マヤ暦の話:世界滅亡の暦は計算違いだった!?(2/2)


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前回の続きです~👇

マヤ暦の話:2012年に世界が滅亡しなかったのはなぜか(1/2)

マヤ暦は独り歩きできない

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👆クエンタ・ラルガ暦(ロング・カウント暦)の最初と終わり

 

マヤ人にとって宇宙ができた年

紀元前3114年て、

あのオルメカもまだ興っていない時代。

日本には何があった?

 

メキシコでは、

アメリカ大陸最初の農耕社会ができていたと考えられています。

 

農耕社会だから、

オルメカやマヤ、

アステカで知られるメシカ、

テオティワカンやチチェンイッツァみたいな大都市や文化っていう規模ではありません。

 

あのテオティワカンが始まる3000年以上も前ですよ。

チチェンイッツァの4000年前です!(苦笑)

 

この時間のインパクトがスゴイ。

 

こんな時代に、

今のメキシコ南部では、

人による農耕が細々とですが始まっていたのです。

その場所を「パソ・デ・ラ・アマダ」👇と呼んでいます。

農地ががひろがる

 

現にこの場所では、

「球技の儀式場」という宗教的建造物が見つかっています。

この儀式場はその後、

メソアメリカ全土、

遠くはニカラグアや北はアメリカ南部にまで伝わるのです。

ここで生活していた人々を「モカヤ」っていうんですが、

お隣のこのエリア👇では、

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マヤ語の初期の言語とされるプロトマヤという言語を話す人々が。

住んでいたと考えられています。

だから紀元前3114年て、

モカヤとかプロトマヤという、

今は有名なオルメカ・マヤという大文化の核となるような人々が住んでいたのです。

今からザっと、、、5000年前?(苦笑)

 

マヤ前期ではクエンタ・ラルガ暦が主流だった

そのクエンタ・ラルガの起源前3114年というのは、

正確には「分かりません」が、

そのことのなんらかの出来事に合わせて設定されたのでは?

と考えられています。

その年を「出発点」、

つまり「宇宙ができた日」としてマヤの人達は世界を見ていたのです。

 

んで、

さっきの計算の所まで戻りますが、(苦笑)

マヤの人達は、

キリストさんの生誕ではなくて、

この今日でいう起源前3114年を起点として暦を刻んだのです。

 

前回の章>で計算してもらった解を、

この紀元前3114年で引いた差が、

この6.17.0.0.0が意味する年なのです。

 

紀元前411年。

 

まぁ、実際は6年ぐらいの差がこの計算では出てしまうのですが、

その辺ということです。

 

これがカラクムルの初期の記録という事になります。

 

いかがでしょう、

クエンタラルガ(ロングカウント)の見方。

 

実は計算違いだった世界滅亡説!?

それで掲題のマヤの世界滅亡の予言の話。(苦笑)

 

2012年には

「そんなの今でいう世紀が変わるようなものだから何も起こりませんよ~」

という否定説がでました。

 

確かに何も起こりませんでした。

ただ、

これにはまだ続きがあるのですよ。(苦笑)

 

「え、人類の滅亡を逃れたと思ったのにまだ続きが!?」

なんて心配される方。

僕は胸を張って「ご心配なく」と申し上げます。(笑)

 

なぜか、

答えを先に言ってしまうとこうだからです。

 

お気づきだと思いますが、

キン⇒ウィナルは20倍、

ウィナル⇒ハァブは20日x18週で360日で例外として、

ハァブ⇒カトゥンも20倍、

カトゥン⇒バクトゥンも20倍です。

20というのは、

当時の人達にとっては今の10のような存在。

(何のことがわからない方は前回の章>をご覧ください~)

 

10まで行くと別の数字は使われず、

1を足して11としますね。

それと同じようなもので、

当時は0~19までの「数字」を扱い、

20番目になると上記のように1段繰り上がる仕組みなのです。

 

当初、

人類滅亡とささやかれた年はバクトゥン13とされていました。

13x144000÷365.2422日-3114年で、

だいたい2012年になりますネ。

 

これが最近グアテマラのラ・コロナ(La Corona)で調査したら20だったと。

コロナって単なる偶然か?(苦笑)

 

でも上述の通り20バクトゥンは無いから、

一つ繰り上がって今度は1ピクトゥン(piktun)となります。

1.0.0.0.0.0という表記になります。

 

144000日ⅹ20バクトゥン÷365.2422日-3114年の解は・・・

 

西暦4771年(正確には4772年10月15日)

 

今これを書いている人(僕)もお読みの方も、

誰も生きていませんね。(苦笑)

そんなわけで「ご心配なく」と申し上げさせて頂きます。(笑)

 

こういうワケで、

2012年に人類は滅亡せず、

今日も呑気に生きているわけで御座いますよ。

 

なんで1とか2とか10とかが分かるのかというと・・・

文字というのがあるのですが、

これについては・・・

 

ご興味ありましたら、

メキシコにいらして頂いた時にご説明しますね。(笑)

だってややこしいから。

 

ツォルキンやハァブなどは、

また機会があればご説明します~

 

これだけでも知ってマヤ遺跡に行かれて、

説明を聞いたり見たりするだけでも、

あなたはもう1段上にいらっしゃいます。(笑)

 

ガイドさんに「クエンタ・ラルガ!」っていうと、

目の色が変わるでしょう。(笑)

 

私もマヤ圏のご案内を充実させておりますので、

ぜひぜひご利用下さい~

自然体験と合わせて頂くとよりオモシロイと思いますよ~(笑)

ではでは~

 

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