沖縄が日本に戻ってから50年。メキシコには・・・「戻りません」

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育児期間中につき、

投稿が断続的になっております~。

落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。

 

メキシコの血は一滴も入っていないのに、なぜか根に持っている僕。(苦笑)

👆本題と全然関係ない?ように見える「太陽の石」。(注:アステカカレンダーじゃないよ)

中央部の「顔」の部分が損傷していますが、これ、1847年のアメリカの侵略後に、あほなアメリカ人兵が射撃遊びで銃弾を浴びせて損傷させたのです。

 

話はまずは天気から。(笑)

5月も半分。

標高2200mにあるメキシコ首都、

メキシコシティ、

暑いです~(汗汗汗)

午後5時の段階で30度って出てます。

たぶんもっと暑かったのか。

海岸線など平地は30度越えなんてあたりまえ。

雨、降ってほしいです・・・

 

領土が「盗られた・戻った」。

さてさて、

1972年5月15日、

沖縄が日本に返還され、

今日で50年。

 

僕が生まれる10年半前の話。

だから正直なところ、

その当時のライブ感のようなものは自分の記憶にはなく、

「歴史」としてニュースで聞いたり、

記事を読んだりして「そんなことがあったんだ」

という視点でしか考えることができません。

 

でも、

考えてみればスゴイ出来事で、

「沖縄返還!」という、

一歴史的事件として、

教科書の中の話では片づけることはできません。

 

それまでは車は右側通行、

日本人はパスポートがないと行けなかった沖縄が、

この日を境に逆の状況になったのです。

いえ、正確には右側通行はその後もしばらく続いたようですが。

 

アメリカ、嫌いです。(苦笑)

「戻る」には、

「盗った」人達というのがいるわけです。

今でこそアメリカは、

ウクライナに侵略しているロシアを批判しっぱなしですが、

「いやいや、あなたたち、歴史上どれだけの領土をぶんどったんだい」

と僕は言いたいのです。

 

たまたま「コスパ」が良かったから、

日本本土はアメリカ領にならなかっただけで、

その辺の政治的なさじ加減が1ミリズレれば、

今頃日本もアメリカ化されていた?

日本人の顔をしたアメリカ人が大量発生していた?

そう考えるとヒヤッとします。

 

だからアメリカの「侵略戦争批判」には、

僕は「はいはい、よく言うよねアメリカ人」

と冷めた目で見ております。

 

メキシコには174年経っても返還されません。(沈)

「沖縄だけ」といったら怒られるのかもしれませんが、

メキシコだって「被害者」です。

その被害規模、

沖縄の1000倍の面積。(沈)

 

現在のメキシコの面積は約194万平方キロメートルなんですが、

昔メキシコ領で、

現在アメリカ領になっているエリアの合計は、

なななんと・・・

約240万平方キロメートル。

今のメキシコよりもデカいエリアが、

今日アメリカのものとなっているのです。

 

はい、

ご存じの人も多いでしょう。

ロスやLA(エルエー)とも呼ばれているロサンゼルス、

その北のサンフランと、

なぜか略されて呼ばれているサンフランシスコがあるカリフォルニア州、

その西のニューメキシコや、

アリゾナ、

テキサスもメキシコ領だったのでした。

つい174年ぐらい前まで。

👇1823年時点での領土。グアテマラ以南は1824年にメキシコから独立します。

テキサスは1836年に独立して失っていましたが、

その他の大部分は、

1847年の「アメリカの侵略」によって、

グアダルーペ条約で「割譲」されています。

「割譲」ですって。(苦笑)

「攻めてきたのお前だろ」と言いたいんでよ。(苦笑)

よそ様の国ながら。(苦笑)

 

まぁ、

当時のメキシコもメキシコで、

独立後30年も経たない時間で、

内政がグダグダだったんです。

独立から40年年ほどで、

大統領が50人も変わるというグダグダさ。

だから「お相手」に付け入るスキを与えてしまった、

というメキシコの落ち度はあるものの、

戦争を仕掛けたのはアメリカ。

 

今なんか鉄柵で厳重に国境が仕切られていますが、

昔はなかったんです。

メキシコの観光ガイド岩﨑功がティファナの国境でガイドをしている

アメリカには「中米からの移民は悪」という人が多いようですが、

「いやいや、あんたらが後から来たんでしょ」

ということです。

 

この北の国境以南より、

「核兵器保有を禁止」するトラテロルコ条約👇というのもあって、

「いやいや、あんたらはいいんかい」

と突っ込みどころ満載のアメリカ。

 

もちろん、

その「盗られた」領土は1ミリも戻ることなく、

174年もの時間が経過したのでした。

 

アメリカ南西部にスペイン語の地名が多いワケ。

👆だからアメリカ南西部ではスペイン語の地名が多く、

「メキシカン」と呼ばれる移住者が多いんです。

ロサンゼルスもサンフランシスコもサンディエゴもスペイン語由来の地名。

 

Los Ángelesはロス・アンヘレスが正式な呼び方で、

LosはTheに相当するスペイン語の冠詞、

Ángelesはエンジェル達。

だから“ロス”というと“ザ”としか言っていないのと同じで変。(苦笑)

 

サンフランシスコは

San Franciscoですが、

Sanは英語のセイント(Saint)、

フランシスコはカトリックの聖人の一人、

 

San Diegoも同じ。

Sanは聖人、

Deiegoさんも聖人の一人。

 

メキシコからはたしか32人のカトリックの聖人がいるんですが、

最も知られている人というのがあの方です。(笑)

はい、

聖母グアダルーペに最初に会った人。

本名クアウトゥラトアツィン(Cuauhtlatoatzin)、

通称というかカトリック名フアン・ディエゴさん。

聖人を意味するSanを付けてサン・フアン・ディエゴと呼ばれています。

 

ちょいと話が脱線しましたが、

何が言いたのかというと、

「アメリカ、いつまでも偉そうにしてんじゃねぇ!」

 

いえいえ、

決してけんか腰ではありませんよ、僕は。(苦笑)

 

もし、本土がずっとアメリカになっていたら・・・

とはいえ、

沖縄、戻ってきてよかったです。

本土、アメリカにならなくてよかったです。

でも何か戻らないものがあるとすれば・・・

日本人としての骨?のようなものか。

「骨」が抜かれちゃった?から、

このままエコノミックアニマル度だけが高まると、

悪く言えば“アメリカ崇拝”度が更に高まるのではって危惧してます。

“アメリカ依存”。

どっちも同じか。(沈)

 

これを書くとまた別の方向にいくので、

また別に機会にでも。(苦笑)

 

そんなことを沖縄返還50年に想ったのでした~

 

ではでは~

 

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