メキシコのとある日系企業のテレワーク。

メキシコのとある日系企業の社員のテレワーク。

 

先日メキシコ人の知り合いと話していて

笑ってしまったことがあるんです。

 

いや、バカにするという言う意味ではなくて、

本末転倒な事を堂々とやられているので

クスっとなってしまいました。

 

メキシコ政府から外出自粛と、

不急性の高い職種については在宅業務(ホームオフィス)で対応するよう、

要請が出ている状況で、

各企業も対応を迫れたわけです。

 

でも業種や職種によっては完全遠隔業務が難しいものもあるのです。

例えば実在庫がある商売とか。

だから対応も難しいと思います。

 

その日系企業も、

多分に漏れずメキシコ人従業員が多数います。

 

この状況下何が起こったのかというと、

従業員への

“監視”

です。

 

朝一でその日にやる事の計画を作成し提出、

正午に経過をレポート、

そして終業時に日報。

 

これを毎日です。

 

それを聞いて、

僕は独立している事に感謝したのでした。(喜!)

 

だって、

それって従業員をまったく信用していないという事ですよね。

 

角を矯めて牛を殺す。

 

それらのレポートを作るだけでも、

毎日1時間近くの時間が消えるのですよ。

レポートでも営業方針に役立てるものであればまだしも、

業務管理ですから。

上司の気分次第では読まれないことも多分にあるハズ。

 

そんなことして従業員管理するメキシコの会社、

多分ないです。

 

なぜならば、

自分に利益のない、

面倒な事大嫌いな人達なので。(苦笑)

 

逆にそこまでして“管理”しないと回らないということはですよ、

そもそもリーダーシップがない、

リーダーそのものに魅力がない、

その果ては、

そんな業務レポートばかりやっている会社では、

成長など見えるはずもなく、

従業員が機械化し、

能動性が欠落し、

の不のスパイラルに陥るのみですね。

 

やっぱりやるからには、

耳目に触れるものに刺激を感じる方がいいですよね。

 

僕は幸運にも、

調べものをする時間が沢山あるので、

外に出なくてもそのような気づきが多いです。

 

調べているうちに“仮想旅行”しているみたいな、

調べているうちに、過去に調べた事と繋がった時には、

「あーなるほど、ここで繋がるわけね」

となるんです。

 

今やっている仕事が楽しくないと感じている人、

今自分がいる仕事場が自分に向いている向いていの判断材料として、

そうしたウキウキワクワク感で測ってみるといいかもしれませんね。

 

長いようで短い人生、

やっぱりワクワクして過ごしたいですね!(笑)