのには理由があるんですが、

確か前回も書いたとおり、

「文脈」がブツブツと切れてしまっているからなんです。

 

博物館の配置がそうなんですが、

年代順なのかと思いきや、

メシカ(正確にはナワ)の展示室の後にオルメカがあったり、

エリア別なのかと思いきや、

ユカタンやチアパスのマヤ文化が、

北西の文化の部屋と隣同士だったりとか、

たぶん、

メキシコを知らない大半の観光客からすると、

わけ分からないと思います。

 

目玉のメシカは最も歴史が浅い文化の一つ

「そもそも、メシカとかマヤとかオアハカとかオルメカって、

なんでそんなにいろいろ名称が出て来るん?」

と疑問に思ったところで時間切れ。

だからとりあえずメシカの部屋にある「アステカカレンダー」で写真を一枚、

となります。

 

たしかに、

目玉のアステカ、

ではなくて「メシカ」の「太陽の石」をどかぁんと展示した方が、

分からない人たちには分かり易いです。

👇これ

 

でも本来は、

「メシカ」を扱うのであれば、

メキシコ盆地とその周辺を含めたアルティプラノを含めた方が良いんです。

アルティプラノ圏にはあのテオティワカンやソチカルコ、

そしてもちろんアステカで知られる「メシカ」が含まれます。

 

アステカで知られる「メシカ帝国」は、

それはそれは強大なパワーを持っていたんですが、

実はアルティプラノ圏では歴史的に最も浅い部族です。

1200年頃に今日メキシコシティがあるメキシコ盆地に入ったんですが、

消滅するのはそのたった300年後。

 

今日メキシコシティがある一帯は、

メキシコの首都として知られていますが、

その歴史的にも重要な場所。

メシカ帝国以外に。

 

メシカ帝国(アステカ帝国)が知られるわけは、

1500年初頭当時、

メソアメリカの広大な範囲でぶいぶい言わせていたのもあるんですが、

スペイン人がその強大な帝国の征服狙って押し入り、

その結果多くの「記録」が残ったから。

 

もし、

その矛先が別の地域、

例えばユカタン北部のマヤの都市や、

メキシコシティの西のプレペチャの首都パツクアロ一帯であれば、

そっちが今日のメキシコの首都になり、

研究対象や多くの記録も大半がマヤやプレペチャになっていたかもしれません。

 

メシカの前には4000年近い根っこがある

メキシコシティがある一帯では、

早くは紀元前2500-3000年ぐらいには、

小規模ながら「宗教」あるいは「信仰」が興っていました。

「女性」や「シャーマン」、「死者」を基にした信仰です。

メシカほど有名にならず強大なパワーを持つわけではありませんが、

人間が集団で定住し、

社会を築いていた証拠が調査で見つかっています。

👇通称アクロバット

👇トラティルコの墓地

有名なアステカで知られるメシカ帝国が繁栄する4000年も前の話。

確かに「記録」が膨大に残るメシカを特別扱いするのは分かりますが、

彼らの繁栄の前には、

そうれはもう気が遠くなるような歴史が、

メキシコ盆地やその一帯(アルティプラノ)に既にあったということ、

それを切り離しちゃうと「良く分からない」となるんです。

 

僕的には日本の年表のように、

一つの線にして部屋をなくし、

年代ごとに各地の文化を同時多発的に見られるようにした方が良かったんじゃね?

とも思ったり。(苦笑)

でもそんなことしたらスペース上の問題も出てくるから・・・

まぁ、今のような形になるのは「総合的に」理に適っていると言えるのか。

 

「文脈」の部分をツアーでご案内します

はい、てなわけでしてですね、

博物館が手に負えない部分、

「文脈」の部分を補う目的で、

メキシコ全土はデカすぎるのでちょいと難しいと思いますが、

少なくてもメキシコシティとその一帯のアルティプラノ圏を中心に、

できればオアハカ(オアハカ市一帯)や、

中東部のトトナカパン(ベラクルス一帯)、

中西部のプレペチャ(ミチョアカン)も、

そしてもう少し時間がある人には、

オルメカとマヤの一部など、

「博物館によく登場する遺跡を実際に周る旅+国立人類学博物館コース」

というのをご案内したいんです。

 

もちろん全部は時間的にむりですが、

主な場所ですね。

たとえばアルティプラノ圏であれば、

有名な「テンプロマヨール」ももちろんそうなんですが、

初期の頃のトラティルコとかトラパコジャ、

クィクィルコはもちろんのこと、

忘れちゃいけないテオティワカン、

一歩外に出れば動乱期の象徴的な都市ソチカルコはもちろんのこと、

オルメカの影響が残るチャルカツィンゴや、

博物館にもあるカカストゥラ遺跡の壁画の現物、

そして最後にメシカとトラテロルカを含むナワ系の文化跡。

あとはソチミルコも忘れちゃいけません。

 

現地で現物を見て頂く(例:カカストゥラ遺跡の壁画)、

或いは、

現地を見て博物館でその現物を見て頂く(例:メシカの太陽の石など)、

というのは、

文脈を修復させるのにとっても大事なこと。

 

「現地+国立人類学博物館」で、

「国立人類学博物館が良く分かるツアー」をおススメします。(笑)

 

他さんでも「テオティワカン+人類学博物館」というのはよくやっているんですが、

僕の場合はもう少しだけ踏み込んで分かり易くします。

だから3~4日頂けるとより充実してくると思います~。

 

👆もちろん、

途中でグルメやその他の歴史もみますのでご心配なく~(笑)

 

後日のご案内をお楽しみに~

ではでは~ Zzzz(今朝6時)

 

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