メキシコでは「会社は回らなくても回ってるよ」の巻。(笑)
世にある旅行や海外生活について、
ほぼ毎日行き当たりばったりに、
メキシコ現地から好き勝手に書いている、
ゆるすぎるメキシコブログ【キオテ通信】です。
成田から直行便でたったの12時間、
2022年の夏休み、年末年始の海外旅行、メキシコ観光は弊社におまかせを。
メキシコ在住17年目のメキシコガイド兼ドライバーが、
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育児期間中につき、
投稿が断続的になっております~。
落ち着きましたらほぼ毎日投稿に戻します。
仕事に忠実、が全てじゃない?(苦笑)
👆日本企業で10年以上勤めても「ゆるゆる度」は揺るがなかったメキシコ観光ガイドの岩﨑功です。(笑)ちなみに持っているのもちろんテキーラです。
ヤフーニュースにイタリアのバカンスと会社事情の話題👇が出ていました。
私「1カ月バカンス取っても会社回るって、イタリアはスゴイね」→出身同僚「全然回ってないよ笑」→やっぱりすごい!(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース
この話題については、
僕の「ゆるすぎるメキシコブログ」にも何度か書いてきたと思いますが、(苦笑)
僕にはあるあるな話だったので特に違和感なかったんです。
ま、ヨーロッパの場合は、
フランスとか、
そういう長期休暇を「みんな一斉に」取るという習慣があるらしく?
バカンスシーズンは街中は閑散としているとか。
メキシコはそこまではないんですが、
いや、正しくは業界によりますが、
「長期休暇を取る」については、
メキシコでも「普通」なこと。
僕の妻というか嫁というか奥さんというか女房は金融業界なんですが、
曰く、特に12月に入ると徐々に人が減り始め、
最後の2週間ぐらいは殆ど誰も事務所にいないようです。(苦笑)
「長期」も定義によるとは思いますが、
ココでは「2週間以上を連続して取る休み」としましょうか。
というのも、
どうも日本の会社では「たった1週間」、
平日月曜日から金曜日まで5日間連続休暇を取るのも「難しい」、
と聞いています。
友達がメキシコに遊びに来てくれたんですが、
「休暇を取る権利はあるのに取るのが大変だった」
と言っていました。
お客さんからもそう仰られることもあり、
満更レアなケースでもなさそうな感じ。
ちなみに僕の弟ももうここ12年ぐらい兄を訪ねにメキシコ来てなくて、(苦笑)
理由はおんなじ。
「仕事があるから」と。
ちなみにその「仕事」とは、
僕らのメキシコの結婚式にも来られないほどだったようで、
兄の僕はその弟の日本の“立派”な会社についてボロクソ貶しまくったのでした。(怒笑)
「親族の慶弔行事への参加もできないあんたの会社、オワコンだよね」って。(苦笑)
👆これだって、
週末を二つ使って、
月曜日から金曜日までたったの5日だけ休みが取れれば、
余裕でできたこと。
それすらできない職場環境なんて僕にとっては・・・(沈)
てか、
人間が働いている以上、
不慮の事故みたいなのも起こり得るわけじゃないですか。
そういう時に、
欠員分をバックアップできないって、
そもそも会社のリスク管理としてアウト、
だと思うんです?
なんて言いながら、
今の僕もワンオペなので、(苦笑)
体調・安全管理には、
普通以上に気を遣っております。
そう、だから、
病欠に比べたら休暇なんかちょろいもので、
突然じゃなくて、
ちゃんと何カ月も前から計画できますよねぇ。
しかもその「たったの平日5日間」のために。
ちなみに「5日間」と書いているのは、
日本の事情に合わせているからであって、
メキシコでは最低その倍の「2週間」です。
僕は大体一度に2週間半取ってました。
しかも有給以外にもたまに「欠勤」もして、(苦笑)
「給料いらないから木・金休みまぁす」と言って週末を使って4連休にし、
アカプルコやベラクルスのビーチやら、
イダルゴの山中にキャンプしに行ってました。(笑)
もちろん、
他の人にあまり迷惑が掛からないように準備はしますが、
もし仮に何かあってもバックアップしてもらえるよう、
日頃から仲間をつくっておくとかですね。
たまにごはんを奢ったりしながら。(笑)
はい、その逆もありです。当然。
仲間が欠勤すれば、
「しょうがねぇなぁ」と思いながらも、
「お互い様」ということで今度は自分がバックアップ。
逆にご飯も奢ってもらい。(笑)
そんなふうにですね、
休みばかり取って旅行していたから、
今こんな風にメキシコ観光ガイドできている、
というも一理あったりして。(苦笑)
結論。
日本⇒「バカンスをとっても会社が回るイタリアってスゴイ」
イタリア⇒「いや回っていない」
メキシコ⇒「回っていなくても回る」(笑)
亡くなられた安倍さんが取り組まれた「働き方改革」。
ちゃんと年に5日間の年次有給休暇の取得が義務付けられています。
たぶん、
まだまだ休み申請の際には後ろめたさを感じる人が多いと思いますが、
堂々と取得することが、
「健全な」労働環境、
「健全な」社会への一歩になるはずです。
ざっくばらんに普段から社員間で話し合うことも大事ですよね。
みんなで「せぇの」で始めれば怖くない、のでは?(苦笑)
僕はたまに日本にひょろっと帰ることがあって、
最初はどこもサービスが良くていい感じがするんですが、
だんだんと息苦しくなるんですよね・・・文字通り。
サービスを受ける側がそうだから、
提供側は「もっと息苦しい」はず?
でもみんなで「そういうもの」って思い込んでいるから、
突然外国で仕事なんかすると発狂する人が出てくる気がします。(苦笑)
「あーこの店員さん、そんなつくり笑顔しなかったら、
どんなに楽な事だろうか」とか、
「朝、挨拶を練習する時間があったら、
ご家族と10分でも一緒にいる時間が毎日増えれば、
毎日もっと楽しいんじゃないのかね」
なんて感じ始めるひねくれた僕。(苦笑)
この働き方改革が本質的な改革となって吉となるのか。
それともまた一つ「ルール」が出来て、
また一つ雁字搦めが増え、
逆に息苦しさが増し凶となるか。
僕としてはですね、
ルールをまた増やすよりも、
一人一人が、
もうちょっと「ゆる~い社会」を認め合うのが得策だと思うんですよね。
そんなこと言うと「競争力が落ちる!」っていうゆるくない人も出てきそうですが、
もう少しリラックスすれば逆に生産性も上がったりしてねぇ。
休めばみんなお金使うし、
いろんな違った経験もできるし、
家族、お友達とも過ごせて楽しいし、
良いじゃないですかね!?(笑)
はい、
そんな単純な話じゃないです。
全部含めて、
僕には「メキシコ生活」は快適です。(笑)
ではまた~
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