国立人類博物館に行く前に知っておいたほうがいいこと。

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博物館に行くならセットで現地にも行こう。

👆500年前のメキシコシティ、博物館に行ったら実際に歩いてみましょ~

博物館の落とし穴。(苦笑)

メキシコに行ったことがあるという人の中には、

「国立人類博物館」という場所に行ったことがあるという人もいらっしゃるでしょう。

 

メキシコのガイドブックにも必ず出ている?メキシコシティの有名観光地ですね。

 

メキシコシティにある博物館で、

世界一の考古学博物館です。

ん?エジプトの新しい考古学博物館てもうできたんでしたっけ?

エジプトのそれがオープンすれば、

メキシコは二位になってしまいますが、

とにかく、

世界有数の考古学博物館であることには変わりありません。

 

メキシコと言えば「ピラミッド」、「アステカ」、「マヤ」。

考古学には興味はないけれど、

人類博物館も一応メキシコシティの観光名所になっているから行ってみよ~、

という人も多いはず?

 

目的はなんでもいいんですが、

メキシコガイドの僕としては、

せっかく行くなら「より意味ある」博物館の時間にしたくない?

と思うんです。

 

まず最初に僕の感想を申し上げますと・・・(苦笑)

 

「難しい!」です。(笑)

 

いえいえ、

考古学、

とりわけ他国の考古学だから、

そもそも論「難しい」んですが、(汗)

そういう意味じゃなくて、

展示品が「ぐちゃぐちゃ」なんですよね。(苦笑)

いっしょにあるべきピースがバラバラに配置されていたり、

名称自体が間違っていたり。

まぁ、

よくわかってない旅行者が行く分には、

どこに何があってもさして影響はないという判断?

なのかもしれませんが・・・

 

現地に行く意味。

僕は、

というか考古学的には、

博物館といういうのは、

広大なエリアのピースが一ヵ所に集められ、

一見「すばらしい」ように思えるのですが、

実際は、

そういった展示品というのは、

「現地」に留まるべきなんです。

現地から持ち出され、

全く関係ない土地に、

各地から集められたピースと一緒に展示されると何が起こるのかというと、

「脈」からは外れちゃうんです。

 

歴史や考古学を見るときに大事なのはその「脈」です。

僕はいつも「点と線」と言っているんですが、

点と点が繋がるとストーリーになるんですね。

それが脈なんですが、

往々にして博物館というのは「点」の集合体で、

その各点に説明がちっちゃく取り付けられている集合体にすぎません。

 

博物館の設計上の問題もあるのでしょうが、

例えば、本来であれば、

テオティワカンの展示室の前にオルメカがあるべきですね。

マヤも最後の方にありますが、

テオティワカンと並べた方が分かり易かったり。

時系列でいくなら、

入口正面(中間地点)にあるメシカは、

最後の方に来た方が分かり易い。

 

メキシコの国立人類博物館には、

「Sala Mexica」という展示スペースがあります。

「Sala Maya」と並び、

旅行者が最も多く訪れるエリアですが、

そもそも「Mexica」のピースだけではなく、

様々な部族、文化のものが混じっています。

だから正しくは「Sala Nahua」なんですが、

そうやっちゃうと、

おそらく来館者がパニックになるのでしょう。

「Nahuaってなんだよ」って。

 

僕もたまにお問い合わせ頂くんです。

「人類博物館のガイドをお願いします!」と。

もちろんOK!なんですが、(苦笑)

一言だけ助言させて頂くんです。

 

「大変ですよ?」って。(苦笑)

 

ガイドでもヘトヘトに。(苦笑)

僕らガイドがやらないといけない講習というのがあるんですが、

講師によって差はあるものの、

ガチでやる人は、

このSala Mexicaだけでも6時間やります。

6時間ですよ!(笑)

 

お隣の比較的小規模のSala Toltecaだって4時間半です。

そんなにガチでやっていたら、

とても1日じゃ周りきれない上、

正直、

ベースの知識があるガイドでもヘトヘトになります。(汗笑)

 

実は昨日その講習があったんです。(苦笑)

僕は考古学は好きな方だと思うんですが、

それでも最後は頭がパンク状態。

終いには頭ガンガン。(痛)

帰り道はゾンビ状態だったのです。(汗笑)

👆これでもMexicaだけ。

 

これに石器時代、

テオティワカン、

トルテカ、

オルメカ、

トトナカ、

マヤ、

・・・・・

なんていったら、

たぶん、

メキシコ初心者の旅行者は、

もうパニック状態になります。きっと。

 

ざっと1階部分の考古学のエリアを周るだけでも、

まぁ5時間コースでしょう。

これも同様に疲れます。(汗笑)

 

博物館を有意義に過ごすために。

そこで、

僕がおススメしたい、

メキシコ国立人類博物館の有意義な活用方法。(笑)

 

博物館に行く前に現地に行く。

 

現地に行く前に博物館に行く人もいますが、

僕は最初に現地に行っていただいた方がいいと思っています。

 

現地にいくと、

そのピースがあった場所というのが必ずあります。

現地はもしかしたらオリジナルでない場合もありますが、

そのピースがどういう場所にあって、

都市の中でどういう方角に向き、

周りにどういう建造物があったのか、

というのが全て見えるのです。

これが「脈に含む」ということで、

周囲にある建造物や他のピース、地形という「点」が、

現地で「脈」になるんです。

 

そうすると博物館のオルメカの人頭像はただのでっかい頭ではなくなり、

無数の土偶はただの土人形ではなくなり、

あの「チャックモル」はチャックモルでなくなるんです。(苦笑)

 

メキシコは途轍もなく広く深く、

一度にメキシコ全土の文化圏や遺跡に行くのは無理です。

だからメキシコには複数回来て頂きたいんですが、(笑)

例えば2022年の夏休みはマヤとテオティワカンの遺跡にいって、

最終日の飛行機に乗る前に人類博物館のマヤとテオティワカンの展示室に行く、

という風にすると、

人類博物館がよりよく分かり、

意味あるご滞在になると思います。

 

博物館で現地の情景が思い浮かぶというのは、

とても大事な事なんです。

 

はい、てなわけでして、

メキシコ国立人類博物館を有意義に周る方法でした~。(笑)

ぜひ現地への訪問を併せてご検討下さい~

 

ではまた~

 

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