これだからメキシコ旅行は止められない。今カンペチェ州にいます。


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世にある旅行について、

毎日行き当たりばったりにメキシコから好き勝手に書いている、

ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】の時間です。

 

メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

複雑で広大なメキシコを【お得】で【楽】で【濃厚】完全プライベート日本語ツアーで、

いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供している、

メキシコ観光省認定日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウで御座います。

 

メキシコの数々の遺跡からグルメ、地方の見所、そしてメキシコの雄大な山まで、

尽きる事のないメキシコの魅力をお得にご案内しております。

 

これだからメキシコ旅行は止められない。今カンペチェ州にいます。

👆サン・ロレンソの遺跡というか草原というか草むらで、強すぎる直射日光にもめげずにメキシコの凄さを伝えている岩﨑功です。(汗笑)

鳥肌が立ちまくりのベラクルス(笑)

実は?今出張という名の旅行中です。(笑)

はい、バケーションではなく、

仕事が目的の旅行。出張というやつです。

仕事と言ってもツアーではなくて、

調査関連ですね。

 

一昨日の早朝にメキシコシティを出て、

ベラクルスの南端で、

メソアメリカ最初の大文化が誕生した地、

サン・ロレンソまで約700キロを行きました。

途中トレス・サポテスという別のオルメカの遺跡にも寄ったため、

余計にロングドライブとなってしまいました。

 

で、

昨日(土曜日)はそこから更に700キロぐらいの所にある、

カラクムルという、

カンペチェ州の南の方の場所に来ました。

今日もその辺にいます。(笑)

カラクムル☟

 

やっぱり勉強していると興味が湧いてきてですね、

有名無名関係なく、

その「現場」に実際に行ってみたくなるのです。

それで実際にその「現場」に着くとですね、

勉強した内容と照合できるんですね。

ここでその通りだと、

鳥肌が立つのです。(苦笑)

いえいえ、

ほんとに。(笑)

大げさではなくて。

 

サン・ロレンソって、

行くと何にもないんですよ。

こんな風に👇

 

牛がたくさんいて、

おっちゃんがハンモックで昼寝しているような、(ホントに)

超長閑な場所なんです。

 

オルメカがなんとか、

サン・ロレンソがなんとか知らずに行って、

現地でガイドに

「えーここはですね、

紀元前の~年にオルメカ文化が生まれた場所ででして、

ここの神様がその後のメソアメリカの神々の源流となって、

ほにゃららなんんちゃら」

って一通り説明しても、

たぶん、

誰も何を言っているのか分からないと思います。(苦笑)

 

ちょっと分かっても、

「へ~・・・」

だと思うんです。

 

僕はここで「鳥肌」が立ちました。(苦笑)

ガチで。

こんなに鳥肌が立ったの久しぶりです。

 

オルメカを知ってメキシコの遺跡を知る

だって、

メソアメリカの各地の文化の、

「礎」となる文化的要素が、

ここから各地に解き放たれたのですよ。

あのサポテカだって、

テオティワカンだって、

アステカで知られるメシカだって、

マヤはチチェンイッツァだって、

全てオルメカに通ずる要素を含んでいるのです。

 

こと観光となると全然注目されませんが。

なんでマヤのチチェンイッツァでククルカンなのかとか、

なんでテオティワカンが赤色だったのかとか、

なんでアステカで知られるメシカの生贄なのかとか、

元を辿るとオルメカに行きつくものが多いのです。

全部ではないです。

オルメカの様子を各文化が自分仕様にして取り込んで行ったんですね。

だからククルカンは、

オルメカ時代の名称ではありません。

だからテオティワカンは壁が赤でした。

 

繰り返しますが、

全ての道はローマに通ず、じゃないですが、

それらの要素の元の元が、

ここ、

サンロレンソで始まった、

またはその礎が始まったんです。

 

この「大草原」(苦笑)には、

特に整備された博物館などは何もないんですが、

土地の責任者の方に特別に入れて貰いました。

大草原でも、

何だか不自然にあちこちに隆起があるんです。

「壁」思わしき長細い隆起や、

こんもりと盛り上がった小山など、

これは「ピラミッドなのか」とか、

勝手に想像しながら草むらを歩いたのでした。(笑)

あとは地形にも注意すると、

なんで「そこ」に都市を造ったのかもわかる気がするんですね。

だから「現地」に行くのが一番ということ。

 

そんなオルメカ最初の都市サン・ロレンソの鳥肌が正常に戻らぬまま、(苦笑)

次の場所へ更に700キロ。

約9時間の行程です。(苦笑)

 

あのマヤへの架け橋へ

ちなみに・・・

 

オルメカといっても時代の変遷とともに、

その「首都」と呼ばれる場所も移り変わって行ったのでした。

この「サン・ロレンソ」が「最初」とすると、

その次が「ラ・ベンタ」、

そして最後が「トレス・サポテス」という場所。

☟ここ

 

基本的にこの3つの場所が、

オルメカの3大都市とされています。

 

初日にその「トレス・サポテス」という場所に行ったのですが、

あいにく閉鎖されていて、

お目当ての展示物にお目に掛かることができず・・・

ここは100%オルメカ色の都市ではなく、

オルメカに始まって、

マヤへの架け橋となる後継文化、

「イツメニョ」へと変遷した土地。

そんな重要な都市ですが、

いまでは一区画を残すだけとなっており、

ラ・ヴェンタやサンロレンソのような広大な土地が遺跡となっているわけじゃないんですね。

 

警察の検問にもへこたれず(苦笑)

そんな、

オルメカ三昧の最初の二日間を終えてマヤ圏へ。

ベラクルスの南端のサン・ロレンソから、

タバスコ首都チアパス州の北端を突っ切りカンペチェ州へ。

しかしここからが「苦難」の連続でした。(苦笑)

 

なにかというと、

警察による検問です。

 

僕が得意とする「警察沙汰」。(苦笑)

たかだか200キロ弱の距離で4度も警察さんの検問があり、

内一回はスピード違反をでっち上げられ暗に賄賂を要求される始末。

しかし、

得意とはいっても好きにはなれませんね・・・(泣笑)

 

ちょっと疲れ気味で22時頃に無事にカラクムルのキャンプ場に到着するも、

豪雨でびしょ濡れになりながらテントを設営。

優雅にカモミールティーでも飲んで寛ごうと思ったんですが、

そんな気もせず、(沈)

トスタダ(トルティジャの硬いヤツ)にツナを乗っけて食べるに留め、

カラクムルの熱帯林の静寂を打ち破る豪雨の音の中、

大自然を感じマックスの時を寝落ちるまでの束の間、

楽しんでいたのでした。(苦笑)

 

ちゃんちゃん。

続きはまた書ける時に書きます~

 

ではまた~

 

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