ワーケーションのすゝめ・前編
メキシコ在住15年目、
「メキシコの素顔を世界に!」
をモットーに、
メキシコ公認ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。
ワーケーションのすゝめ。
☝☝☝ちゃんと働く気満々です。
家からPC、プリンター、本、資料など全部持ってきました。(苦笑)
逆光でうまく撮れませんが、奥はアカプルコ湾です。
日本でも話題になっている?ワーケーション。
元々はアメリカで生まれた、
一種のライフ&ワークスタイルです。
ワーク(働く)+バケーション(休暇)の造語ですね。
メキシコ最初の国際リゾート、
今でもメキシコの庶民のリゾート地であるアカプルコで、
一週間のワーケーションを試して4日目です。
おそらく、
日本の伝統的な、
ガツガツ、
バキバキ、
四六時中仕事三昧、
というワークスタイルに慣れていらっしゃる方からすると、
「ふざけるな!」
と思われるような事だと思いますが、(苦笑)
まあまあ、
ここは落ち着いて頂いて、
ちょっと視点をですね、
地球がすっぽり入るぐらいの宇宙ステーションまでズームアウトしていて頂きたいんです。
☟こんな感じ
僕らはこの地球に何かの拍子に生まれました。
自分がどの場所に何年何月何日何曜日何時何分何秒に生まれて来る、
という綿密な計画もなければ、
絶対生まれてやるぞぉ!
という自分の意思や努力、気合の賜物で生まれたわけではありません。
極論を言ってしまえば、
今この場所に居なかったことだって十分あるわけです。
しかも、
べつに自分一人ぐらい居なくたって、
この地球上の人間社会、
何の問題なくまわります。
ホントに何かの拍子に、
この命を授かったんですよね~(苦笑)
働くって、
自分の能力や、
技能、知識、
自分が持っているあらゆるものを使って、
何かを生産し、
その何かを誰かに使ってもらって、
その対価としておカネなりモノを貰って、
自分が生活していくことです。
でも僕は思うんです。
いつしかヒトは働くために生きているのではないかと・・・
「???」
狩猟採集民族時代は、
生きる為に狩りをし、植物を採集していました。
狩りをするために生きていれば、
住居の周辺は動物の死骸だらけになっていたでしょう。(苦笑)
植物の採集をするために生きていれば、
あたりは巨大コンポスターになっていたでしょう。(笑)
何が言いたいのかというと、
当時の人達は、
生きる為に狩りをし、植物を採集していました。
目的と行動を入れかえるだけで、
状況が5000万度ぐらい違ってくる、
という話です。
たとえば、
僕が働く理由は、
自分のメキシコ生活や観光に関する経験や知識を使って、
日本や外国の方達にメキシコの未知の素顔を知ってもらって、
楽しんで頂き、
その対価として、
自分が生きるためのおカネを頂く事です。
それが最終的には、
平和に繋がればな、
と思っているんですね。
☝これは僕のミッションです。
一方で、
僕はこの仕事を好んでしていますが、
また極論を言ってしまえば、
この仕事をするために生きていない、
という話です。
この仕事が何かの理由でできなくなっても、
生きる為に何か別の仕事を探すでしょう。
僕の軸は、
「生きる」
ですので、
「生きる為に何をするか」
となります。
生きるには、
・働いておカネを稼ぎます
・ご飯を食べます
・遊びます
・家族と過ごします
・子供が欲しいです
などなど。
この軸が、
「働く」
となると、
「働くために何をするか」
と考えます。
働く為には、
極端な例になると、
・遊ばずにストイックになる
・結婚しない・子供はいらない
・休まない・休めない
・何もしないのは悪
・この仕事が無くなったら終わり☞自殺
さらには、
自分の成果にしか満足しない、
という心理状態になります。
多くの人は気付かずに、
そういうものだと思っていらっしゃると思いますが、
こうなってくると、
ちょっと、
というか大分「生きる」という意味合いが変わってくると、
僕は思うんです。
てなわけで、
続きは後編で~
ではでは。
#MexicoCentralTours
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