「有料ガイド」と「無料ガイド」の仁義ある戦い。(苦笑)
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「無料」マインドは自分を滅ぼす。(苦笑)
なぜ今ガイド?
日本のあるシンポジムにズーム参加してですね、
「今なぜガイドなのか」というテーマで、
日本各地のガイドさんが講演するというのを聞いていました。
なかなか僕みたいに一匹オオカミ的に活動していると、
遠く離れた日本のガイド事情の生の声に触れる機会って限られます。
だからこういうのって、
同業さんの貴重なお話を聞ける貴重な機会なんですね。
どこのガイドさんも、
国内であってもコロナで大変なようす。
ま、そうですよね。今更。(苦笑)
ところで、
登壇者の話を聞いているうちに聞きなれないワードが聞こえてきました。
ボランティアガイド。
ほ~、
つまり無償ガイドのこと。
そこで思ったんです。
何でそこまでして無償で働きたいんですかい?と。
ちゃんと働くならちゃんとお代を頂けばいいのでは?って。(汗笑)
ボランティアすることは良いと思うのです。
だからボランティア活動を真っ向から否定しているわけじゃありません。
僕だって回数は少ないものの、
植樹などのボランティアをしたことはありますし、
もうちょっと「余裕」があれば、
今後も率先してボランティアしたいです。
BUT、(苦笑)
そこまで率先して無償で、
ボランティアガイドしたがる意思の強さが僕にはわからないのです。(苦笑)
ボランティアガイドの皆さん、
そんなに裕福なんですかい?と。
ちなみに、
メキシコには「ボランティアガイド」という概念はありません。
その理由は、
- ガイドと称するには資格が必要でそれには多大な投資をしているから、ボランティアでは自分の生活が破滅する。
- みんなお金稼いで生活しないといけないから。
- そしてお金を稼いでより良い生活をしたいから。
以上。(笑)
それが問題なくできている人なら、
年に一回なり数回なり、
週末に行われる植樹などのボランティアをする人もたまにいます。
コロナ前の僕みたいに。(苦笑)
慈善活動に金持ちが多いのはそういうことです。
中には、
ボランティアガイド協会のような?
団体を作っている方もいて、
僕は開いた口がふさがりませんでした。
相手の仕事を尊重し、しっかり対価を払うべき。
今回の話を聞いた限りでは、
日本の旅行業界について、
ボランティアガイドもそれを利用する消費者も、
文化の紹介にお金を取るなんてはしたない。
文化の紹介にお金を払うなんてもったいない。
そんな貧乏マインドが強烈に働いている気がしたんです。
一部の旅行代理店なんかも、
そうした「ボランティアガイド」を使い、
事実上経費を抑えているとか。
ん~、
日本のデフレの要因、
まさにコレ👆じゃないですか。(苦笑笑)
ガイドが正当な対価をもらえば、
それを使う機会が生まれ、
お金が銀行口座から出て、
世に出回り、
地元社会を中心に潤うじゃないですか。
👆これってもはや「個人」の問題ではなくて、
地域の観光活性化、
地域社会の活性化を考える場合、
社会や観光に携わる者であれば考えるべきだと思うんですね。
自分の偽善心を満足させるだけじゃなくて。
すみません、毒はいて。(沈)
👆だから最初から平気で値切ってくる人も多いのかと。
適正な対価を支払い、その地域を活性化させるのも観光。
あと思うこと。
たぶん「ボランティア」と謳って、
結局自信がないのだと。
何か起こっても「ボランティアだから」で逃げることができる。
社会的責任が伴わないグレーゾーンで、
自分の社会的承認欲求を満たすみたいな。
でも、
それって日本だからできることであって、
ちょっと考えられないことですね。(苦笑)
その辺、
日本の現役プロガイドさん達もお困りの様子。
だって、
年金を潤沢にもらっている農家さんが、
「人々の為に」と趣味で大量に野菜を作って、
「ボランティア活動」で地域の人に配ってしまったら、
地域の八百屋さんは困っちゃいますねぇ。
まだ仁義なき大戦争は勃発していませんが、
各業界の活性化には、
サービス同等の対価を払うのは当然のこと。
たぶん、
偽善ボランティアなんかしているから、
若い活発なガイドさんが少なく、
それの副作用で?
若いお客さんも少ないという現象にも繋がっているのかと。
しっかり儲けて生活基盤を築ければ、
子供たちの「憧れの職業」にもなると思うんです?
事実、
小学生と高校生に行った将来就きたい職業ランキングには、
ガイドはゼロ。
自分の地域、
自分の国を外の人達にキッチリ伝える人材、
やはり大切だと思うんです。
その一方で、
今僕がやろうとしているメキシコでのガイド業と、
百戦錬磨のベテランプロガイドさんたちが考えるこれからの観光の在り方、
かなり似ている部分が多く、
自分の事業の方向性の確認ができた点は良かったですね。
これまでの、
ただ行く
ただ写真撮る
ただ食べる型から、
変わりゆく人々の関心が行きつく先。
やはり「人間」なんですね。
「人間型観光」への回帰といえるでしょうか。
昔、観光という概念がなかった時代、
目的地までの道中、
いろんな人と出会い、話し、助けられ、
というのが普通にあったと思うんです。
でも現代は目的地まで手足頭を使わずひとっ飛び。
そこまでの「線」がぷつぷつ途切れちゃっているのです。
その「線」をつなぐことができるのが、
僕らプロガイドの役割だと思っています。(笑)
皆さんもですね、
どうかケチらずに、
現地のプロガイドを惜しみなく使って、(笑)
個人ではできない経験、
すべきだと思います~。(笑)
またご意見お聞かせください~
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