ポップコーンを食べたら必ず思い浮かぶもの⇒メキシコ(笑)
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投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
ポップコーンはメキシコのご先祖さんの生活の知恵。
(出典:Arqueologia mexicana)
前回の続きです~👇
前回
そもそもトウモロコシというのは、
大航海時代に今日のメキシコにやってきたスペイン人によって、
スペイン経由で外国に持ち出され世界各地に広まりました。
そう書くとトマトもチリもカボチャもカカオもで、皆さんが普段当たり前のように口にする作物は、実はメキシコ出身というものが多いんです。
だからそれ以前には、
世界のどの国にも、
トウモロコシは存在していなかったんです。
トウモロコシがないということは、
ポップコーンもできません。
んで、
そのポップコーン、
今みたいにおやつとして食べていたわけじゃなくて、
「保存食」だったんですねぇ。
保存食というか、
今でいうインスタント食品のような位置づけのほうが正確か。
簡単に持ち運べて、
嵩張らず、
直ぐに調理できて、
カロリー高め。
しかも爆ぜると嵩が増すから、
食べた感が増す?(笑)
当時は車やヘリコプターなんかありませんから、
移動は全部徒歩。
現代の旅行者のように、
お腹が空いたらお金を払って誰かにご飯をつくってもらう、
というものではなかったので、
どこに行っても食料は基本自前です。
言い伝えによると、
ポップコーンをよく食べていた人たちというのは、
アステカで知られるメシカ帝国時代の人々。
メシカ人というよりも、
年貢を強要された人々が自分の土地を追い払われたりして、
新たな定住地を見つける旅にでないと行けなかったんですが、
その時に常用していたのがポップコーン。
一部資料によると、
当時のナワトル語でポップコーンはmomochtliと呼ばれていたようです。(出所不確)
あわせて、
トウモロコシが重宝されていた理由。
加工が利くということ。
ポップコーンはもちろん、
擦って粉にして練ればマサという生地になり、
それを平たくして焼けばトルティジャ(トルティーヤ)、
蒸せばタマル、
水で煮ればアトレ、
炒ったものを粉にして水に溶けばピノレ(Pinolli)、
カカオが豊富なタバスコの方では、
トウモロコシとカカオを混ぜた飲み物Pochotl、
今のポソルが飲まれていました。
そんな風に、
いろんなものに形を変えることができたのです。
さっき、
ポップコーンはメシカ時代と書きましたが、
もしかしたら、
それ以前からあったのかもしれませんが、
科学的な説としては僕が知る限り出ていないようです。
そもそも、
トルティジャを焼くとか炒るという作業には、
今でいう鉄板、
当時は土製のコマル(Comal)という調理器具が必要になるんですが、
どうもようやく使われ始めたのが600年ぐらいかららしいです。
だからトルティジャは比較的“新しい”食品なのです。
その点、
ポップコーンは直火に晒してもできますから、
メシカ時代(1300~1500)以前にあったとしても不思議じゃない?
と僕は思っちゃいますが、
皆さん、どう思います?(笑)
はい、そんなわけで、
メキシコで食べるポップコーン、
もしかしたら格別な味がするかもしれません!?(笑)
ポップコーンを食べたら、
頭の片隅にメキシコを思い浮かべて頂けたら嬉しいです~
では~
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