メキシコ:マイナーな「おもしろい国」
メキシコの旅行事情、生活事情を赤裸々につづっているメキシコブログ「キオテ通信」です~。
難しい遺跡の話から、一般的な生活の話、僕のボヤキなど、
その日に思いついた話題をかいて1000本以上、
たぶんメキシコに関するブログでは最大です。(誇!)
メキシコ、穴場です(笑)
海外旅行好きな皆さん、ついに来たこの円高方向への動きだし。そんなことで次の海外旅行先をどこにしようか悩んでいません?
多くの方は、パリやニューヨーク、ハワイといった定番の観光地を思い浮かべるかもしれませんが、せっかくなので今日は少し視点を変えてみてはいかがでしょう。
「ハワイに行ったよ」VS「メキシコに行ったよ」
メキシコは北米大陸の南部、ちょうどアメリカの南に位置し、公用語はスペイン語です。歴史と文化が豊かで、自然の美しさも際立っていますが、日本で暮らしていると「こないだメキシコに旅行に行ってきた」という話はあまり耳にしませんよね。
その点ではまだまだマイナーな国かもしれません。しかし、そのマイナーさこそがメキシコの魅力でもあります。
「今年の夏休みはメキシコに行ってきたよ」
「今年の夏休みはハワイに行ってきたよ」
同じ「 #外国 」「 #海外旅行 」「 #夏休み 」というキーワードでも、聞いた側からすると全く異なる感覚だとおもいます。
べつに誰かに話さなくたって、自分にそう語りかけても異なる印象ではないでしょうか。
前者:「え、メキシコ?」「てか、どこそれ?」「危ないでしょ!」
後者:「へ~良いですねぇ」「海が気持ちよさそ~」「ホテルはどこ泊ったの?」
て具合に。
結局のところ自分で決めた方がいい
自分が所属する集団(例えば日本という国家集団)の中では「マイナーな国」を訪れるとき、多くの場合、その国は「有名じゃないから面白くない」と思われがちのようです。まだ何も知らないのに。(苦笑)
「有名だから面白い」というのは一種の同調圧力の側面があるのでしょう、きっと。「有名だから面白くないわけない!」「みんなが良いっていうんだから良いに決まってる!」みたいな、一種の宗教のようなもの。(苦笑)
もう一つはメディアの戦略ですね。マーケティングとか。だってそういう有名な場所を扱った方が「売れる」から。メディアやその業界にとって「売れない」場所というのは自動的に表舞台から下げられてしまうのです。
そうすると余計に「有名」な場所に人が流れ、結果的に知名度を高め、ブランドと化して、その表層的な部分だけをみて「ハワイっていいよね」「海外旅行なら無難なにハワイだよね」というイメージが無意識に定着するのです。
繰り返しますが、これは「自分が所属する集団」に限ったことが多い。例えば、日本からとほぼ同じ距離にあるメキシコでは、「ハワイ」は人々の観光デスティネーションにはまず入らない。(苦笑)てかそもそも直行便がない。(沈)
自分の常識はよそさんでは非常識
僕の推測になってしまうんですが、メキシコの人がほとんどハワイに向かない理由は、メキシコ国内に既に良いリゾートやビーチがあるから。カンクンとかロスカボスですね。リゾート嫌いの僕もそう感じます。(苦笑)自ら進んでリゾートには行きませんが、もし行くことになって「どっちか選べ」となれば絶対「カンクン」です。だって近くて安いから。(笑)
それとは別にあと一点、大事なこと。カンクンに行くとリゾートだけじゃないアクティビティが周辺にたくさんあります。つまり、「カンクンだけ」で終わらないということ。そこがメキシコの魅力の一つなんですよね。
ハワイにもハイキングとか、イオラニ宮殿?とか、いろいろあるのでしょうけれど、カンクンと比べるとできることって限られると思います。(行ったことがないので)
メキシコの観光地としてはカンクンやプラヤ・デル・カルメンが有名ですが、実はそれ以外にもたくさんの魅力的な場所があるのです。
メキシコって世界有数の観光大国なんです。年によって上下するものの、コロナ直線は世界7位の旅行者数でした。日本の人に人気なドイツやタイよりも上。もちろん日本よりも上。(汗笑)
日本では「メキシコなんて」で行く人は少ないようですが、他の世界では「良い海外旅行先」の常連なんです。
#異文化 との出会いが海外旅行の醍醐味
僕はメキシコを最初訪れた際に印象的だったのは、現地の人々の楽観的な様子でした。「生きてれば何とかなるよね」感がビンビンと伝わる感じ。(苦笑)
一般化するわけではありませんが、メキシコの人々は好きな仕事をしながら穏やかに暮らしている人が比較的多く、お金がなくても、なぜか生活に困っているようには見えません。(汗笑)
このため、国内の治安は一部地域を除き比較的良く、リラックスした雰囲気が漂っているのが良いです。
もちろん、メディアで報じられるメキシコの一面には、政府の腐敗や治安の悪化が取り沙汰されています。しかし、実際に現地を訪れてみると、街にはものすごく活気があり、人々がその日その日の生活を楽しんでいる様子を目の当たりにすることができます。
そういう「!?」という感覚。住み慣れた「家の中」では殆ど感じられませんが、一歩外に出るとそう感じられる機会は格段に増えるはず。それが「異なる文化圏へ踏み入れる」という行為であり、それ通じて「喜び」や「楽しさ」を感じること、それこそが海外旅行の醍醐味、本質なんじゃないかなぁと僕は考えています~。
まとめ:次の旅行先にメキシコを選んでみては?
ハワイやヨーロッパの定番観光地に行くのも良いですが、次の旅行先には、ぜひメキシコのようなマイナーだけど「いい国」を選んでみてください。そこでしか味わえない文化や食事、人々との出会いが、あなたの旅行をより一層豊かで特別なものにしてくれるはずです。
メキシコのように、見方によっては多くの豊かさを感じられる国や場所に行くことで、期待以上の新しい体験ができるのです。
盲目的に海外旅行👉ハワイ、ヨーロッパと判断するんじゃなく、敢えて“日本では”マイナーな国に行くことによって、面白い異文化体験をしたほうが、ハワイで寝そべるだけよりも、より貴重な異文化体験が得られるでしょう。
このブログがあなたの次の旅行計画の参考になれば幸いです。メキシコの魅力をもっと知りたい方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。
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