ガイジンは「メキシコ人」になれるのか?国籍だけでは見えないその国の背景。(1/2)


 

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公認日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

今日も呑気にメキシコから書いています~

 

ガイジンは「メキシコ人」になれるのか。国籍だけでは見えないその国の背景(1/2)

 

「は?」

と思った方もいらっしゃるでしょう。

 

聞かれてもないのに余計なお世話ですね。(笑)

 

これまでに、

誰からも「メキシコ人になれるのか」って聞かれたことは一度として御座いません。(笑)

 

ではなぜワザワザこの題名にしたのか。

 

毎回オリンピックを見ると、

各国間でメダルの数を競ったりしてるじゃないですか。

 

あれって、

結構意味ないよねって毎回思うんです。(苦笑)

 

だって、

そもそも各国規模が違うじゃないですか。

 

選手が生まれ育つ環境だって、

練習環境も違う。

 

ある国は企業の社員として、

おカネ、学業を心配せず、

100%スポーツに打ち込める国もあれば、

国によっては満足な援助を得られない国もあるわけです。

 

仕事をしたくても仕事がない国も少なくない。

 

人口がほぼ同じメキシコと日本だって、

メダルの数だけみればその差は一目瞭然。

 

メダルの数を気にする人、

日本とメキシコ、何がその数を分けているか、

考えたことありますでしょうか?

 

「日本人アスリートは優秀だから!」

 

ん~じゃあ、

メキシコのアスリートは優秀じゃないと?

 

獲得メダル順に国を並べて、

順位をつけるって、

それを見て楽しむ人はいるのでしょうが、

それをやる意味自体はなかったりすると思うんです?

 

そもそも論、

遡れば、

「国境」なんて人が勝手に作ったものですね~。

 

元々は国境なんてなくて、

今はいきりまくっているアメリカはもちろん、

メキシコという国自体もなかったのです。

 

日本の国境だって、

ヤルタ会談でいとも簡単に、

しかも日本人がいないところでもコロッと変わりました。

 

自分ちの敷地を両隣さんが勝手に決めたんですよ。(苦笑)

A「コイツんちの土地、ここまでお前んちでいいよ。」

R「ありがとう。」

と。(苦笑)

 

たった76年前の話です。

 

今はメキシコや、

その他独立国家である中南諸国だって、

ある日突然ヨーロッパ人が上陸して、

それまでの3千年以上に渡って築かれた文化が突然破壊され、

ヨーロッパの植民地となったんです。

 

これだって、

たかだか500年前の出来事。

 

朝鮮だって、

元々住んでいた人がいて、

気が付いたら日本に占領されていて、

その後手放されてと、

「国」が変わったのは1度じゃありません。

 

でも、

これ☝っていうのは、

先史時代も含め、

250万年ぐらい続く人類の歴史上、

「昨日や一昨日の話」です。

 

そんな、

昨日、一昨日に人が好き勝手につくった「国境」を下に、

僕らは戦争し、

あの国はなんちゃらと言って言い争ったり、

国同士でメダル獲得競争をしているんです。

 

そう考えると、

そんな争いなんて空虚なもの。

 

どの「国」の人が勝っても負けても、

その選手の猛烈な練習や、

類まれな才能とその技術、

それに魅せられる

って所に、

一つのスポーツの生粋の意義があるでは?

って僕は感じています。

 

「~人」になるだけなら、

べつに難しいことは無く、

一定の条件をクリアした上で移民局に行って、

移民申請をするだけで「~国民」になれたりします。

 

かく言う僕も、

条件はクリアしているので、

今日にでも「メキシコ国民」になるための手続きを行う事はできます。

 

今日の話題は書類上の「国民」ではなく、

「メキシコ人」て誰?ってこと。

 

日本国民=日本人とするのは、

“まだ”イメージしやすいと思うんですね。

 

ガイジンが増えた日本ではあるものの、

所詮ガイジンで、

日本国民でなければ日本人でもない。

「日本に住んでいるガイジン」です。

 

僕もその類です。

メキシコでは所詮ガイジン。

 

もし僕が、

日本国籍を棄てて、

メキシコ国民になったとしても、

日常生活では何の変化もないでしょう。(苦笑)

 

母国日本を想う気持ちも変わらないと思います。

 

使う言語も同じ、

払う税金の率も同じ、

今の友達はそのまま友達、

不動産も貸借・売買も自由、

参政権以外は持っている権利は同じです。

 

でも思うんですが、

例え僕がメキシコ国民になれたとしても、

「メキシコ人」にはなれないのかな、と。

 

昔の、

といってもつい一昨日の500年ぐらい前のメキシコは、

ヌエバ・エスパーニャといって、

スペインの植民地だったんです。

 

ヌエバって英語のNEW=新しいっていう意味です。

エスパーニャはスペインのスペイン語名。

 

「新しいスペイン」。

 

ちなみに、

フィリピンもヌエバ・エスパーニャの一部でした。

 

メキシコもフィリピンも兄弟だったんですね。

 

一方、

ヌエバ・エスパーニャで生まれた人達は、

「スペイン人」とは名乗れませんでした。

 

「???」

 

そのワケは・・・

 

続きは次回に~

 

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