マヤの出身地はユカタンではなかった!?今も言葉で繋がるマヤとウァステカの文化(中編・2/3)
メキシコ在住16年目、
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今日も呑気にメキシコから書いています~
マヤの出身地はユカタンではなかった!?今も言葉で繋がるマヤとウァステカの文化(中編・2/3)
👆パレンケ
続きです~
前回はこちら~
ウァステカとマヤの関係・前編
去年からお付き合い頂いている方でしたら、
「あ~なんかそんな事書いてあったな~」
と感じられた方も多いのでは?
そのマヤの移住元、
それはウァステカ(Huasteca)といいます。
フアステカじゃないです。
スペイン語でHが頭に来たら発音しません。
日本でどれぐらい紹介されているのか、
と思いググって見ると、
思いのほか結構出てきますネ。
でもどれもエコツアー関係。
滝がありますよーとか、
キャンプできますよーとか。
しかも大体「ウァステカポトシ―ナ」の紹介しかない?
ポトシ―ナって、
サン・ルイス・ポトシ州にあるから、
ポトシ―ナって言うんですが、
昔はサン・ルイス・ポトシなんていう地名は無かったわけで、
後世が勝手に名付けたワケです。
そもそもサン・ルイス・ポトシって、
スペインの軍人なので、
メソアメリカの文化であるウァステカとは関係ない。(苦笑)
ポトシ―ナがあれば、
他の地名もあるわけです。
ベラクルサナ(ベラクルスの)、
イダルゲンセ(イダルゴの)、
ケレタナ(ケレタロの)、
という具合に。
☟この辺
でもそれだけです。(笑)
というもの、
ウァステカ文化圏ていうのは、
今のこの4州に跨るエリアに繁栄していたので、
ウァステカ・ポトシ―ナっていう地名が、
実際にあるわけないんですね。(苦笑)
あくまでベラクルとかイダルゴとかケレタロのそれと区別するための呼称なんです。
とまぁ、
細かいことは良いとしまして、(苦笑)
そのウァステカとマヤと何がどう関係しているのかって話。
「そんなもん知ってどうする!」
って思われる方もいらっしゃると思いますが、
今のメキシコの文化がどうやって形成されてきたかってことを知ると、
とっても興味深いんです。
それによってメキシコの複雑性が少し解って来るようになるんですね~。
ウァステカは、
テオティワカンとかチチェンイッツァのように、
でっかいピラミッドが無いと言えばウソだけど、
少ないです。
あっても観光客の注意を惹く程の大きさではない。
しかも、
メキシコのゴールデン観光ルートから外れまくっているので、
1日、2日でひょいッと行ける場所でもない。
という理由で、エコツアー以外は「あまり知られていない」、
というのが現状。
ところがです。
ウァステカ文化って、
実はメソアメリカの3大長命文化の一つなんのす。(驚!)
どれぐらい続いたのかっていうと、、、
スペイン人が来るまでの
ざっと3000年ぐらい。
てことはその発祥はざっと紀元前1500年頃。
お~、
じゃあ、
あのメソアメリカの母なる文化オルメカと同じぐらいじゃ!?
続きは後編で~
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