今日はあの方の生誕記念日で祝日です。

メキシコ在住16年目、

「メキシコの素顔を世界に!をモットーに、

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いつかまた戻ってきたくなるメキシコ旅行を提供しています、

公認日本語ツアーガイド兼ドライバーの岩﨑コウです。

 

今日はあの方の生誕記念日で祝日です。

 

今朝パン屋にコーヒーのお伴用のパンを買いに出かけたら、

行きつけのパン屋が閉まっていたんです。

 

不思議に思って

よく考えてみたら今日は3月の第三月曜日で祝日でした。(苦笑)

 

先日3月になったばかりだと思っていたら、

もう折り返しです。

 

このまま僕の貯金が尽きる前に、

音速でコロナが終わればと願っているのですが、(苦笑)

なかなかそうはいきませんね~・・・

 

イタリアではまたロックダウンになったとか。

日本人で観光関連の人はもう諦めてイタリア語の先生とかしているそうです。

 

まぁ、そうなるのが普通ですよね・・・

 

僕の第2のビジネスも本格的に公開して12日目。

まだ判断が難しいところですが、

軌道に乗るまでかなり時間が掛かりそうな様子です。

 

前置きが長引く前に始めますと(笑)

今日はベニト・フアレスさんの生誕記念日です。

 

実の誕生部は1806年3月21日なんですが、

法律で第3月曜日に固定され、

3連休になります。

 

僕には連休もなにもないんですが、(苦笑)

普通であればアカプルコは人でごった返すのですが、

今年はどうなんでしょうね~。

 

と気になったので、

ライブ映像を覗いてみました。

 

☟今現在の様子です。

YouTube player

 

ん~、ガラガラですね~。(泣)

 

いや、これでいいんです。

ワクチンが行き渡るまでもうすぐ、

おとなしくしていましょう・・・

 

2週間後にはイースターで4連休がありますが、

どうか感染が拡大しませんように・・・

 

去年に何回かに渡って書きましたベニト・フアレスさん。

たぶんもう覚えていらっしゃる方はいないと思いますが、(笑)

メキシコの大事な人なんです。

 

メキシコシティ空港の名称も、

ベニト・フアレス国際空港。

北の街にもフアレス市、

オアハカ市の正式名称もオアハカ・デ・フアレス市。

アカプルコもアカプルコ・デ・フアレスです。

 

ちなみに僕が住んでいるメキシコシティのエリアも、

ベニト・フアレス区です。

 

いろんな所で彼の名前が使われているわけですが、

その理由は「大事な人」だから。

 

なんで大事なのかってことをこれまでに書いてきたのですが、

もう一回簡単に書きますネ。

 

フアレスさんは今から215年前にオアハカ市の北東60キロにある、

サン・パブロ・ゲラタオ村に生まれました。

 

サポテカの村で、彼を含めてスペイン語を話せない人も多く住んでいたエリアです。

フアレスさんは優秀で、

21歳の時に高校を卒業、

28歳で弁護士となり、

転機となった1858年、

52歳の時には最高裁長官でした。

 

今もですが、

当時は副大統領というポジションはなく、

もし大統領が「不在」の状況になった場合には、

最高裁長官が大統領になるようになっていました。

 

当時のメキシコは独立戦争が終わって36年経っていましたが、

カトリック教会の影響が強く、

真の独立とは言えない状況だったのです。

 

ようは、

聖職者が特権や財を独占しているような状態でした。

 

1857年に当時のコモンフォート大統領が新憲法を発効すると、

教会関係の保守派が猛反発し、

脅された大統領は逃亡してしまい、

新憲法発効はキャンセルされてしまいます。

 

この事件をプラン・デ・タクバジャ(Plan de Tacubaya)と呼んでいます。

 

そこで新大統領に就任したのがベニト・フアレスさんです。

 

これに保守派が再度猛反発。

フアレス新大統領を武力で脅し、

北部へ逃れ指揮を執ります。

そこが今のシウダー・フアレス市。

 

再度メキシコは3年間の内戦に突入します。

これを文字通り3年戦争、

またはレフォルマ戦争と呼んでいます。

 

ベニト・フアレスさんは1859年に、

レフォルマ(改革)法Leyes de Reformaを発効。

8つの権利を制定します。

 

それがこれ☟

1. 教会の国有

2. 婚姻制度の導

3. 住民登録制度の導

4. 教会の墓地管理権の剥

5. 政教分離(政府関係者は教会の役職につけない

6. 信仰の自

7. 病院や公共施設の俗

8. これを破った宗教団体は追

 

保守派も内部分裂していき、

フアレス率いるリベラル軍は勝利し3年戦争、

またはレフォルマ戦争は終結、

フアレスさんも1863年に首都に戻るのです。

 

オアハカの“先住民”に生まれ、

メキシコの民主化への第一歩を踏み出した大統領、

だ・か・ら、

「el Benemérito de las Américas」建国の父と呼ばれているんですね~。

 

しか~し、

メキシコの真の民主化の道は、

まだまだ長く遠いものなのです・・・

 

そしてこの「レフォルマ戦争」での勝利が、

敗者の保守派を更なる愚行へと走らせることになるのでした。

 

古今東西、

この世の沙汰も地獄の沙汰も金次第ってことのようですね。(苦笑)

 

おカネは生きるためのツールなのに、

おカネ=人生となってしまうと、

脳細胞が一日1000万個ずつぐらい死んでいくようで、

賢いはずの人間を愚行へと走らせるようです。(苦笑)

 

オアハカへ行きましたら、

このメキシコの偉大な人を思い出して下さい。

 

ではまた明日~

 

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