外出自粛の弊害か。
外出自粛の弊害か。
最近なんか寝起きが悪いんです。(辛)
元々朝は苦手な方なのですが、
せめてできるだけ爽快な気分で目覚めたいと思い、
ここ数年7時間の睡眠時間を取るように心がけています。
それ以下でもそれ以上でもなく、7時間です。
なぜ7時間かというと、
自分の体内時計がそうなっているらしく、
調子がいい時大体7時間で勝手に目が覚めるんですね。
だからそれに気付い後は、それを目安にしています。
ところがここ1、2ヵ月、
先日書き上げた論文の執筆と、
コロナウイルスによる外出自粛で
日光を浴びないどころか、
玄関から一歩も出ない日も数日続く事もあるほど、
外に出ていないんです。
正直、
こんなにある特定の場所から一歩も出ない生活を送ったことは、
これまで一度もありませんでした。
いかんせん僕は一ヶ所にじっといることが苦手な性でして、、、
だから事務職なんか絶対に務まらないです。(苦笑)
自分で言うのもですが、
だからガイドのような仕事に向いているんです。
スペイン語ではこういう“落ち着きがない人”のことを、
インキエト(Inquieto)
といいますね。
独身の頃は、
土曜日の朝起きると、
「海にでも行くか」
と思い立ち、
その日約700キロ運転して、
タバスコの海岸に行った事もあるんです。
運転が好きなので、
道中大好きなサルサとマリアチをガンガン掛け、
窓を開け放ってオイシイ空気をこれでもかっていうほど取り入れて、
どこまでも伸びるかの様なハイウェイを疾走し、
途中の家庭料理屋でチキンスープとケサディジャを頬張り、
燦燦と輝く太陽のもと冷たいビールを飲みながら、
何も心配しない、考えない、期待しないひと時を過ごす。
このような最高の贅沢を何百回としました。
(だからおカネがないのですが、、、苦笑)
そんな事ばかりしていたインキエトな私が、
数日間一歩も外に出歩かない、
太陽を見ない日を続けること自体、
拷問なのです。
たぶんこんな事を言えば、
「それは極端すぎじゃね?」
と言われる思いますが、
このメキシコでコロナなど気にもかけず、
気を付けない人がごまんといる中で、
どうなるか分からないじゃないですか。
病気になってから死ぬかもしれない思いをするよりも、
たったの数カ月だけ“犠牲を払って”、
ほんの1%でもリスクを軽減したい、
という思いなのです。
程度は人それぞれですけどね。
ツイッターを見るのもうんざりするほど、
自粛すべき云々、
終わりないやり取りがありますが、
程度は人それぞれです。
結局はトレードオフで、
何かを得るには何かを犠牲にする。
100%は無いってことですね。
朝の目覚めが悪いのはメラトニンが不足して、
体内時計が狂っているため。
30分ぐらい屋上で日光浴でもしようと思います。(苦笑)