学校って必要じゃない!?

学校教育の必要性。

 

という議論がなされているのをたまに目にします。

 

ブログでも何度か書いたかもしれませんんが、

僕は大の学校嫌いでした。(過去形)

 

今でも大好きではないですが、

ここメキシコでガイドの養成学校で、

「学ぶってオモシロイ!」と、

37にして、

人生で初めて勉強の楽しさを知ったのです!

☝☝☝学友とグループプレゼンで大成功

 

なんで学校がキライだったかというと、

一つは、勉強の面白みが分からなかったから。

 

いつもテスト勉強しているような感じで、

でも、勉強してもテストでいい点を取れたわけではない。

ようは頭が悪かったわけです。(苦笑)

勉強ができる同級生をいつも羨んでいました。

「何でアイツは大して勉強もしないくせに、

いつも点数が取れるのか」

やればやるほど劣等感が増していくのでした。

 

今も物事を理解するには人一倍労力を要しますが、

当時はもっと頭に余裕が無かったのです。

いつもテストを“心配”していましたね。

今でも覚えていますが、

中学の数学の授業で自分だけ分からず、

情けなくて、

悔しくて、

惨めで、

鼻水たらして泣いたのを思い出します。(笑)

 

二つ目は、人間関係。

僕は自分を殺して人に同調しながらやって行くのが大の苦手なのです。(苦笑)

自分を殺さなくてもいいんでしょうけれど、

要領が悪いからそれができないのですよ!

(たぶん要領いい人にはこれがわからないんです、、、)

まぁそれはいいとして、

途中で面倒臭くなってしまって。

よく小学校とか中学校だと、

1人リーダー格がいて、

その周りに子分みないのが何人かいて、

その周りにまた何人かいて、

みたいなグループができていたんです。

 

僕も当時は独りぼっちが寂しかったので、

何とか同調してその輪の中にいようとしましたがダメでした。

バカバカしくて憂鬱だったので、

小学校は3年ぐらいから半日行くのをやめました。

半日というのは一応一日も休まずにいたので、

それは通そうとおもいまして。

今思えばそれもバカバカしいですけどね。(苦笑)

ずっと休んで歴史や地理の本でも読んでおけば良かったと、

今更後悔しています。(苦笑)

 

ちょっと僕の話が続きますが、、、

 

一人黙々と仕事をこなしたい性ですので、

だから部活の合宿とか仕事の研修会とか、

そういう大人数の行事って、

かなり憂鬱です。(苦笑)

 

今振り返って考えると、

日本で小、中、高、大に行って、

よかったなぁーと思う事は、、、

中学の恩師に出会ったことぐらいですね。

そこで文字通りビシバシやって頂き、

泣き虫だった弱いメンタルを、

叩きなおしてもらいました。

多分あの先生に出会っていなかったら、

今の僕はなかったと思うほど、

インパクトがある出会いでした。

 

あとはべつに、

学校に行ったからといって、

コレといって役に立ったという記憶はないですね。

日本にいて、勉強だけするなら、

教材があって、

オンライン授業があればそれでいいのかな、と。

 

メキシコの学校に行って、

学校の良さについて気付いたことは、

その場で何でも気楽に質問できることですね。

オンラインだといくら通信環境がよくても、

ガクガクなってしまったりして、

ちょっと難しいのではと思うほど、

クダラナイ話題から真剣な話題まで、(笑)

ワイワイガヤガヤです。

☝☝☝昔の学友と美術館研修

 

日本の学校では記憶がないですが、

メキシコの人はクダラナイ事でも冗談も絡めて話題を出して、

みんなで爆笑するのが楽しいですね。

 

そからいろんな議論が始まり、

脱線することも多いんです。

それがまた面白いんです!(笑)

もちろんテストもあり、

過去の“テスト恐怖症”も蘇りましたが、、、

「あーこういう環境で育つから好き放題言ったりやったりできるのね」

と妙に納得したのです。

☝☝☝昔の学友と人類博物館研修

 

だから結論として言えば、

現状の日本の学校教育だったら、

「学校は必要ない」

少しでも変える余地があるのであれな、

「もっと自由な環境、

試験に縛られない、

勉強の面白みを伝えられる仕組みがあるべき」

ですね。

 

それがないと、

学校の存在自体の意味がない。

先生達も機械的に講義して、

圧力で形だけの指導するだけですから。

僕の高校の時の一部の教員がそういう感じでしたね。

 

ある日、先生から質問されて、

僕がみんなの前で正論を言ったら、

「お前は俺に恥をかかせた」と。

(僕の心:はっ!?)

それで髪を引っ張られ、

テニスのラケットで突かれて、

終いには「お前の目が気に食わない」と。

(僕の心:それそろ止めないとチクっちゃうよ?)

僕はこの時この類の教師に失望したのでした。(沈)

 

今思えば、

もっと言ってやればよかったと思います。(笑)

 

グローバルな時代になりましたけれど、

見かけだけで、

「インターナショナル!」

という事程、

ナンセンスなことはないです。

 

現場で役に立たない試験英語を教えるよりも、

海外の姉妹校と提携して、

毎日でも毎週でも、

英語や他言語で直接やり取るする習慣をつけた方が、

やる意味があります。

 

そんなことで、

なかなか白か黒かでは決められませんが、

日本の学校教育が、

変わるべき点にある事には間違いないでしょう!