メキシコの旧暦で「2月」に入りました。(暖)

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メキシコの旧暦「2月」ってどんな月?

👆この像は本稿とは関係ありません。(苦笑)春でジャカランダ(ハカランダ)がきれいなので挿入しました~。

レバノン移民を記念した銅像です。レバノン移民と言えば、あのケバブ式タコスをメキシコに根付かせた人達ですね。1930年代にメキシコに移ったようです。

 

春らしく軽やかな曲でどうぞ。(笑)

Los angeles azulesというクンビアのバンドです~

 

よくきく「アステカ」、その背景に魅力が詰まっています。

さてさて、

昨日は確かトラテロルコの話の続きでしたね。

 

「アステカ帝国」は聞いたことあるし、

メキシコに来れば、

良く分からないのにガイドやガイドブックから聞かされる「アステカ」というワード。(苦笑)

 

僕の場合は常々、

「アステカ」とか「マヤ」という「点」で、

メキシコを見ることにはいかがなものか、

と思っていて、

若干ウザいと思われつつも、(苦笑)

それらの「点」と「点」のつながりが大事ですよ~んと、

書いてきました。

 

「アステカ」とか「マヤ」という「単語」の裏に広がる世界、

これがメキシコの素地というものであり、

今日も世界中の人々を魅了してやまない魅力であり、

今日の「メキシコ」の重要な部分を成しているんですね。

 

だから、

メキシコシティ中心部の「テンプロマヨール」という場所にお連れして、

「ここにでっかいピラミッドがあったんです~」

と説明しただけでは、

その場所の本質というのは説明できないんです。

残念ながら。

 

👆あ、これって、

「歴史や遺跡が苦手で面倒だった僕」

の視点から言っておりますので、

元々遺跡に興味あって、

元々知っている学者のような人の立場とは

異なることをお知らせしておきますね。

 

だから、

ツアーで説明しても「なんか良く分からん」となってしまう人のお気持ちは、

よ~~~く理解できます。

 

たぶん、

日本に例えるならば「能」とか「狂言」などの舞台芸術も、

同じようなことが言えるのでは?

ガイジンから見たら「能」はなんか暗くて良く分からん、

という時に、

「社会から疎外され悲しみの中に死んでいって人々をこの世に蘇らせ、供養する」

という一面があることを知るだけでも、

なんというか、

人間性を垣間見ることができ、

ストンと腹に落ちるものがある感覚。

時分の花、真実の花を分ける軸、

老いた木に咲く花に例えた人生観、

そういったものを繋ぎ合わせていくと、

「能」の真髄がなんとなく見えてくる感覚。

 

回りくどいようですが、(苦笑)

海外の旅行者にとって、

メキシコの「アステカの遺跡」に行くっていうのは、

とりあえず日本の有名な舞台芸術「能」を観に行くようなものもので、

その「舞台」だけみても「良く分からない」というものに似ていると思います?

 

その背景にあるものを少しでも知ることにより、

その「遺跡」やら「舞台」というものが、

ぐぅっと近くなります。

 

はい、

そんな「アステカ」の真髄について掘り下げていくと止まらなくなりますので、

この辺できりますが、

「アステカ」だけでは終わらず、

昨日のトラテロルコや、

テパネカ、

その他のメキシコ盆地の様々な部族にも繋がっていきますよ~という、

メキシコを俯瞰してみることの大事さだけ、

ちょっとでもご理解頂ければ嬉しいです。

 

メキシコの旧暦では「2月」に入りました~。

で、

今日のテーマは「2月」でした。

グレゴリオ暦ではもう「3月」も第3コーナーを曲がりきるところ。

 

メシカを含めマヤでもメソアメリカ独自の「暦」というのを使っていたのですが、

共通するのが、

現在の太陽暦で365日のもの。

 

それに合わせてもう一つ、

宗教的儀式ように用いられていた260日の暦があります。

マヤ暦占いをやっている人ならご存じでしょう?

ツォルキンという暦です。

メシカでは仕組みは同じでも名称は違い、

この暦をトナルポウァリと呼んでいました。

 

で、

今日僕がメシカの暦で「2月」ですよ~といっているのは、

365日の暦、

これをメシカでは「シウポウァリ」といい、

マヤでは「ハァブ」と言いますね。

 

👆ご心配なく、

チンプンカンプンの人が多いと思いますが、

僕のツアーで詳しくご説明いたします~(笑)

 

365日の暦というのは、

現代の「週」という概念がなくてですね、

20日間のブロックを「一カ月」とし、

それを18回(1月から18月)回し(=20日x18カ月=360日)、

さらに最後の5日を「ネモンテミ」といって、

「神が存在しない期間」というのが設けられていたんです。

 

そのネモンテミが終わると「新年」。

ちなみに「1月」というのが「アトゥラカウァロ月」という月で、

それがメキシコ時間の一昨日(3月17日)に終わったんです。

日本でいうなら旧暦の「睦月」ですね。

 

で、

昨日から「2月」にあたる「トラカシペウァリストゥリ月」が始まりました。

(👆これまたややこしい名称ですが知らなくてもいいです)

日本なら「如月」です。

つまり今日(3月19日)はその二日目、

「2月2日」のようなもの。

「今月」は4月6日まで続きます。

 

いつの間にか「ヨーロッパ」に支配された地球。

計18カ月に、

現代のような数字ではなくて、

それぞれ厄介な呼称がついていたんです。(苦笑)

その中でも特に大事な月というのがあって、

メシカ暦の2月「トラカシペウァリストゥリ月」、

5月の「トシュカトゥル月」、

15月の「パンケッツァリストゥリ月」、

1年の最後の月、18月の「イスカリ月」、

となります。

 

その理由は、

カトリックの行事に、

それらの月の行事が「利用」されたから。

 

15月のパンケッツァリストゥリ月は、

現代のメキシコのクリスマスの習慣の素地となりました。

 

こんな風に、

日本でもメキシコでもどこでも、

殆どはグレゴリオ暦に合わせられ、

1月なりJanuaryなりEneroなどと、

殆どすべてがヨーロッパの西暦というロードローラーにかけられ、

凸凹だった世界の文化が、

真っ平に均されてしまった現代。

それが帝国主義であり、

今風にいえばグローバリゼーション。

 

グローバリゼーションは僕ら人間に「豊かさ」をもたらすと言われていますが、

じゃあ、昔あった凸と凹というのは「豊かさ」じゃないのか。

考えモノですねぇ・・・

 

はい、

てなわけでして、

この日本の如月にあたるトラカシペウァリストゥリ月には何があったのかというと、、、

 

続きはまた明日か明後日か来週か来月アップします~(笑)

 

良い日曜日を~

 

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