夫婦は「カネよりも愛」で結びつく。メキシコの夫婦事情。(苦笑)

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夫婦のありかた、ちょっと考えてみてはいかが?(苦笑)

 

👆僕らメキシコの夫婦です。

この👆ように、くっつき過ぎず離れすぎず「健康的な」距離は保つようにしています。

ちなみに僕はこの時双眼鏡で何かを必死に追っていたようです。(苦笑)

 

はい、メキシコ旅行とは何の関係もない今日のキオテ通信。

まぁでもたまにはメキシコ現地の、

生々しい現地生活のお話もいいじゃないですか。(苦笑)

 

結論から先にいうと、

最後は「愛」だと思うんですよ。(笑)

幸せに生きるには。

 

愛とおカネ、

どっちも大事なんですが、

どっちかが多すぎても少なく過ぎてもだめだと思うんですよね。

 

統計的な話なので、

全員が当てはまるわけじゃありません。

そういう傾向にあるっていう話。

 

2021年の幸福度ランキングっていうのがあって、

メキシコは36位、

日本は56位だったそうです。

これでもメキシコは10位以上ランクを落としているようですが。

数年前は23位ぐらいだったような。

落ちた理由についてはまた見てみようと思います~。

(出典:Happiness, trust, and deaths under COVID-19 | The World Happiness Report

 

なんかこういう指標もどうなのかねって思っていて、

メキシコのような国を、

数字一つで表すのってできんの?て思うんです。(苦笑)

たとえば都市部、

特に首都メキシコのシティのポランコという地区の住民と、

先日行ったラカンドン原生林の住民と、

どう考えたって一緒にできないんですよね。(沈)

 

だって、

ベースになる政府から供給される最低限の公的サービスの質や機会ですら、

ポランコとラカンドンの村では天と地の差なんですよ。

コロナに関していえば、

ワクチン打つのにも片道3時間離れた場所まで行かないといけなくて、

高齢の観光従事者だってワクチン打ってなかったんです。

 

往復6時間もかけていくワクチン接種会場、

交通費も出るか出ないかの生活をしている人たちに、

最低2度も行くってかなりハードルが高い。

しかも家族全員でとなれば。

往復6時間のバス移動中に感染してしまったら元も子もないですよね。

 

そもそもそんなデータ、

無理あるよね~と思う国連の指標。

指標だから絶対的なものではないという前提で、

参考程度にするならまだいいんですが、

特にメキシコのような超多様な国だと、

参考にすらならないということもあることは覚えておきたいですよね。

 

先日暇だったときにぼーっとユーチューブみていて、

とある日本の社会学者の方が言っていました。

 

「日本は自尊心も家庭も空洞化しちゃってる。」と。

 

あらま、そうなんですか?(苦笑)

 

これも全員じゃなくて、

そういう人が多いということなんでしょうけれど。

 

そしてその後に出てきた言葉が、

「日本人の夫婦は愛よりもカネで結びついているから」と。(笑笑)

 

これ聞いたときに笑ってしまったんですが、

あぁ、

確かにそういうところあるよねぇと、

妙に納得したんです。

 

だって、

たとえば僕が「理解できない」ことの一つに、

「単身赴任」というものがあります。

夫ないしは妻が仕事の都合で、

年単位という長時間、

単身で遠地にすむという行為。

 

日本で働く人ってたぶん結構な割合で、

それって「普通」って思っているのかもしれませんが、

「一般的な」メキシコの感覚からすると、

「異常」なんですよね。(苦笑)

 

あ、でも出稼ぎってあるか。

アメリカに命がけで行って、

奥さんと子供を残しているケースあります。

でもちょっと状況が違いますよね。

アメリカに行く人たちって、

組織から辞令が下って行くんじゃなくて、

文字どおり「愛する家族と生きるため」。

実際にメキシコの外貨獲得手段のトップ3に、

こうした移民からの送金が入るほど、

命がけでアメリカに渡った人たちは、

メキシコの家族に多額の送金をするのです。

「愛する家族のために」。

 

で、

その社会学者さんが言う、

「愛をなくしてしまった日本の家族」

がそれをやってしまうと、

結婚してる意味なくね?となります。(苦笑)

 

僕は妻から、

「あんた、単身赴任したら別れるからね」

って言われています。(苦痛笑)

 

サラリーマン時代の5日間ぐらいの出張でも

機嫌を損ねてましたから、

よっぽど「家に居ないなら結婚している意味無い」度が強いんです。(苦笑)

 

ちなみに、

僕だけじゃありません。

僕の元同僚も奥さんがメキシコの人なんですが、

もっと厳しいようでした。(苦笑)

 

そりゃそうだよねって僕は思っていて、

どこか遠いところで働いて、

愛がなくてもおカネだけ振り込んでいればいい的な、

日本の仕事場の単身赴任という働き方生き方、

やっぱ理にかなってない。

 

「愛」という感情がなくなっても、

「カネ」のためにくっ付いて、

煮え切らないまま人生を終えることをよしとして、

それが「普通」と思っていらっしゃるのか。

 

こちらの(一定の割合の)女性は、

やっぱり夫たるもの、

近くにいてもらって、

イチャイチャしたいんですって。(笑)

それができないなら「婚姻」というのに縛られる意味ねぇよと、

別の人見つけてさっさと別れるようです。(苦笑)

 

👆はい、そういう知り合い、最近見たばかりです。

 

メキシコの家庭はよく家族の繋がりが強いって言われていて、

まぁ強ければ強いでいろんなことが起こるのですが、、、(苦笑)

いろいろありながらも、

「家族」の繋がり強いのは確か。

 

日本のように核家族化が進むメキシコの大都市だって、

何かあれば必ずと言っていいほど家族で集まって、

ワイワイガヤガヤするんですね。

我が家(こっちの)はその繋がりが少々歪んでいるらしく、

問題が多発しまくって最近はちょいと離れ気味ですが。(痛)

 

我が国日本は、

お隣の韓国さんに賃金と国民一人当たりのGDPが、

2015年と18年と相次いで抜かれてしまったようです。

 

既得権益を動かせない云々もそうなんでしょうけれど、

それじゃあ「愛」も「自尊心」も、

そして接着剤の「おカネ」もなくなっちゃいます。

 

するといったいどうなることやら。

根本的によくする方法、

個人ベース、家庭ベースで何かないですかね?

国はもう変わらないとして、(苦笑)

個人、家庭ベースできることって、

何か一つぐらいあると思うんです?

 

少子化といっても、

まだなんとなく人口が多くて、

国内で何とかなってしまうという、

恵まれたお国というのもあって、

僕は携帯電話だけじゃなくて、

国自体がガラパゴス化、

もっと言えばある意味鎖国時代に逆戻りしていくような気がしてるんです。

「アイドル」という人たちや、

Jpopがまさにそうですが。(苦笑)

 

自尊心がなくて家族の愛がない人が増えるって、

そういうガラパゴス化を加速させ、

結局外に従うだけってなるような気がしたり?

(一部もうそうなっていますが)

 

だから、まぁ、なんというか、

外身を整えるだけじゃなくて、

中身もどうにかした方がいいんじゃね?って、

今日も独り言で歯切れ悪く終わろうと思います。(苦笑)

 

皆さんはどうお考えでしょ~

ではよい週末を~

 

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