【500年前の今日】メキシコシティ中心部の地中に2kgの金塊の謎。
#メキシコ 在住20年、
「メキシコの素顔を世界に!」 をモットーに、 メキシコ旅行の政府公認ツアーガイド兼ドライバーをしています岩﨑コウです。 今日もメキシコから書いています~メキシコシティ中心部の地中に金塊が。

👆人類博物館にある実物の金塊
世紀の大発見: メキシコシティ中心部で見つかった金塊
1981年3月13日に、 #メキシコシティ 中心部で世紀の大発見があったのです。 多分、他国でもニュースになったはず?ですので、記憶にある方もいらっしゃるかも知れません。 メキシコシティ中心部で、金塊が地下4.8mから発見されたのです。 重さ1.93キロ、長さ26.2㎝、幅5.24㎝、厚さ1.4㎝。大ニュースの背景: メシカ帝国とスペイン人の戦い
でも何でそこに金塊が埋もれていて、しかも大ニュースになったのでしょう? 先月5月20日にメシカ( #アステカ )の首都テノチティトランでの大虐殺があったと書きました。今から500年前です。
金塊発見とスペイン人の逃亡
このスペイン人達が逃亡した道というのが、現在のメトロポリタン大聖堂の裏にあるタクバ通りです。タクバ通りを西へ逃げました。






発見された金塊の歴史的証明
発見から39年間、真相は謎に包まれていましたが、今年1月、調査により当時のメシカの遺物にある金の組織と一致し、晴れてスペイン人が略奪した金塊の一つである事が証明されたのです。 併せて、金塊を隠そうとした形跡が見つりませんでした。箱なり、袋なり、隠すための工作がされておらず、それにスペイン人の逃亡路が合致したのです。 これが一般的にノォチェ・トゥリステ=Noche triste(悲しき夜)と呼ばれる出来事で、ちょうど500年前の今日1520年6月30日に起こりました。 ところで、このNoche triste(悲しき夜)は、スペイン人の立場から見たもので、皇帝クイトラウァック(Cuitlahuac)率いるメシカ側からすれば、これは【勝利の夜=Noche victoriosa】なのです。 この金塊が、その出来事の唯一の物質的証拠であり、その重要性が極めて高いのです。 ちなみにタクバ通りには、美味しいメキシコ料理店もあるので是非歩いてみてください~(笑) ではでは~ [su_button url="https://mexicoct.com/category/blog/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc="バックナンバーはこちら!"]メキシコ発【キオテ通信】[/su_button] 一番下に関連記事が表示されるようになりました~ 画面を一番下👇👇👇までスクロール~ 【お一人のお客様同士のライドシェア】 [su_button url="https://mexicoct.com/rideshare/" style="flat" background="#ce608d" size="5" radius="round" icon="icon: chevron-right" text_shadow="0px 0px 0px #000000" desc=""]お得なキオテのライドシェア詳細はこちら[/su_button]SNSにてメキシコの写真と動画を多数アップしています!
#MexicoCompleteTravel
20年近くメキシコの社会にどっぷり浸かり生活している私から見た「メキシコの素顔」を、文章、写真、動画でご紹介しております。 ぜひフォローをお願いします!View this post on Instagram